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【星幽塔】第八階層 妖精のオーブと2人の乙女
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【城】
●扉の前で
時間を少し―――森での戦闘が始まる頃に戻そう。
木々に抱かれるように白亜の城がその美しい姿を見せていた。
ダソス城。この豊かな国の要になるはずの城が今、危機に陥っていた。
「君達、本当にありがとう」
正門をくぐり抜け、城に上がる階段の手前で、エイロスは振り返り頭を下げた。
彼の目の前にはステラに召喚された、寝子島の勇者達。全員がこの国を救おうという決意に溢れていた。
「気にしないで欲しい、エイロス。俺達はそのために呼ばれたのだから」
新田 亮
が力強く言った。彼は今、その引き締まった筋肉質の肉体を皮鎧とマントに包み、頭にはクラウンが尖った羽根飾りのついた帽子を被っている。そしてボウガンを手にしたその姿は、まさに伝説の英雄ロビン・フッドのようだ。その皮鎧の下には魔風の光を宿したペンダントが下げられていた。
「異世界とはいえ、困った時にはお互い様だ。俺は剣の修行にもなるし」
そう言うのは
御剣 刀
。彼は剣士の光を宿した、スラリとした日本刀を帯刀している。その一分の隙もない立ち姿は、剣鬼というにふさわしいものであった。
「城を取られたら国は大変だべ。ざくっとばこっと蜘蛛を切り刻むっちゃ!」
柔和な顔とのんびりとした口調でなかなかたくましい事を言うのは
鈴野 海斗
。彼は足さばきの良い膝上のズボンにボレロを身に纏い、その特徴的な丸みを帯びた兜には、ふんわりとした大きな羽根飾りがついている。全体的にどことなく……タマネギを思わせる装備だ。彼の持つロングソードには、剣士の光が宿っていた。
「害虫は駆除せんとな。俺もこの相棒と頑張るで!」
黒光りする鎧にマント、手には長い斧槍を持った
服部 剛
が、ゴーグルを額に上げて明るく言う。その頬に頭を優しく擦りつけたのは黒銀の竜。剛の相棒、
アルス
だ。竜を優しく撫でる剛のその姿は、まさしく竜騎士そのものだった。
「ん! 大丈夫、何とかなるって! ね、悠月?」
青い瞳を悪戯っぽく光らせ、ちょっと楽しげに
オルカ・ヴィヴァルディ
は隣の
獅子目 悠月
を見た。悠月はその長い睫の下の瞳でオルカの視線を捉えると、ふっと苦笑した。そう、悠月は知っているのだ。オルカは本当に、しなやかに困難を乗り切ってしまう事を。
(……でもそんな事言ったらコイツは絶対調子づくしな)
何とも言えない表情で悠月はオルカを見る。オルカはきょとんとしながら悠月に言った。
「どうしたの、悠月?」
飄々としたオルカに、悠月はベッと舌を出す。オルカがぱちくりと瞬きをした。
「相変わらず仲がいいねー!」
オルカと悠月を見ながら
ロベルト・エメリヤノフ
は明るく言う。しかし何だか少しだけ羨ましそうだ。と、その服の裾がつんつんと控えめに引っ張られた。振り返ったロベルトが、そこにいた人物を確認すると屈託なく言った。
「来島、どうしたの?」
可愛らしい魔法使い姿の
来島 アカリ
は、ロベルトに問われぱっとその裾を離した。
「べ、別に……」
ちょっと拗ねたように口を尖らすアカリを見て、ロベルトは思いついたように笑った。
「ああ、もしかしたら来島は蜘蛛が怖いのかい?」
「こ、怖くなんてないです……っ!」
頬をピンクに染めて、ぷんとアカリがむくれた。
「早くキリアさん達を救い出せるよう、私も頑張るわ!」
そう言いながらも美しいエイロスを見てくらりとしてしまったのは、
時高 クレオ
だ。
セーラー姿に白いロングローブを羽織るクレオ。髪に巻いた赤いリボンとお揃いのグローブを、魔火の光が宿った右手に嵌めている。チャーミングな緋の魔導師は、その小さな胸を人知れずざわつかせていた。
(美男美女の三角関係ってドキドキよね……!)
彼らは一体どうなるのかと妄想は膨らむばかりだ。そんなクレオの目の前に、突然ぶらんと蜘蛛が現れた。
「キャー、蜘蛛ーーーーっ!!!」
しゃがんで叫んだクレオの声に、ハッと皆が身構えた。すると、ポン! と蜘蛛が人へと姿を変えた。
「まてまて、おれは仲間だ」
そこには小粋にウインクをするカウボーイの姿。いや、蜘蛛に変身していたのだから、ウエスタンなスパイダーマンというべきか。ともかく、ろっこん<クモ男>を解いた
鎌八 まもる
は、にやりと笑いながら仲間に言った。
「一足先に偵察してきたZ。奴らの動きはだいたい分かった。どうやら巣を張るタイプではなさそうだ」
そこでまもるはちょっと肩を竦めた。
「ただ、まーうじゃうじゃいるよ。これがみんなポニテだったら嬉しいんだけど」
うじゃうじゃという言葉に、クレオとアカリは明らかに青くなり、余り虫が得意でない亮の眉が少しひそめられた。
「キリア達がいる場所は分かるかい?」
エイロスがまもるに訊く。まもるはにこやかに親指を立てた。
「では、Let's go ! デス! 早くしないとキリア達食べられちゃうマス!」
小さな体で元気よく
トワ・E・ライトフェロゥ
が言った。彼女が持つのは白い艶やかなパール。そこに癒しの光が宿っているのだ。
(キリア……トワと良く似た境遇のお姫様デス)
彼女も小学生ながら、エイロス達の関係に色々思う1人だ。自分の思いを、キリアに話したい。それにはまず彼女を救い出さないと! トワは小さな手で、きゅっと星の力が宿ったパールを握った。
「……私は王女様よりピレーが先だと思うけど、ここまで来たらしょうがないわ」
ツンと妖精のサナが言った。彼女はまだエイロスが城に来た事を不満に思っているようだ。それでもエイロスの傍から離れようとしないのは、彼が大好きだからであろう。エイロスはサナに苦笑しながらも、すっと顔を上げ、その表情を引き締めた。
「これから、城に突入する。異世界の勇者達……くれぐれも気をつけてくれ」
エイロスが皆の目を見て言う。その言葉に、全員がしっかりと頷いた。
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担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年12月24日
参加申し込みの期限
2016年12月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年12月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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