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パーフェクトワールドⅢ ~迷い仔達は異界の城に踊る~
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ライブラリの中、夜の本と朝の本の間にこそ、鍵が眠っているのではと。
そんな推測の元、書架を見て回るのは
サキリ・デイジーカッター
だ。
「黒い本と山吹色の本の間……この辺り、かな」
間に挟まっている数冊の本を、ぱらぱらと捲る。
その中には特に鍵らしきものがないのを確認して、サキリは本を取り払った。
空いたスペースを覗き込んでみる。
そこにただただ空間が広がっているだけだということを確かめて、息を吐くサキリ。
「残念、外れか。……一応、1冊くらいは中身にも目を通しておこうかな」
ならばと手に取るのは、太陽を思わせる山吹色の本だ。
タイトルは、『託された世界』。
「どれ……『 は の神に世界を える。荒 した世界 彼女の 場所と った』か……」
意味ありげな本を、サキリは一応腕に抱えた。
翼獣レオと一緒に、
勅使河原 悠
も懸命に本を探す。
(鍵も気になるけど、とにかく、本を読んで、少しでもヒントになる情報を集めたい)
最初に、このライブラリを訪れた時のことを思い出す悠。
その時も、皆で検めた本の内容は断片的だったけれど、
(それでも、何も分からなかった訳じゃなかった)
だからこそ、少しでも頼りになりそうな本を見い出したい。
そんな想いを胸に、悠は背表紙のタイトルを一つずつ具に確かめるのだ。
(きっと意味があるはず、だから……)
最終的に悠の腕に抱かれた本は、『崩壊の先触れ』と『命の樹』の2冊。
悠は
仙藤 紫
の元へ急ぐと、「本の解読を頼みたくて……」と、ぺこりと頭を下げた。
「先ずは赤い本。『侵入者の 在と鴉の の怒りは りの世界の均 を崩した。力が一人歩きを める』」
2冊目、と、紫が珊瑚色の本――『命の樹』を手に取る。
「『創 を司る は世界を の神の物とした。樹は世界に命を んだ』……これでいいかしら?」
「ありがとうございます、仙藤先輩……」
知らず詰めていた息を、ふっと吐く悠。
紫が解読した本の内容を、悠は頭の中に何度も繰り返した。
「カイくんの目と同じ色の本、見っけ!」
ライブラリに明るい声を響かせるは、
卯木 衛
。
どこか自慢げに翳された本の色合いに、翼獣カイが機嫌良く喉を鳴らした。
「卯木、中はどんな感じだい?」
翼獣ミーシャを伴った
ロベルト・エメリヤノフ
が問いを零せば、
「ええっと……『 の の手を れた世界。理想と を手 せば の姿を取 すだろう』……?」
と、読み上げた衛の首がぐーんと傾く。ちなみに、タイトルは『終わりの始まり』。
うんうんと、
来島 アカリ
がわけ知り顔で頷いた。
「だよな、首傾くよな、これ。わけわかんねーもん……って、ライ! 突くなって!」
アカリの弱気(?)な発言を許さない翼獣ライ。きっと、溢れる愛情の裏返し。
「俺も、ちゃんと本見つけてるからな! ……読めるかはわかんねーけど」
ぼそりと付け足して、ぱたりと開く本は『偽りの世界』。
残念ながら、明け方を思わせるタイトルの本は見つけられなかった。
けれど、見つけ出した本の色は、アカリ曰くの『紺と黄色の間のピンク』である。
「『樹が育 生命を は さなかった。彼女は の世界に の構築を る』か……」
「ロベルトさんの本は?」
例によってアカリが首をぐーんとさせる中で、衛がロベルトに聞いた。
「ん、僕はこれ。人によって解釈は違うだろうけど、朝焼けの薄紫だよ」
中身は……と、本を開くロベルト。本のタイトルは、『理想の世界』だ。
「『策を らせ に収めた力を て の は世界を理 と嘘で り固 る』……だって」
断片を補完しようにも、どの本も空白が多すぎる。
ロベルトは、近くで書架を眺めていた
津止 孝道
先生へと声を掛けた。
「津止先生、なにかわかりそうなことはありませんか?」
けれど津止先生は、緩く首を横に振るだけだ。
どの本を読み込んでも、謎は深まるばかりである。と、その時。
「……あれ?」
アカリの口から、音が漏れた。
2人と翼獣達が見遣れば、アカリは、酷く真剣な顔で本を検め直している。
「どうしたんだ、アカリくん?」
「この本、変だ。終わりの方の頁が捲れないようになってて……あ!」
衛の問いに応じる途中、目を丸くして叫ぶアカリ。
アカリ曰くの捲れない頁の部分は中央部分が綺麗に切り抜かれていた。そして、
「鍵だ! 見つけた!」
生まれるスペースに隠されていたのは、夜明けの色の宝石が填め込まれた銀の鍵。
「やった! なるほど、曙色か」
「え? これは紺と黄色の間のピンク……だぞ? 夜が明ける時、空が紺色から黄色の変わる間の色!」
つまるところ曙色なのでは? と思いつつ、ロベルトは「そっか」と頷いた。お兄さん的対応。
「とにかく、皆に報告しないとだな!」
衛の言葉に異を唱える者は勿論なく、3人は翼獣と煌めく鍵を連れて仲間達の元へ戻るのだった。
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担当ゲームマスター
巴めろ
前回シナリオ
パーフェクトワールドⅡ ~苺の宮殿に堕天の鴉は嗤う~
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年10月15日
参加申し込みの期限
2016年10月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年10月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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