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深夜のメカサンマさん捕獲作戦!
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【トラップターイム!】
「今日はこっちまで足伸ばして正解だったな」
空里花・J・見条
は今宵も真夜中の散歩を満喫中だ。
しかし、彼女の目的はもう1つあった。
「……あの高速で走る謎の物体、また会えるか?」
先日遭遇したメカサンマさんの邂逅を何処かで期待していた。
そしてそれは直ぐに実現する。
『Just do it !!!!』
謎の英文を発声しつつ見条の目の前を通過していくメカサンマさん。
「おい! なんだ今のは! あれは……、サンマ? だが、なんてスピードだ!」
その後続には、必死の形相で追い掛けるチャリンコやらバイクの集団。
中には本物のサンマさんまでいる。
見条はサンマさんが乗るバイクを呼び止めた。
「なぁ、一体何の騒ぎだ?」
バイクに乗っていた八神が答えた。
「見ての通り、メカサンマさんという暴走メカを捕まえようとしてるんだ」
これに見条はニヤッと笑みを浮かべる。
「おもしれー! ちょうどヒマしてたトコだぜ! 俺もちょっと追いかけてみるか!」
見条はスゥゥッと息を吸うと、あらん限りの力で叫んだ!
「スタァァァンッバイッミイィィィィーッッッ!!」
その直後、見条の背後から音もなく無手の剣闘士の霊が現れた!
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
「な、なんだっ? 背後霊か!?」
八神が目を見開いて驚く。
サンマさんも「こいつはイリュージョンだぜ!」と感動していた。
「これが俺の力ッ! 『傍に立つ者(スタンド・バイ・ミー)』ッ! メカサンマ、捕まえるのは――」
見条の目が鷹のように鋭くなった!
「俺のろっこんだッ!!」
とうっと見条は飛び上がると、無手の剣闘士の霊の背中におんぶされて走り始めた!
「俺の足じゃ追い付けねーけどよォォ~、俺のろっこんならッ疲れを気にせず走れるぜッ!」
見条の言葉通り、呼び出した無手の剣闘士の霊の足取りは力強くも非常に軽やかだ。
呆然とその背を眺めていた1人と1匹だったが、慌ててバイクに跨り追跡を再開し始めた。
伊賀はねこったーで『メカサンマ、依然逃亡』の情報を確認。
「僕のトラップが役立つ時が来たね」
彼女はガソリンスタンド店員のような帽子にツナギと言う格好でスタンバッていた。
勿論、トレードマークの白衣は欠かせない。
程なくして、メカサンマさんがこちらへ向かってきた。
「はいはい、どうぞ左手へ~」
伊賀が点灯するパイロンを目印にメカサンマさんの誘導を試みる。
その先には、『ピットインはこちら』と書かれた看板が!
「今ならオイル交換・各種点検無料だよ」
何故かアシスタントとして
竜造寺 洸
もその場にいた。
『Realy!?』
なんと、メカサンマさんは無料の宣伝文句に反応した!
吸い寄せられるようにピットインするメカサンマさんに、伊賀は思わずほくそ笑む。
「メカサンマさんが日本人の心を持っているならばッ! 無料やサービスという言葉に弱いはず! そしてそれは証明されたッ!」
伊賀は親切丁寧にメカサンマさんをランニングマシーンまで誘導。
ようやくここで維都月と鈴木が解放される。
「た、助かったぁ……」
「フハハハ! なかなかいい走りっぷりだったぞ!」
それぞれ両極端な感想を漏らした。
「では、早速点検するよ」
伊賀は工具を引っ張り出すと、本当にメカサンマさんのメンテナンスを始めたではないか!
「ふむふむ……。簡素な構造の割には強度は高いようだね。意外と痛みがないのに驚きだよ」
データを取りつつ、真剣にメカサンマさんを整備する伊賀。
「すげー! 現代科学でここまでできるのか! あ、ここ緩んでるな、よいしょっと」
竜造寺も修復出来るところはとことん行うようだ。
「おや? カメラの回路が焼き切れてるね。ここはこうして……と。うん、視力が2.0まで回復したんじゃないかな?」
意味不明な発言もしつつ、伊賀がオイルを関節部分に注入。
だが、ここで罠が発動する。
伊賀は脚部に差すオイルの代わりに、粘度の高いジェルを注入!
『Hum……??』
メカサンマさんも違和感を感じたようだ。
「キミ、だいぶ足腰にガタがきてるね。どうだい? 一度止まって僕に診せてくれないか?」
「つまり、バラしていいってことだよな!?」
ジャキンッと工具を伊賀と竜造寺が見せ付ける!
『OH MY GOD!』
メカサンマさんは怯えるようにピットから飛び出していった。
だが、その走りはかなり衰えたものとなっていた。
「うん、作戦成功だ」
伊賀が満足げにひと仕事終えた顔をする。
「あの走りじゃ全開時の半分もみたないだろうな! これで捕獲しやすくなるぜ!」
竜造寺も満足げに見送っていた。
それを維都月が首を傾げて呟いた。
「あの、ここでずっと足止めしておけば、楽に捕獲できたんじゃ?」
――核心を突いた発言に、伊賀と竜造寺は思わず目を背けてしまった。
このあと、伊賀、鈴木、維都月、竜造寺は宇佐見のリアカーに収容されることとなる。
シーサイドタウン、299号線のちょうど中間地点。
浮舟 久雨
は
初島 優
からの連絡を受けていた。
「浮舟さんー、メカサンマさんの位置情報をキャッチしたよー。今から情報を送るねー」
「う、うむ。分かった」
浮舟は送られてきたメール内の位置情報を四苦八苦しながら操作・閲覧する。
「なんと、もう間もなくここに来るじゃないか」
どうにか確認すると、最早目と鼻の先の位置である。
そうこうしているうちに、赤く輝くモノアイが接近してきた!
浮舟は愛用の銀色の自転車(カゴ付き)のペダルに足を掛ける。
「……来た。あれがメカサンマか。……ええい、自棄だ!」
浮舟はメガホンを口元に当てると、メカサンマさんへ向けて挑発を開始。
「メカサンマとやら! 島一番の最速の誉れと謳われたこの私と勝負をしろ! どうした? 貴様の自慢の足は車輪にも劣ると言うか! そうでなければ、証明するがいい! 来い!」
メカサンマさんはモノアイで浮舟を捉えると、グンッと速度を上げて向かってきた!
浮舟も反応してスタート!
「追って来たか! やはり早い……!」
伊賀の妨害工作によって出力は落ちているとはいえ、それでもまだまだ健脚ぶりを発揮するメカサンマさん。
「さぁ、来い! その程度か!?」
挑発を繰り返したのが功を奏したのか、一旦299号線を脇に逸れた道へ誘い込むことに成功する。
(あの怪物とまともに勝負する気はない。準備してある罠までの誘導さえ完遂すればよいのだからな!)
だが、挑発に乗ったのはメカサンマだけではなかった。
「「最速は俺だァ!」」
御剣と冴木が
己の脚で
追い縋ってきたではないか!
自転車組を置き去りにする鬼気迫る執念だ!
御剣は自分の走る勢いを殺さないよう、カーブの内側へ身体を傾け重心を内側へ持っていき、走るラインが外へふくらまないように走っている。
今日のために299号線を走り込んだのは伊達ではない!
「負けない、絶対に負けない! 何が何でも負けない!!」
一方、冴木は維都月の“モモ”が拝めずに消耗していたが、目の前に現れた浮舟を見るやいなや、彼のパッションが弾け飛んだ!
「浮舟ー! 俺だー! その男装の下のおっきなおっぱいを揉ませてくれー!」
「断るッ! というか、2人は呼んでいない!」
挑発が仇となった瞬間である。
メカサンマさんの横に並んだ冴木は、ニヤニヤしながら囁きかけた。
「ヘイ、メカサンマ! 実はメカサンマガールなるものが作られているらしいぜ! 男なら興味あるだろ?」
「オレ キョウミ ナイ!」
「なん……だと……?」
女性に興味がないと言い放ったメカサンマさんに、冴木はこう結論付た。
「まさかのボーイズラブ!?」
「NOOOO!!!」
メカサンマさん、凄く拒絶してらっしゃる……。
と、その時、脇から自転車が飛び出してくる!
「横道に逸れたら真央ちゃんと勝負できないのだー!!」
後木 真央
が追い掛けてきた!
彼女は律儀に【この先、
後木 真央
との100m走を勝負しされたし、メカサンマさん!】という看板を掲げて待機していた。
だが、眼前で急に脇道に逸れたメカサンマさんにショックを受け、必死に追い掛けてきたのだ!
「次の下り坂もなかなかの坂なのだ! そこで勝負なのだ!」
勝手に勝負を進める後木へ「ちょっと待てよ!」と男子2名のクレームが入る。
……これでは収拾が付かない。
「考えろ、考えるんだ!」
どうしてこうなったとカオスを嘆きながら、彼女のろっこん『浮かぶ瀬は瞬刻にして』が発動!
導き出された答えは……?
「単純明快! 『変態と変人から逃げる!』……それだけだ!」
浮舟、本日最大馬力をここで発揮!
皮肉にも迫り来る変態と変人が引き金になるとは思いもよらなかっただろう。
そんなことなど知る由もない冴木はろっこん『性春パワー!』を発動させる!
「幼女とおっぱいの為ならどんな艱難辛苦でも乗り越えられるんだよ! でっぱい、おっぱい、ちっぱい、どれも俺は揉みたいよォ!」
夜空に響く彼の性癖暴露。これが彼のろっこんの発動トリガーなのだが、実に残念である。
その代償として、彼は俄然スピードを上げていく。
当然、身の危険を感じた浮舟は、ドン引きしつつ全力でペダルを漕ぐ!
「よし、今だ! 地下帝国に幸あれ!!」
浮舟は急ブレーキを掛けると、慣性の法則で身体が前に投げ出された!
「士! 空音! あとは、頼んだー! だー、だー、だー……(ドップラー効果)」
鳥のように夜空を舞う浮舟の犠牲を無駄にしないために、2人はズルズルでヌメヌメのブルーシートを道路いっぱいに広げた!
「士くん! お願い!」
「任せろ、桃原!」
邪衣が短く深呼吸し、指を3回パチンと鳴らす!
絶妙のタイミングで邪衣はろっこん『天の救い』が発動し、周囲は局地的な濃霧に見舞われる。
「なんなのだー!?」
最初に突っ込んできたのは、下り坂ノーブレーキで突撃してきた後木!
ずるんっと見事にスリップし、彼女もまた夜空に瞬く星になった。
「士ちゃんがいるのだー! まさか熊殺しに飽き足らずサンマスレイヤーになるつもりなのかー、かー、かー、かー(ドップラー効果)」
邪衣は小さな声で「んなわけないだろ!」と突っ込んだ。
冴木もそのままシートへ突撃し、思いっきり後頭部を強打!
「おぶっ! おっぱいがいっぱいー!」
ろっこんで加速していた分、ダメージが大きかったようだ……。
御剣まですっ転んで背中を強く打ち付けてしまう。
その上を、足を取られたメカサンマさんが魚雷のように突っ込んでくる!
「アーッ!!」
御剣、跳ね飛ばされたお陰でシートから脱出できたが、色んな意味でダメージを被った。
旅鴉から預かっていた粘着テープの絵もグズグズで使い物になりそうにない。
「ほよよ!? 胴体滑走とか反則なんだよ!」
桃原が驚愕するのも無理はない。
ヌルヌルなシートの上でローションまみれのメカサンマさん。
その表面摩擦力は極端に減少!
すっ転んでも慣性の法則によって、新兵器『サンマ魚雷』として加速し続けていた!
「マズイな。骨削たちに連絡だ!」
邪衣は作戦失敗を悟ると、シートを桃原とともに畳んで星ヶ丘方面へ急行する。
「ところで桃原。星ヶ丘はこっちか?」
指差す方向は大海原だった。
「もう士くんは『特技:迷子』でいいと思うよ!?」
桃原は邪衣の手を引っ張っていった。
ちなみに、吹っ飛んだ浮舟・後木は後続の宇佐見が回収し、リアカーで搬送することに。
怪我人は宇佐見のろっこんで癒していく。
「やべぇ、まさかここまで無茶する奴が多いとは思ってなかったぜ……」
一晩でぐったりしている宇佐見。大丈夫か?
同じくすっ転んだ冴木は、吹っ飛ばされずにモロにシートへダイブしたためか、全身ローションまみれで「リアカー汚すなよ」と宇佐見が困惑。
女子一同からも「服が汚れる」と苦情が上がったため、冴木はこの場で脱落することになった。
「ちょ、最後までどいひー!!」
彼は泣きながら猫鳴館へ戻っていったとさ……。
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月26日
参加申し込みの期限
2013年06月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月02日 11時00分
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