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【星幽塔】第十一階層 極圏のハレーション
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「……うええ、巨大な芋虫みたい~」
それまで戦意を高揚させていたメリィ、その姿を見て、僅かに気分を沮喪させる。
確かに「そいつ」は、全体としては龍の姿を保っている。
が、その肉体には、あまりにさまざまの要素が混交していた。
長い首を持つ頭部。
体の部分は節くれだって、それぞれの部分が独立している。
ある部分は漆黒の皮膚、ある部分は骨が剥き出し。
ある部分は金属と融合し、ある部分はぬめぬめとした体液に覆われている。
数十年前のゲームでは、長い体の生物を表現するのに円をつなげて表現したことがあった。
古いゲームの知識を持つ者は、それを想像した。
「ドラゴントレイン……どう見ても芋虫じゃねーか!」
たまらず突っ込みを入れる刀。
そのままスノーボードで雪を巻き上げ、慎重にドラゴンと並走。
「――」
傍らで
水上 桜
がクロスボウを構える。
もっぱら星幽塔で、弓を得物にしてきた彼女。
相手の動きを予測したり、軌道を計算したり、さまざまな技巧を駆使し、皆をフォローしてきた。
今回の大物を相手にしての桜の戦略は「一撃離脱」。
冷徹に、相手を躱しつつ、確実に一撃を与えていく。
鷹の瞳。
猛禽の爪。
正確に屠るスナイパー。
それが彼女が自分に課した役目。
(短気な性格は、抑えていかないと……)
ゆっくりと滑りつつ、腰だめにしてクロスボウの一撃。
命中を確認し、即座に戦線離脱。
メリィ、刀らがドラゴントレインに並走しつつ、牽制。
上空からグロッグ、アリス、悠月らがトレインの進行方向を確認しつつ、攻撃を仕掛ける。
いずれも、効果的な一撃を与えることはできない。
常に移動するターゲット。
――うまく、此方の望む状況を作らなければ……。
腹部から現れるワイバーンは、レグルスとグロッグが一体ずつ処理。
決して相手の有利な状況には針を動かさない。
とはいえ、相手の攻撃は苛烈を極める。
距離を詰めれば、どのような形状なのか、鋭い鉤爪が襲い掛かってくる。
氷結した水球が飛来し、骨の手が腐食の一撃をくわえる。
それらは全て、刀の見知った攻撃だった。
だが、知ったところで躱しきれるわけではない。
「あちちちっ!」
ブレスのあおりを受けたメリィ、慌てて飛び退ける。
毛布の焦げる、嫌な臭い。
その時背後からふわりと風が吹き付け、メリィをペルラのもとへと誘導。
「大丈夫ですか!」
声をかけるリリエル。
彼女は風の力を駆使し、一同の移動を支援していた。
(飛んだり滑ったりするなら、風の力で支援できるはず!)
自分の力で何ができるか、どこまでできるかやってみたい――彼女の望みであった。
得意の風の魔法を駆使。
一同が戦場から離脱したり、陣を展開するのを防ぐ。
敵が氷嵐を繰り出せば、風を巻き上げて威力を弱める。
炎の吐息も、風の壁で遮蔽する。
「メリィちゃん、私も手伝います! 風の力よ、守って!
「ありがと、リリエル!」
友人の的確で冷静な判断に礼を言うメリィ。
ペルラの治癒にも感謝して、眼前に針葉樹林が広がるのを確認する。
――あそこならっ!
前方に疾走、戦線を離脱し、林の中に姿を消す。
(とりあえず、問題はありませんね……)
ペルラはメリィの無事を確かめ、そのまま後衛に退く。
回復の主軸となるペルラ。今回彼女は徹底した「迅速な回復」を課していた。
非力な彼女。敵の攻撃をまともに受ける訳にはいかない。
自分が崩れたら、回復するものがいなくなる。
あえて他の人に盾になってもらうとしても、自分は後衛に下がる。
相手の死角を探し出し、自衛を徹底。
攻撃を見極め、回復のタイミングを冷静に見出す。
サキリのろっこんをコピーし、短距離の瞬間移動能力を得た。
さらに、翼を利用してのアクロバティックな跳躍も、必要なら行う。
自分が常に、安全な位置を保つために。
(……)
ペルラにとってみれば、苦渋の決断。
苛烈な過去を持つ彼女。本当ならば、人の傷つくところは見たくない。
自分が躰を挺して、相手の犠牲になるべきなのだ。
だが、そのように心のままに振舞っては、今回の戦いは崩壊してしまう。
皆を、信頼するのみ……。
手にしたウッドシールドを、握る手に力がこもった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
ZZZZ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
21人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年04月22日
参加申し込みの期限
2017年04月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年04月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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