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ねこじまメモリーズ新聞 ~光と影にゃにゃにゃにゃーん~
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【ねこじまメモリーズ新聞編集中】
日暮れが遅くなったとは言え、閉門の時間が過ぎる頃には外から聞こえる生徒達の声も消え、高校内もまた所々で漏れる頼りない光のみで照らされる。
だが、そんな中で部室棟の一角にある新聞部の部室では、忙しさを含めた活発な声が扉から漏れていた。
「浅山、ここの部分はこちらで頼む」
あるインタビュー記事で使う写真の内の一枚を
八神 修
は
浅山 小淋
へと手渡す。
『わかりました。やっておきますね。ふふ、随分と幸せそうな顔をしています』
写真を受け取り、スケッチブックに返事を書き、そのまま修へと小淋は見せ、返答を行う。
これまでに集められたインタビュー内容、各生徒達が書いた記事、そして多くの広告。
これらを纏める為にべく、新聞部と思い出記録部で共同しながら、最後の編集作業を進めていたのだ。
「そうだろう。二枚渡されたが、どちらかと言えばこちらの方が見栄えする。写真への意見はそちらで書いてくれて構わないさ」
小淋も修の言葉に頷きで返し、そのまま作業を進めていく。
「修殿、これは問題ないかの?」
その隣、二人と共に光記事として構成を行っている
斉田 珠喪
が修へと質問していた。
「そうだな……問題ない、十分見やすくなってる」
珠喪が行っているのは、光記事における全体のレイアウトと集められた記事の誤字・脱字の修正である。
レイアウトは出来る限り読む生徒達が見やすくできるよう、珠喪なりに考えて作り出されていた。
「そうか、なら後はこちらで進めるとするかの」
「頼んだぞ。俺は俺でまとめておくとしようか」
忙しく動く全体を見渡しながら、修は担当リーダーとして光記事の全てに目を通していく。
珠喪と小淋が行った作業、そして自分が行った編集に間違いはないか。
それらの中にあるミスを少しでも減らすべく、修はただ黙々と作業を進めていた。
修達が忙しく動く中、もう一つの大きな記事項目として影側を担当している
三ヶ島 葵
もまた、修と同じように編集中の新聞へと目を通していた。
「んー、こんな感じ……かなー」
記事を書いてくれた生徒達から受け取った写真を貼り付け、記事を載せる。
見栄えと見易さが必要であるこれらの作業は、葵だけではなく、それをサポートする為に一緒に作業を行っていた
桜井 ラッセル
と
夏神 零
も悪戦苦闘を余儀なくされていた。
「やばい、目が痛い」
手先が器用なだけあって、ラッセルの作業自体には特に問題は無い。
ただ、記事と写真とのにらめっこが勝負な作業だけ有り、目を擦りながらラッセルはこんな一言を口にする。
「ラッセル殿、目の疲れなら遠くを見てみるといいでござるよ」
ラッセルの隣で作業を進める零が、目をシパシパさせているラッセルへと声を掛ける。
「お、そうなのか?」
喜び勇んで窓の外を見る――が、当然と言えば当然の如く真っ暗である。
閉門の時間はとうに過ぎており、新聞部と思い出記録部がこうして作業を行えるのは、事前に修が許可を取っていたからであった。
「む、これでは効果がないやもしれぬ……」
「そんな時はこれかなー? 疲れ目とかにも結構効くからねー」
零も提案した手前、どうにかできないかと苦心していたが、そんな時に葵が鞄から目薬を取り出す。
「ありがてぇ。んじゃさっそく――って、いってぇ!」
ポタリと一滴、薬液が目に入ると同時にラッセルから痛みの声が飛ぶ。
「それくらい疲れてるって事じゃないかなー?」
どこかイタズラでも成功したかのように、葵は笑顔を見せる。
だが、目薬の効果自体はしっかり効いており、疲れ目気味であったラッセルの視界はしっかりと元の状態へと戻っていた。
「ふふ、そうじゃな。こちらは終わったでござるよ、葵殿」
葵からの指示である新聞の構成を、ラッセルより一足先に終え、零が葵へと見せる。
「ふんふん……うん、問題ないねー。じゃ、後はラッセル君の分だけかなー?」
許可を貰ったとは言え、これ以上遅くなれば残っている先生から早く帰るようにという注意も行われかねない。
だからこそ、残った記事の編集を三人は全力で進めていく。
作業を行う生徒は何もこれだけではない。
写真を撮り忘れたという記事や、新聞自体に色を添えるにはもう一手必要であったのだ。
それを担当するのは
旅鴉 月詠
である。
「ふむ……こんな感じか?」
編集作業を終えた新聞の原型を前に、月詠は絵の具が混ぜられたパレットと色鉛筆を机の上に置き、そのまま彩色を行っていく。
色取り取りの各彩色道具を使用し、色により飾られていく一枚一枚の新聞。
それらは、見栄えと共に十分に目を引く形として完成されていた。
「へぇ、やっぱりすげぇもんだな」
作業を進めていく月詠の傍で、その光景をラッセルが覗く。
「何か用か?」
「あぁ、八神からちょいとした伝言だ。これを描いて欲しいとよ」
一枚のメモ用紙を、ラッセルは月詠へと渡す。
内容は、写真を撮り損ねた記事に対してのイラスト作成であり、これらは元々月詠が手伝うと言った部分でもあったのだ。
「……なるほど、分かった。ただ、少し時間が掛かるとだけ八神に伝えておいて欲しい」
「了解。んじゃ、頑張ってなー」
ひらひらと手を振り、ラッセルはそのまま葵達と共に作業へと戻っていく。
「さて、ではやろうか」
一つ腕をまくり、月詠はメモに記されたイラストを描くべく、筆を取る。
――作業開始より、時刻は既に午後9時過ぎていた。
校内ほぼ全ての電気は消され、部室には今回臨時として新聞部の顧問を務める
永田 孝文
が訪れており、その作業を見守る。
部長である修から孝文へと残ってくれた事、そしてここまでの時間を許してくれた事へと感謝が述べられるが、それを孝文は「いいよ」の一言で収めていた。
――そうして、ようやく全ての作業が終わる。
「よし、これで……完成だ!」
普段であれば、そこまで喜びを全身に表さない修が、無事に出来上がった新聞を前に声を上げる。
『はい、出来ましたね!』
それは小淋も同様に、そして部室内に居る全員が完成した事への喜びを声で表していた。
「……お、出来たのか?」
「声が外まで漏れてたのだー!」
歓声の中、部室の扉が開かれ、
霧生 深雪
と
後木 真央
が姿を現す。
その両手に大量の買い物袋を提げながら。
「うむ、無事完成じゃ。後は印刷をして、明日全校生徒に配るだけじゃの」
珠喪がそれを二人に伝え、真央は盛大に、深雪はやや控えめながらも少しだけ笑顔を見せながら、よかったとだけ呟く。
「でも、修ちゃんにはごめんなさいなのだ……あんまり手伝えなかったのだー……」
真央の表情が少しだけ曇り、修にこの言葉を伝える。
陸上部側でインターハイ予選も近い事があり、そちらを優先せざるを得なかった真央は、今回の新聞作りに余り顔を出せなかった事を話していたのだ。
「気にするな。後木も大事な新聞部の一員なんだぞ? それに、ジュースを置いていったのはお前だろう」
それは新聞が完成するより前、各自が記事を集めていた時に行われた事である。
修たちが部室に戻った際に、控えめにちょこんと机の上に並べられたジュースの数々。
それらの真ん中に【ガンバるのだ!】という一言が書かれた紙が置かれており、そこから修は真央がやったのだろうと予想していたのだ。
「な、なんで知ってるのだ!」
「なんでも何も、あれじゃバレバレだよー?」
クスクスと笑いながら、葵もまた修の予想を後押しするように真央へと声を掛ける。
「とにかくだ、印刷を終えたらちょっとだけ打ち上げでもしねぇか? まぁ、先生が許してくれりゃだけどよ」
両手に持たれた紙袋には、ジュースやお菓子、果てにはカットされたケーキまでもが入っている。
それを孝文へと見せ、深雪が確認を取り、孝文は一時間だけという制限の元に許可を出す。
但し、寮生は遅れる事をちゃんと各寮へと伝え、そのうえで孝文がそれぞれの生徒を送る事を付け加えて。
「さっすが、話が分かる!」
喜びを表すラッセルの一言とあわせ、全員が孝文へと感謝を伝え、最後の大仕事である印刷へと向かっていた。
【翌、新聞発行日】
早朝、開門と同時に前日作業を終えたメンバー全員が、事前に準備していた新聞を元気よく声を上げながら生徒達へと配っていく。
新聞の表に描かれるのは、記事の一面ではなく、楽しげに笑う生徒達の姿。
修が望んだ、新聞には本来存在しない表紙とあわせ、まずは【光】の記事が集められた新聞から登校する生徒達は手にしていた。
新聞を受け取る生徒の中の一人、
不破 ふわり
はそうして受け取った新聞へと、教室に向かいながら目を落とす。
「なんとっ! これが噂のねこじまメモリーズ新聞ですねぃ~。じっくり読ませてもらうですよーぅ」
視線が下を向いているせいか、どこか危なっかしい足取りのまま、ふわりは新聞の記事へと目を通していく。
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担当ゲームマスター
御神桜
シナリオタイプ(らっポ)
超シルバーシナリオ(50)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
84人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年07月09日
参加申し込みの期限
2013年07月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年07月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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