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【星幽塔】第八階層 妖精のオーブと2人の乙女
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【森】
●戦闘
ピレーが閉じ込められている洞穴は、森を抜けた剥き出しの山肌にあった。その前にそびえ立つは、狂った地の精が作りあげた泥の巨人。異界の山の狂気が、寝子島の勇者達の前に立ちはだかっていた。
森からいち早く飛び出していたのは、
サキリ・デイジーカッター
。
「これは……確かにやっかいな相手だな」
呟く彼の声はするが、姿は見えない。ろっこん<斬空赤刃>の連続発動により、高速移動を繰り返しているのだ。
ヒュン……ヒュン! コマ送りのように、今目の前にいたサキリが次の瞬間には泥の巨人の足下に姿を現している。その手にあるのは過去に亡霊から譲り受けた大剣ツヴァイハンダー。魔土の光を宿した大剣は、ろっこんの力により瞬間赤く輝き、爆発的な破壊力と共に巨人の足を打ち砕く。しかし巨人が反撃しようとした時には、高速移動しているサキリの姿はそこにはない。見えない敵に巨人はますます苛立つ。見事な攪乱作戦だった。
「私は恋の話のほうがやる気が出るし、分かりやすいんだけどね」
そう言いながらスラリとした姿を現したのは
桃川 圭花
だ。彼女が手にしているのは女の子でも扱いやすそうな戦槌。それをクルリと華麗に回すと、スッと巨人に狙いを定めた。
「まーでも、まずは恋の障害を粉砕するのが先みたいね。こういう状況じゃ落ち着いて話もできないし」
(……斬ったり叩いたりは見るからに効かなそうよね。特に私は力を増強している訳でもないし)
圭花は冷静に状況を分析する。そしてニコリと巨人に微笑みかけた。
「だったら……乾燥させちゃえばどうかしら?」
(水をたっぷり含んでいるうちは形は戻っちゃうかもだけど―――かさかさに乾かして叩いたら)
これが人間相手だったらなかなかエグい表現だろう。ちょっとぞっとしながらも圭花は俊敏な牝鹿のように泥の巨人に向かって走り出す。そして目の前に現れた巨人のぶっとい足に、魔風の光が宿っている戦槌を思い切り叩きつけた。
ザザザザザーッ! と戦槌が触れた所から硬化されているはずの泥が乾いて砂になり、崩れていく。その手応えに圭花は笑みを浮かべた。
その時だった。頭上から巨人の大岩のような拳が圭花を襲った。潰される! ―――誰もがそう思った時、2人の人影が巨人の拳の前に飛び出した。
「桃川危ない!」
声と共に圭花は抱き留められ、そのまま勢いよく地面に転がり倒れる。その瞬間、圭花の立っていた場所に巨人の拳が落ち、ズン! と地面が揺れた。
「ありがとう……ええっと……」
圭花が言い淀んだのには訳がある。圭花の横にはヒーローがいた。そう、ろっこん<戦衣着装>でヒーローに変身した
風雲児 轟
だ。ヒーロー姿の轟は爽やかに親指を立てた。
「俺はザ・ストレイトだ!」
圭花はぱちくりしながらも頷いて言った。
「あ、ありがとう。ザ・ストレイト」
背後に落ちた巨人の拳が、再び圭花達を襲おうとズズズと持ち上がる。そこにもう1人の人影が叫んだ。
「美咲紀、頼む!」
「任せて下さいなのです!」
森の端で
椿 美咲紀
が声に応じる。ふわり、と寝子高の制服の上に纏っている彼女の白のローブが空気をはらむ。そして手にしている魔風の光宿る杖に緑の光が走り、風の魔法が一直線に巨人の前の人影に向かった。
風の魔法は緑の光を発しながら、人影の持つ日本刀に巻き付くように宿る。その刀をスチャリと
八神 修
は構え直した。
風の魔法を孕んだ剣士の光宿る日本刀が空間を切り裂くように鮮やかに動き、巨人の拳に三段突きをお見舞いする。硬化した岩がクッキーのようにボロボロと崩れ落ちた。
皆が、ありえないほどの大きさの巨人相手に奮闘していた。崩れては再生する巨人。心身ともに疲弊しそうになる彼らを支えていたのは
遠野 まほろ
の癒しの魔法だった。
(泥の巨人さん、すごく大きいねぇ……)
巨人を見上げるまほろの姿は、白に金色の縁取りがついた猫耳の形をしたローブを身に纏っている。そして手には乳白色の球がついた癒しの光宿る杖。その姿はまるで猫の魔導士のようだ。
小柄で可憐な彼女は、うんと自分に言い聞かすように頷くと、激しい戦闘を行っている仲間の元へ駆け出す。そして疲れた仲間や怪我を負った仲間を杖を使って癒しながら必死に願っていた。
(怪我をしないのが一番だから……。みんな、頑張って……!)
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年12月24日
参加申し込みの期限
2016年12月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年12月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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