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【星幽塔】第一階層 サジタリオ城攻略戦
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【スライム包囲網】
一方、フランチェスカを護衛し、星の弓の入手と星辰の櫓への到達を目指す一行は――。
「みんな、あのスライムは溶解液を発射する前に一瞬の溜めがある! 予備動作を見せたら、すぐに僕の後ろへ!」
「邪魔なスライムは私の放水銃で壁まで押しやり、ろっこんでまとめて接着します。万が一、溶解液を浴びたらすぐに言ってください。水で洗いながして差し上げます。怪我で足を引っ張られても迷惑ですから」
エレノア・エインズワース
と
鮫ノ口 礼二郎
の二人の前衛が積極的に前へ出ることで、順調に目的地までの距離を縮めつつあった。
礼二郎は、ろっこん《脳内ビデオガム》で、交戦したスライムの映像を何度も頭の中で再生・分析し、仲間達に伝える。
エレノアはそれらの情報を巧みに利用しつつ、淡々と必要最低限の動きでスライムを壁に塗り固めていく。
「うわー。みんな凄いなぁ。若いっていいねぇ」
そんな三人の戦いぶりを、後方から
ニコ・ライニオ
が穏やかな微笑をたたえつつ、見守っていた。
ぼうっとしているように見えて、如才なくフランチェスカの周囲に気を配っているあたりに彼なりの心配りが感じられた。
「……あ、フランちゃん、悠月、なんか黄色いスライムが来たよっ……!」
「……っ!?」
現れた黄色いスライムにフランチェスカは身を強張らせた。
やはり年頃の少女にとって、あのドロドロヌルヌルした生き物は色々とアレらしい。
そんなスライムが身体を弾ませて、フランチェスカとニコに襲い掛かろうとする。
「二人とも、下がって!」
獅子目 悠月
が二人の前に飛び出したのは、そのときだった。
(城下町で聞いた限り、このフランチェスカというお嬢さんの人望は本物だ。だったら、俺がやるべきことは彼女が領主の役目を果たせるように守ることだ……!)
悠月が騎士をイメージしながら、聖歌を歌って、ろっこん《Holly Knight》を発動。
刹那、悠月の周囲半径1mに展開された透明の障壁がスライムの行く手を阻み、フランチェスカとニコを窮地から救った。
「悠月くん、ナイス! 後はオレがやるよぃ!」
そう言って、ワイヤーガンに宿った星の力(魔風)で《Holly Knight》に跳ね飛ばされたスライムを吹き飛ばしたのは
呉井 陽太
だった。
吹っ飛ばされたスライムは、あるものはエレノアの接着剤で固められ、あるもの水路の流れに呑まれて消えていく。
だが、スライムはまだ残っている。
残ったスライムは身体の一部をへこませて、そこから溶解液をぶしゃーーーっと発射してくる。
それはもう何と言うか、非常に見た目がアレな攻撃で、
「~~~~~~~っ!?」
それを見たフランチェスカは言葉にならない悲鳴をあげた。
だが、悠月の《Holly Knight》はいまだ発動している。
溶解液は透明の障壁に行く手を阻まれて、フランチェスカのもとまでは届かない。
しかし、スライムの溶解液は透明な障壁に確かな損傷を与え、そのぶんだけ代償として悠月の体力が削られていく。
(……っ。結構ダメージがデカいな……。なら、なおのこと、フランチェスカやニコさんに当てさせるわけにはいかない……!)
「……二人とも。俺のそばから離れないでください。近くにいてくれれば、俺のろっこんで二人を守れますから」
悠月は、ろっこんによる疲労などはおくびにも出さず、毅然とした態度で二人にそう声をかけた。
仮にも一国一城の主であるフランチェスカの面前であることもあり、普段のぶっきらぼうな口調とはうってかわった落ち着いた口調であるがゆえに、その頼もしさはいやがうえにも増している。
「……協力に感謝します。それにしても、貴方達のその力はいったい……?」
「まあまあフランちゃん。今はそれよりもまず先に進まないと、ね?」
答え辛い質問をするフランに、ニコはやや強引に会話に割って入り、前衛のメンバーに視線を流した。
エレノアや礼二郎、それに陽太の奮闘もあり、進路を阻むスライムのほとんどは一掃されていた。
「……そうでしたね。急ぎましょう。正面突破組の皆さんや、奇襲組の方々が心配です」
フランチェスカは頷くと、駆け足に前衛の仲間達を追った。
「あ、ですから、一人で先に行くのは――」
と、慌ててその後を追おうとする悠月の腕をニコが引いて止める。
「……っ、何をするんです? 急がないと、また彼女が危険な目に遭うかも……」
「フランちゃんに心配かけたくない気持ちはわかるけど、あんまり無理しちゃ駄目だよ。今、結構、無理してるでしょ?」
「……っ」
図星を指されて、言葉に詰まる悠月。
そんな悠月に、ニコは穏やかに微笑みながら癒しの力でその疲れを癒してやる。
「うん。これで、大丈夫」
「……ありがとう、ございます」
悠月は、ニコにぺこりと頭を下げると、今度こそフランチェスカ達の後を追って、通路を走っていった。
そんな悠月の背中を、ニコは、しばらくにこやかに見つめてから、
(うーん。それにしても、なんだか
リアルな夢
だなぁ……)
と、盛大な勘違いに気づかないままふぅと息を吐くと、彼もまた急ぎ足で仲間達の背中を追って、フランチェスカの私室へと向かうのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月28日
参加申し込みの期限
2016年06月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年06月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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