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【星幽塔】第七階層 消え去った情熱をもう1度
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●それぞれの情熱~
水上 桜
の場合~
自分の好きな物ってなんだろうと桜は考えながら他の人の話を聞いていた。好きなだけじゃなく、どれだけ自分の情熱を燃やせるか、というのがポイントなのだと思った瞬間、心の中に浮かんでいたのはアクセサリー作りだった。それだけで、手を上げるには十分な理由。レオーネの前に座って、少しだけ深呼吸してから桜はレオーネのどんよりとした暗さが少し晴れた瞳を見つめて語りだした。
「私は桜、アクセサリーを作るのが好きなの」
元々細かい作業が得意な桜の事、ハンドメイドにはまるのにそんなに時間はかからなかった。今身に付けているイヤリングやネックレスも、桜のお手製だ。
それを話す桜の瞳はキラキラと輝くようで、レオーネは桜へと問い掛ける。
「アクセサリー作りのどういうところが好きなのだ?」
「うーん、全部の工程が楽しいのだけど……やっぱり自分が思い描いたものを作り出せるところかな。例えば、ピアスならそのサイズに合わせて象っていくでしょ? そこに小さな世界を作り上げる……そんな感じがするの」
自分の手の中で作り上げられる作品は小さな物ばかりだけれど、確かにそこに何かの物語があるのだと桜は思う。
「それにね、自分が作ったアクセサリーが、それを身に付けてくれた人をどんな風に彩って変えていくのか、それを見るのも好きよ」
「変えていく?」
「ええ、自分が作った物を身に付けた人が少しでも魅力的になったら嬉しいし、それを見て素敵だなって思ってくれる人がいたらもっと嬉しい。アクセサリーを身に付ける事でその人の違った一面を引き出せたり、その人の中に眠るときめきみたいなものを目覚めさせれたら、とか……そんなことを思いながら作る瞬間が私は一番好き」
アクセサリーを身に付ける、それはお洒落の為だったり、少しでも自分を輝かせて見せたいという思いだったり、綺麗な物や自分の気に入った物を身に付ける事で自分のテンションを引き上げたり……そんなささやかな手伝いを自分が作ったアクセサリーで出来るなら、それはとても素敵な事だと桜は微笑む。
そしてそれと同じくらい……とまでは言わないけれど、人が身に付けているアクセサリーを見るのも桜の楽しみなのだ。今もレオーネが身に付けているアクセサリーを眺めては、耳飾りのデザインが好みだなとか、レオーネならどんなアクセサリーが似合うだろうかと想像して新しいアクセサリーのデザインを考える。アクセサリー作りは桜のライフワークに近い物となっていた。
「それに、作るのもだけど……このデザインのアクセサリーなら髪型はこうで、衣装はこうで……とか、コーディネートまで考えるのが楽しいと思うのよね。それで自分も人も幸せになれるなら、とってもいい事でしょ?」
つい、熱く語ってしまった事に気が付いて桜がえへへと笑えば、レオーネも口元に笑みを浮かべる。
「桜はアクセサリーを作るのが本当に好きなのだな」
「ええ! 今もレオーネだったらどんなのが似合うのか考えちゃうくらい」
「私に? どんな物が似合うと思う?」
「ええと……流れる髪がとても綺麗だから、バックカチューシャとか……それとお揃いのネックレスなんかも素敵かなって」
カチューシャといえば前頭の部分に付けるヘアアクセサリーだけれど、それを頭の後ろに付ける物をバックカチューシャというのだ。アラビアン風の衣装にもきっと映えるだろう。
「桜が作り出す物、私も見てみたくなった」
「なら、私作るわ! レオーネが元気になったら、貴女に似合うアクセサリーをプレゼントする!」
「そうか……それは楽しみだな」
微笑むレオーネに、桜が絶対よ! と頷けば桜が身に付けていたクロスボウが淡い光を放つ。それはそのまま、レオーネへ紫色の光線を発したのだった。
またひとつ、重い空気が祓われたのを感じて桜がレオーネにぺこりを頭を下げて元の場所へ戻る。
「それじゃあ、次は俺がお話させてもらおうかな~」
のんびりとした口調で立ち上がったのは
立花 なつ
で、そのままレオーネの元へ向かうとにっこりと微笑んだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
加持蜜子
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年11月24日
参加申し込みの期限
2016年12月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年12月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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