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【星幽塔】第七階層 消え去った情熱をもう1度
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●それぞれの情熱~
千歳飴 楓子
の場合~
楓子の情熱、それは自他共に認めるスマホゲームへの情熱に他ならない。様々なゲームをやっているが、そのどれもが重課金という廃っぷりなのである。普段はだるそうにしている楓子も、スマホゲームを語るとあっていつもよりどこかシャキッとしているようにも見えた。
先程なつが座っていた場所まで来ると、楓子がレオーネへ座ってもいいかと声を掛ける。それにレオーネが頷くと、自室のソファに座るかの如く腰を落ち着けた。
「よろしく、楓子だ。早速なのだがレオーネ氏はレジェンド・オブ・ネコというスマホゲームをご存知だろうか」
「いや……そもそもすまほげーむ、とはなんだ?」
当然の答えが返ってきた、と話を聞いていた者達は思う。けれど楓子はそんな事はお構いなしだ。まずは簡単にスマホの説明をして、レオーネが便利な物と理解した時点で改めて語り始める。
「従来のスマホゲームというものは、音感や謎解き、膨大な時間にレベル上げが必要になってくる。が、だ! このゲームに必要なのは財力、ただそれだけ!!!」
それってダメな奴じゃ? と言う顔をして、なつとアカリが顔を見合わせる。
「金を突っ込めば戦力が揃い、金を突っ込めば時間が買える!」
小学生でもわかる、それはダメな奴だと言う顔をして、あんずも楓子を見る。周囲にいる者はそれはどうなのだという顔をしていたが、レオーネは意外にも楓子の言葉に頷いた。
「資金というのは確かに大事だ。金があれば強い武器が買え、強い人員も雇えよう。道理ではある」
この街は平和な場所ではあるけれど、万が一の外敵に備えて戦闘を担う者達がいるのも事実だ。そしてそれらを纏め上げているのもレオーネなのだという。
「そう! 自然回復等と生温い。3時間を100円で買えるこの快楽を知ってしまってはそんな言葉は脳裏から吹っ飛ぶと言うもの!」
「確かに、有事であれば兵士の傷が回復するのを待っていては手遅れになる。多少金が掛かっても魔法やそれに順ずる物で回復させるのは当たり前のことだ」
微妙に噛み合ってないのだが、何故か楓子は満足そうに頷いている。
「金を入れる! 回す! 金を入れる! 叩く! 金は入れれば入れるだけゲーム内での順位が上がっていく……!」
「その時にできる努力を惜しんでは結果が出ない、ということか?」
「そう!! 出費をしぶり自然回復と一日一回無料ガチャに賭けちまちまと歩いていく者を蹴散らし高みから見下ろす快楽!」
そういう気持ちなのか~と機械オンチの為スマホを弄る事が少ないなつは、色々諦めたように楽しそうな楓子を眺めている。
「金とは力! 課金は蜜! さあどうだレオーネ氏! あなたのその立場があればいくらでもこのゲームの中の世界で強くなれる! 共に課金廃人への道を歩もうではないか!!」
「いや、私はそのスマホとやらを持ってはおらん」
言われてみればそうだったーーー! と楓子が今気が付いたかのような顔をする。それならせめてガチャを回す楽しさを! とスマホのレジェンド・オブ・ネコを起動しようとするが、圏外の為それもままならない。
「電波が……繋がってない……だと……!?」
当たり前である。ここは寝子島ではないのだ。
「なんてことだ、これではガチャが回せないじゃないか! 今! 回したかったというのに!」
それはまさに楓子の情熱が込められた言葉だったのだろう。星の力を宿した2対の指輪が緑色の光を放ち、レオーネに吸い込まれていく。
「楓子は……楓子は……寝子島に戻ったら絶対課金してガチャを回すからな……!」
「よくはわからぬが……頑張れ」
最初よりも大分はっきりと話すレオーネの言葉に頷いて、楓子がスマホを握り締めてなつ達の元へ戻った。
「それじゃ、次は俺が行こうか」
にゃあ、と声がする籠を持ち上げて
八神 修
が立ち上がると、
恵御納 夏朝
が声を掛ける。
「あ、八神君! 僕も一緒に……いいかな? 多分お話したい事一緒だと思うんだ」
「もちろん構わない。一緒に行こう、恵御納」
ぱっと顔を輝かせると、夏朝も立ち上がる。そして2人でレオーネの前へと進んだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
加持蜜子
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年11月24日
参加申し込みの期限
2016年12月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年12月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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