【星幽塔】第十一階層　極圏のハレーション｜リアクション

【星幽塔】第十一階層　極圏のハレーション

　漆黒の夜景を映じて、水面が静かに揺れる。
　巨大な遺構の影が、風に吹き散らされる。
「神威まで、動いたようだね……」
　思いつめた表情で、少年が一人ごちる。
　第二階層のアステリズム、アヴィケンナ。
「どうやら状況は、ずっと切迫しているらしいよ……」
　振り仰げば、蒼白い月が煌々と照っている。
「また、この階層みたいなのを増やすわけにはいかないだろう。
　ねぇ、聞いてるかい？　そろそろ『アステリズム会議』招集の時期じゃないんですか」

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あとがき

担当マスター：ＺＺＺＺ
ファンレターはマスターページから！

ありがとうございました！

困難な敵の撃退というミッションでしたが、考え抜かれたアクションの数々で、
攻撃、防御、回復ともに充実しておりました。
今まで入手したアイテムも惜しげもなく投入され、意気込みが伝わってまいりました。
作戦にも、キャラクターの信条が強く反映されたものが多く、マスタリングにも力が入りました。
最終的には「完全に暴走してしまったら敗北」くらいの心算でおりましたので、
多少の被害が出たにしても、大成功と呼んで差支えのないものになっていると思います。
お疲れ様でございました。入手アイテムなどは個別のあとがきに譲らせていただきたいと思います。

「覆面マスターとして、ガイドを提出したい」と申し出たのは私でした。
本来の私の名義は、さほど厳しくない判定で楽しく遊んで頂くのが信条でございましたので、
困難なミッションでは、別名義のほうが緊張感をもってマスタリングができるという考えがございました。

ですが、一番の理由は、
「らっかみ！」で、プレイヤーのみなさんに常にドキドキしてほしい！　という気持ちでした。

パラメータがない破格のゲームスタイル、
世界をみんなで勝手に作ってしまう破格の世界観、
本来課金するアイテムを自分で配布できてしまう破格のシステム、
こうした、意外性にあふれた世界の、星幽塔というキャンペーンのなかで、
最後の最後まで、プレイヤー様の意表を突き、びっくりしてほしい。
こうした思いつきに、一も二もなく賛同していただいた運営様には、頭が上がりません。
実はシステム的にカオスなものだったようで、直前までご迷惑をおかけいたしてしまいました。

ガイドを見た瞬間、
「……なにこれ？」
と思っていただいたなら、これほどうれしいことはございません。

本当に訳のわからない状態で、信頼できないマスターに、
それでも渾身のアクションを送ってくださった参加者の皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。
本名義の方ではほとんど活動できなくなり、今後の予定も立たない状況ですが、
いつかまた、皆さまと一緒に寝子島や星幽塔でバカやれたらな、と願っております。

本当にありがとうございました。
次の階層はサーカス団首班、真打のあの方が担当になります。
ＺＺＺＺ　ａ．ｋ．ａ　ぱーすぺでした。愛ある限り戦いましょう！

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