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深夜のメカサンマさん捕獲作戦!
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【真・捕獲作戦】
「真打ち登場だ……!!」
299号線のど真ん中で、
東中居 陽二
がニヒルに笑う。
「ねこったーの速報では、ローションまみれになってるらしいな。……何があったんだよ、マジで?」
待ち伏せしていた彼に、先程のカオスを想像することはおそらくできないだろう。
「メカサンマが来る前に私物を設置しておくか。カッターと携帯と髪ゴムで三角形を作ってっと、うし、準備完了!」
東中居のろっこん『俺の聖域』は、私物で囲った範囲に自分が許可したモノしか入る事が出来ない結界を張ることができるのだ。
「あとはメカサンマが来るのを待つだけだな、って来た来た!」
胴体滑走しながら、リュージュやボブスレーといった滑走競技の要領で器用にカーブを曲がるメカサンマさん。
「もうなんでもアリだな! だが、それもここまでだ! ろっこん「俺の聖域」発動!」
地面に手を置くと、私物を支点に光る壁が東中居を包囲する。
「メカサンマの胴体の進入は許可! ただし、メカサンマの脚部は進入不可だ!」
本物の魚雷の様に真正面から突っ込んでくるメカサンマさん!
……東中居は誤算をしていた。
確かに、脚部の侵入を阻止すれば行動阻害はできるだろう。
二足歩行の状態ならば!
でも、胴体滑走の状態にて胴体の侵入を許可したら、どのようなことが起きるのか?
……結果、結界内に胴体が突き刺さり、東中居は押し出されて吹っ飛んだ。
「こんなの聞いてねー! ねー、ねー、ねー、ねー、ねー(ドップラー効果)」
吹っ飛ばされながら東中居は見た。
結界が消滅する瞬間、メカサンマの足が引っかかり、彼の体がちょっと浮いた。
その時!
ガシッ!
メカサンマさんはなんと、両手両足を地面に付け、まるで爬虫類のように4本足で走行を始めた!
神魂が憑いた人工知能が急速にレベルアップしている証拠である!
尚、分かりやすく図式にすると、こうである。
┌(┌^o^)┐
……お分かりいただけたであろうか?
吹っ飛ばされた東中居は宇佐見のリアカーに拾われ、共に終点の星が丘へ向かう。
宇佐見の体力も終点が近い……。
レースに戻った御剣のもとへ、金髪少女2名がバイクに跨り並走を開始。
「やっと見つけたわ。ハァイ、刀。調子はどうかしら? って、なんでベトベトなわけ?」
「俺が知りたい!」
ブリジット・アーチャー
はマイク片手に御剣へインタヴューを行う。
もう片方にはデジカメを握り、バッチリ撮影中だ。
御剣、四つん這いになったメカサンマさんの速度低下によって、徐々にその差を詰めてきていた。
「もうすぐゴールの星ヶ丘ね。本当ならバイクじゃなくてヘリを使おうとしたのだけど」
と、ここでブリジットは唇を尖らせて不満を漏らし始める。
「星ヶ丘の寮生なら自家用ヘリぐらい持ってるのにも拘らず、この島のヘリポートは警察署と消防署のみっていうのよ? しかも平時ろくに使用していないのに『一般人の使用はご遠慮下さい』ですって! 学校や寮にもヘリポートがあってもいいと思うわ!」
(※あくまでもブリジット嬢の見解です。星ヶ丘寮の寮生全員がヘリを持っているわけではありません)
「金持ちの考えは分からないけどよ! ようやく見っけたぜ、メカサンマ!」
ブリジットを乗せている
難波 辰
こと辰奈は、ねこったー情報を頼りにフルスロットルでここまで飛ばしてきたのだ。
そのドライビングテクはなかなかのものだったと明記しておく。
「会話が通じるんだって? なら試してやる!」
辰奈は胸元のシャツを肌蹴させ、揺れる胸を見せ付けながら挑発する!
「HEYHEY! そこのサンマ野郎! 辰奈に騎乗しない? 性的な意味で!」
バイクに跨ったまま、腰のラインを強調する。
辰奈のセクシービームが辺りに照射され、後続の男性陣のやる気が3倍まで高まった。
だが、メカサンマさんは一向に動じない。
『ビ●チ キョウミ ナイ!』
「ぐふっ」
辰奈の心に痛恨の一撃!
「そっちが騎乗しないなら、こちらから騎乗してやる!」
辰奈はハンドルを放してメカサンマさんの上に飛び移ろうとする!
しかし、ブリジットに制止されてしまう。
「ちょっと!? 私、免許ないんだけど!?」
だがその制止すら振り切ろうとする辰奈。
「大丈夫や! 気合で何とかなるって!」
「そんなアバウトな事で運転できないわよ!」
バイクの上で押し合いへし合いになる2人。
辰奈が上半身を乗り出し、それを抑えようとしたブリジットが誤ってバランスを崩す!
「きゃあ!!」
ああ! まさかアスファルトに叩き付けられてモザイク処理が必要な展開に!?
ブリジット、絶体絶命!
『Come on !!!』
なんと! メカサンマさんがブリジットを自らの背に乗せ、転落から守ったではないか!
「う、嘘?」
信じられないとばかりにその背中に跨るブリジット。
すると、突然メカサンマさんのモノアイが点滅しだした!
『Fire!!!!!』
四足から二足歩行へ!
器用に背中から両腕へブリジットを抱きかかえると、またお姫様抱っこで爆走を開始!
「ちょっとー!! どういうことなのー!?」
パニックになるブリジットの問い掛けに、後続のメンバー全員が同じ事を思った。
「「どうしてこうなった!!」」
所変わって、星ヶ丘とシーサイドタウンの境目にある雑居ビル屋上。
今夜も
白浜 渚
は歌を歌うためにここへやってきた。
眼下には何やら騒がしい事が。
でも、白浜には関係ないこと。
「今宵も、こっそり歌います……」
小さな身体からは想像できないような声量が、真下の道路まで聞こえてくる。
誰にも見られたくないはずなのに。
彼女は人に見られるリスクを背負いながらここで歌う。
その真意は、彼女のみぞ知る。
感情が高ぶり、つい無意識にろっこん『共心スル歌声』が発動してしまうのはご愛嬌。
……これが更なるカオスを呼び込むことになっても、彼女は気にも留めずに歌い続ける!
「ん、また歌が聞こえるぜ……」
見条が何処からか聞こえてくる歌に思わず耳を傾けてしまう。
すると、彼女の心のそこから、ある衝動が湧き上がってきた。
「速く、もっと速く! 俺はもっと速く走るんだ!」
くわっと目を見開くと、自身のろっこんへさらに意識を集中させ、限界まで力を振り絞っていく!
見条だけじゃない。メカサンマさんも、メカサンマさんを追い掛けている面々も、やたらハイになって暴走していく!
「いえーい! 僕も走り屋としてメカサンマさんと爆走しちゃうよー! ハァンッッッ!」
ハイになった回転院がプリマドンナのごとく、回転しながらトップへ躍り出る!
もうレースなんて関係なく、ひたすら走り続ける猛獣と化す面々!
だが、次の瞬間、今度はたちどころに足が止まってしまう。
回転院はフラフラになりながら必死に前を行こうと踏ん張っている。
「うおお、たまちゃん、すごく眠くなってきたァ~」
「子守唄、だな、これは……、むにゃむにゃ」
鈴木は堪らず船を漕ぎ出す。
メカサンマさんはというと?
「ヤルキ デナイ……」
機械は眠ることができないせいか、走る意欲がごっそり削られているようだ。
ダラダラと流すように走っている。
今が捕獲のチャンスだろう。
でも、急に襲い来る睡魔に寝子高生たちはあと一歩が出ない!
実にグダグダな追跡がしばらく続くことになる。
「やっぱり黒幕のもれいびがいるみたいだね」
こみ上げてくる眠気に耐えつつ、
逆巻 天野
は歌声を遮断するべくヘッドフォンを装着した。
聞こえてきた方角を確認すると、ねこったーで呟いた。
【〇〇ビル屋上からメカサンマ捕獲劇がよく見えるよ。気になる人は行ってみたら?】
「これでよし」
逆巻は
旅鴉 月詠
に声を掛ける。
「チョーク、ありがとう。お陰で僕も魔法陣が書けるよ」
「気にするな、逆巻。目的は一緒だ。今夜は共同戦線を張ろうではないか」
そこへ電柱とガードレールの間にゴールテープ型のワイヤートラップを仕掛け終わった
桜崎 巴
も会話に混ざる。
「男手があって助かったさ、逆巻。旅鴉も手伝ってくれて助かったよ」
「なに、礼を言われるまでもない」
旅鴉は目を擦りながら前を見据える。
「御剣は策を打ち損ねたか。仕方がない、私自身がやるしかない」
「というか、予想以上にカオスになってるみたいだねぇ……」
欠伸を噛み締め、桜崎も今や遅しとメカサンマさんを待ち構える。
「僕たちで止めよう。必ず、ね」
一見やる気のなさそうな逆巻だが、その瞳に静かな闘志を燃やす。
いよいよ、クライマックスである!
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担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月26日
参加申し込みの期限
2013年06月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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