this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
深夜のメカサンマさん捕獲作戦!
<< もどる
1
…
9
10
11
12
13
つぎへ >>
【丑三つ時】
「うわあああ! 大遅刻だよ! でもラッキーだよ!」
千鳥 雅人
が機材を抱えて、とある雑居ビルの屋上へ向かう。
途中までは捕獲劇を撮影していた千鳥は、いつの間にか白浜の子守唄で寝てしまった。
そのまま夢遊病スキルで自然とこのビルまでやってきたのだ!
その後、すぐさまねこったーのリツイートを確認すると、“偶然”目の前のビルが該当する場所だと気が付き、慌てて階段を駆け上がっているところだ。
「とーちゃーく!」
彼のアホ毛が犬の尻尾のようにパタパタ動く。
どうやら上機嫌のようだ。
「ホントは捕獲した後のメカサンマさんをじっくり撮りたかったけど、ブリジットさんに頼まれちゃってるからね……」
カメラマンとしてレース(?)の一部始終を収めるためにも、屋上から星ヶ丘方面の撮影する準備に取り掛かる。
と、その時、誰もいないはずの屋上の扉が1人でに開いていた。
「……おかしいな? 僕、さっきキチンと閉めたんだけどなぁ?」
まさか、幽霊……?
「……終わったらすぐに戻りますからねー」
千鳥はそれ以降、ドアの方を見ることはなかった。
「痛い! もう……、また転んじゃいました……」
白浜は平坦な道で派手に転ぶと、涙目になりながらビルから逃亡していた。
まさか、人がやってくるなんて!
「……どうして? どうして邪魔をしたの?」
ビルの屋上を悲しそうに見上げる白浜。
幸い、姿と顔は見られていない。
聞こえていたのは、自分の歌声だけだ。
「また、別の場所を探さないといけませんね……」
トボトボと白浜は自宅へ帰っていった。
下を向いていたせいで、5秒後に電柱にぶつかることになるのだが……。
歌声がなくなったおかげか、再び走る意欲を取り戻す面々。
だが、既に寝子高生は体力の限界だ。
メカサンマさん、独走状態に!
「させへんで! その子を返せ!」
辰奈がお姫様抱っこされているブリジットへ手を伸ばす。
「はよこっちへ!」
だがブリジットは怯えて動くことができない。
「なら……、これでどうや!」
アクセル1回蒸すと、バイクでメカサンマさんの側面に体当たり!
さすがのメカサンマさんもこれにはたたらを踏んだ!
バランスを崩した瞬間、強引にブリジットを引き寄せる辰奈。
次の瞬間、ろっこんの効果が切れて男の体に戻っていく難波であった。
「大丈夫か!?」
目の前の人物の変わりように驚きを隠せないブリジットだったが、すぐに安堵の表情を浮かべる。
「ありがとう。でも無茶は駄目よ。私が怪我したらどうするの!?」
「憎まれ口叩く余裕があるなら大丈夫だな!」
難波はもう1回体当たりを行おうとする。
だが、バイクの調子がおかしい。
「あかん! ガス欠や!」
急激にスピードダウンする難波のバイク。
「あとは頼んだで!!」
難波とブリジットは路肩にやむなくバイクを停車させざるを得なくなった。
目の前にゴールテープが見える。
「ゴ、ゴールだ!」
御剣が声を上げると、メカサンマさんは吸い寄せられるように向かっていく!
御剣も飛び出し、最終決戦が勃発!
「息する暇があるなら走れ! 足を前に進めろ! 呼吸も休憩もゴールをしてから存分にしろ! 速く、ただ速く! 俺が最速なのだと、誰よりも速いんだと証明するために!」
自らに言い聞かせるように御剣が吠えるッ!
「うおおおおおおおおっ!」
頭の中で撃鉄を落とすイメージを以て加速を使用!
ロケットのブースターのような加速で、あっという間にメカサンマさんを追い抜いた!
そして堂々文句なしの1着でゴーォォォルッ!!
「加速、完了……!」
両手を挙げ今、彼は寝子島最速王の座を証明できたことに歓喜する。
……でも残念だけど、このゴールテープは……。
「おい、すぐに離れるんだよ!」
桜崎の警告虚しく、御剣の身体にワイヤーが何重にも巻き付けられていく!
「うおおお!? 何だこれは!?」
水揚げされた魚のようにピッチピチと暴れる御剣に、桜崎は夜空を仰ぐしかできない。
「ゴールテープに引き寄せられるのは、人間もそうだったねぇ……」
桜崎の失敗に、逆巻の表情が引き締まる。
「結局、僕が頑張るのか」
至極面倒臭そうに彼は描いた魔法陣の中へ入る。
魔法陣は道路を横断するように描かれており、見ようによっては結界のようにも見えた。
八卦図を基調とした細かな模様や数字の描かれた魔法陣が途端に紫の光を帯びていく!!!
「悪いけど、もう好き勝手させないよ?」
「僕の領域(テリトリー)にようこそ」
逆巻のろっこん『裏切りテリトリー』が発動!
「そして、さようなら」
メカサンマさんは魔法陣に足を踏み入れると、180度反転してしまう。
また一歩踏み出すと、また180度反転してしまう。
その繰り返しを魔法陣と道の塀の間でメカサンマさんは“ハマり続けて”いるのだ。
「……昔のTVゲームのバグで、キャラが画面の外枠にハマって動けなくなるあれみたいだね」
伊賀が感慨深げにその光景を観察していた。
その様子に逆巻は魔法陣の中で眉をひそめていた。
「僕のろっこんにも制限時間がある。誰か、この間にメカサンマを止めてほしい」
「だったら俺に任せろ! スタァァァンッバイッミイィィィィーッッッ!!」
おんぶをさせていた無手の剣闘士の霊をメカサンマさんのそばへ再召喚!
「行け! やつのネジを止めちまえ!」
見条のろっこんが真正面からメカサンマさんを取り押さえると、発条を止めようと腕を伸ばした!
だが、ガシッと霊の腕をメカサンマさんは掴み掛ると、ジリジリと押し返していくではないか!!
「何ィーッ? 俺のろっこんが押し負けてるだとォッ?」
「ごめん、僕のろっこんのせいかも」
逆巻は無表情のまま詫びてみせる。
「裏切りテリトリーは全てを『逆さま』にするんだ。だから、本来は発条が消費されるところを、僕のろっこんで完全にフルパワーまで巻き上がっちゃったのかも」
「それマジかよ? やれやれだぜ!」
剣闘士の霊が今にも押し返されそうになったその時だ。
「君、こちらへメカサンマを誘導できるか?」
旅鴉が人差し指で地面を指し示す。
見条は無言で頷いた。
「スタンドバイミー! あっちへメカサンマを投げろ!」
剣闘士の霊がすかさずメカサンマの懐に潜り込むと、腕をとり、腰のバネを使って背負い投げ!
飛ばされるメカサンマ、地面に叩きつけられてあわや大破か、と思いきや。
「角度、着地予測地点、ぴったりだ。よくやってくれたよ」
旅鴉がすっと地面に手をかざすと、地面に大口開けた猫の絵が浮かび上がった!
「何だかんだ色々あったようだが、諸君、もう安心したまえ」
「チェックメイトだ」
まるで猫がメカサンマを丸飲みするかのように、アスファルトへ吸い込まれていく!
完全に吸い込まれると、猫の絵からメカサンマさんの絵へと変化していた。
「封印完了だ。ああ、私以外は近付かないでくれ。封印が解けてしまう」
旅鴉はその場に座り込むと、スケッチブックに絵と成り果てたメカサンマさんを素描し始めた。
「アガサ、サンマ、しばらく待ってくれないか? せめて、この絵が書き終わるまでは」
真剣に描き続ける旅鴉を誰も止めようとはしなかった。
こうして、無事にメカサンマさんは捕獲完了となったのだ!
<< もどる
1
…
9
10
11
12
13
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
深夜のメカサンマさん捕獲作戦!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年05月26日
参加申し込みの期限
2013年06月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!