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【星幽塔】第七階層 消え去った情熱をもう1度
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●それぞれの情熱~
立花 なつ
の場合~
彼女の情熱を取り戻す為に、自分に出来ることってなんだろう? となつは考えていた。女の人と話をするのは大好きだし、それが情熱かと問われればまた少し違うのだろうけど、今の自分が出来るのはレオーネとお話をする事だと思い至ったからこそ、彼は今レオーネの前に立っていた。
「レオーネさま、隣に座っていい?」
人懐っこい笑みを浮かべて、最初に見た時よりも具合が良さそうなレオーネへ問い掛ける。
「構わぬよ、身体を起こそうと思っていたところだ」
横たわった状態から起き上がろうとするレオーネに、とても自然な仕草で手を貸してクッションを背中へと入れてやると、なつはレオーネの横へと座った。獅子のラサラスは少し面白く無さそうに見たけれど、レオーネに撫でられて大人しくしている。
「レオーネさまって、きれいだね。今日着てる服も、エキゾチックなお姫様みたい~。ここの人達は皆そういう衣装なのかなぁ?」
「ふふ、臆面もなくそう言われると歯痒いものがあるな。この街ではこういった衣服を着るのだが、お前達は違うのか?」
「そうだね~、俺達が住んでいるところでは皆好きな服を着てるけど、こことはちょっと違うかなぁ。今はこっちの塔に合わせて俺もこういう衣装だけどね~」
和装に少し洋風めいたテイストを入れた衣装の袖をひらりとさせて、なつが笑う。それから、無礼にならない程度に顔を寄せて、くんっと匂いを嗅いだ。
「なんだかいい香りがするなってこの部屋に入ってから思ってたけど、これってレオーネさまの匂い? 香水……とは違うような~」
「これは香だ。そこに香炉があるだろう?」
レオーネが向けた視線の先には、美しい調度品が見える。そしてよく見ればそれは薄っすらと煙を上げていた。
「なるほど~お香だったんだねぇ。俺が知ってる物より優しくていい香りがする~」
「これは私がもっとも好む香りでな」
嫌な匂いではなく、ふっと安らぐようなその香りになつがふわりと微笑む。
「うん、俺も好きだな~これも新しい出会いだね。それにねぇ、こんなに素敵な女性に出会えたのもうれしいな。しかもここのご主人さまなんて、すごいよねぇ」
にこにこと、人好きのする笑顔でレオーネへ話すなつをやや遠目に見て、
千歳飴 楓子
がこそっと
来島 アカリ
へ話し掛ける。
「なつ氏のやつはまた女を口説いて。いくら楓子がいつか刺されるぞって言っても聞かないんだ。アカリ氏からも友人としてなんか言ってやってくれ」
「あー……あれはなんていうか、癖みたいなもんなんじゃねーの……?」
アカリは更に自分の隣にいる
ロベルト・エメリヤノフ
をちらりと見るが、ロベルトはレオーネを見ながらアラビアン風衣装の美少年もいいな……なんて考えている為気が付かない。楓子とアカリは同時に溜息を吐いて、なつの動向を見守る事にした。
「はは、なつは口説くのが好きなのか? この街を治めているのは家系だからというのもあるが……何よりこの街が好きだからだよ」
「え、誰にでも言ってるわけじゃないよ? ホントホント。そっかーレオーネさまはこの街が大事で大好きなんだね。俺にもね~大事で好きな子がいるんだけど~」
なつがちらりと楓子に視線をやるのを見て、レオーネはその相手が彼女なのだと理解する。
「いつもゲームばっかりしてて、その子も俺が好きだって言っても信じてくれないんだよねぇ」
「本気だと思われておらんのだろう? ……なんと言うか、自業自得な部分がありそうだが」
「本気の好きなんだけどなー」
おかしいねぇ、と首を傾げるなつにレオーネは無自覚なのだなと笑う。
「……レオーネさまにも、本気で好きになった人っている?」
こそりと内緒話をするように、殊更小声でなつがレオーネに問えば目の前の美しい人は曖昧に微笑むばかり。それも綺麗だと思いながら、なつは伸びをしてレオーネに笑い掛けた。
「んー、やっぱりレオーネさまみたいにきれいなひとが、部屋に閉じこもってるなんてもったいないよ~。みんな、レオーネさまが大好きだって聞いたよ」
「ああ……そうだな、私もそうしたいところだ」
街の人を思うレオーネの表情は穏やかだけれど、まだ顔色はよくない。元気付ける様になつが星の力を宿したフライパンを取り出して、料理を作るように振るう真似をして見せた。
「そうだ、俺、
第一階層にある宿屋
で料理作ってるんだ。お客さん、みんなおいしいって言ってくれてるよ~、レオーネさまにも食べてもらいたいな。きっと元気でると思うんだ~」
「ありがとう、なつの作った料理か、興味があるな」
「でしょ~、だから元気出してね!」
屈託のない笑顔を浮かべると、フライパンが白い光を放つ。それはふわっと浮き上がってレオーネのお腹へと消えていく。レオーネの頬に赤みがさしたのを見て、なつは楓子の元へと戻った。
「ただいま~」
「なつ氏、本当にいつか刺されるぞ」
え~~? という声を上げるなつをやや呆れた目で見ながら、
「なつ氏の次は楓子がレオーネ氏と話そう!」
と、スマホを片手に楓子が立ち上がった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
加持蜜子
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年11月24日
参加申し込みの期限
2016年12月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年12月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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