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降る雨
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●降る雨
「なんだか、ややこしい事になってるんじゃないのか?」
ようやく教会にたどり着いた、一行。
新井 米太郎
は、状況を理解しようと勤め……さっさと投げ出した。
ちなみに米太郎、さっきまで
「女の子を連れ去るとかアレだ!なんかこう……ヤバイよね! 倫理的に!」
なんて言いながら、頬を染めていた。
そうね、イマドキは男の子でもヤバイけどね。
「うわーん、助けてー。雨宿りに丁度良さそうな教会に大穴が空いてたから、ついつい入ったら、酔っ払い犯の人にー、捕まっちゃいましたよーぅ。お酒臭死しちゃいそうなのですよー」
しおしおと泣き崩れながら、ふわり。
丁寧な解説ありがとうございます。
ちなみに彼女のろっこん発動条件になっている、フーセンガムは鞄の中。
現在、男のケツの下、である。
「なんだ、どうなっている?」
御剣 刀
も困惑気味だ。
説教台から、離れた位置でうずくまっているのは、まひるだ。
壁に叩きつけられたのだろう。
「まひるちゃん! どうしたの?大丈夫!?」
すぐにでも助け起こしたいのに、近寄れない。
いつもは気丈な焔が、震えた声で自分を気遣う。まひるは唇をかみ締めたまま頷く。
一方で、茉莉花と幸は、一行に近い位置にいる。
ふわりに気を取られた一瞬の男の隙を見て、茉莉花が連れ出したのだ。
同級生の女の子が攫われたと聞いて、刀と一緒にやってきた
桜庭 円
が、幸にそっと駆け寄り屈み込む。
そしてなんとなく幸の代わりになってしまったふわりであるが、彼女が今無事に立っていられるのは、まひるのお陰だ。
まひるが男に特攻した事で、一時的に男のろっこんを封じたから。
もっとも。今は復活しているし、男は力を封じるまひるを、特に警戒している。
凶悪な男が人質を取っているという現状は、くつがえらないまま。
「飯田さんだよね、怪我してない?」
円の問いに、幸は震えながら、しかし押し黙ったままで頷いた。
「どうして黙ってるの? 大きな悩みがあるなら、良かったら話してみない? 一人で抱え込むよりは、楽だと思うよ」
刀も流花から聞いた幸の態度に、解せないものを感じていた。
「何故、誰にも助けを求めなかったんだ?」
攫われた時は、周囲に誰もいなかったのだろう。
だが少なくとも、流花とはすれ違ったはずなのだ。
「自棄になってるの? まるで他人事みたいだよ。深い事情があるのかもしれないけど、皆で一緒に考えて解決しようよ。僕達もついてるからさ」
円が言い。一拍、間があって。
「……喋りたく、なかったの……」
膝を抱えたまま、幸が低く答える。
「私が、感情のままに話したら……また誰かを、傷つけてしまうかもしれないから」
「どういう事? よくわからない、でも」
円の目に、自信家らしい光が戻る。
「やっと話してくれたね、嬉しいよ」
事情がわかれば、解決は難しくなさそうだ。手のひらを、円が包み込む。
「あの子を助けなきゃ。捕まったのは、私のせいだもの」
相変わらずの震えた膝で、幸が立ち上がろうとするのを、刀が制す。
「荒事は、俺がやる」
「……君は強いの?」
問いかけられ。刀は男を見据えたまま、口の端に不敵なものを浮かべた。
「それなりに」
「そこで何をコソコソ話してんだ! いいかお前等、誰もそこを動くな!!」
男がわめきちらしている。
「こ、こんなことしてると、市中引き回しのうえ磔獄門ですよー? お夕食も抜きにされちゃうしー、無期限の冷凍刑にされちゃうかもしれませんよー?」
いやいやしながら、ふわりが迫力の無い抗議をした。
「うるせえな、俺がこんな事になったのは神様のせいなんだよ! 文句なら神様に言え」
「悪いのは神様じゃなくて、サンマさんかもしれないのですー」
「いや、サンマさん関係ないから」
律儀に突っ込む凛太郎。
「ふぅ……。彼も、誰にも相談出来る人が居ないから、神様に文句を言うしかなかったのかな?」
円がひとりごちた。
(膠着状態か)
ふわりが、まだ人質になっている。
男を刺激しないようにと、木刀を隠し持った刀の手に力が入る。
「厄介だな……」
幸の代わりに人質になろうと思っていた譲も、鋭い舌打ちをした。
「良くわかんないけど、正義の味方が必要な雰囲気だね! 僕が解決したげよう☆」
米太郎と柳司、それに惚れ惚れするような見事な肉体を薄いシャツに包んだ
尾鎌 蛇那伊
が示し合わせて裏手に回っていくのを、庚と朔夜が横目で見送った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2012年12月03日
参加申し込みの期限
2012年12月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2012年12月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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