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\ オーバータイム!/
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【お正月】日が落ちるまで
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「願い事かぁ。あたしだったら……そうね、素敵なお姉さまがほしいわね」
アンナ・フジワラ
が寝子島神社を後にして一路通い慣れた道を歩いている。
お姉さま。うん。素敵なお姉さまが、学校に行ったらあたしを待ってくれている――そんなささやかとは言えない願いが叶うといいな、と思いつつ、彼女は歩いている。
「まぁ、こんなこと人には言えるわけないんだけど」
腰まで伸びた煌く銀色の髪に、透き通る肌の少女。
同世代の中でもやや高めの身長は、常の姿勢と相まってすらりとした印象を他者へと与えている。
その青色の瞳は気力に満ちていて、意思の強さを感じさせるもので、世が世なら、恰好が恰好であれば、白銀の戦乙女と言われても過言ではない美しい少女だった。――ややスタイルには難があるようだったが。
――アンナちゃん、どんなお願いごとをするの?
そんな彼女が、寝子島神社への道中でばったり遭遇した初詣がえりらしい同級生の少女から投げかけられた、無邪気な問い。
『YURIの世界に飛び込んだかのような、素敵なお姉さまと出会えますようによ!』
「なんて、言えるわけないでしょっ!」
思い出して、思わずその時の心中の言葉を口に出す。
その場は「今度の休み明けのテストの点がいいといいな~ってね~」と適当にごまかしたものの、悶々としたものが残ったのは確かだ。
明るく、友人受けもよく、見目もよい。だからといって「YURIに興味があるの」などとカミングアウトできるはずもない。心のどこかでしたいというような気持ちがある気もするが――やはり、それは難しいというものだ。
「ついたわ」
内心で色々と思うところを考え込みながら、通い慣れた道を足に任せて歩いていた少女。行きついたのは、彼女たちが通う、寝子島高校だった。休みの学校にそっと入り込み、あらかじめ確保、もとい借りていた鍵を用いて、校舎の中へ、そして屋上へと上りきる。
「どうせどこに行けば願いが叶うかわからないんなら、それっぽい所に行くだけよ」
ふん、と息をついて、彼女は屋上の手すりに手をかけた。
新年早々、休みの学校に、だれかいようはずもない。
それを確認し、彼女は空を見上げ、息を吸いこんだ。
「あたしに素敵な恋をさせてちょうだい!!」
校舎に響く、大きな声が、空へと溶けていく。
冬にも関わらず美しく澄み切った青空に消えゆく願いに満足げに微笑むアンナ。
叫び声とともに先ほどまでの憂いもどこかへ吹き飛んで行ってしまったかのようで。
「か~えろっと」
すっきりした足取りで、少女は家路をたどり始めるのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
蒼李月
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
冒険
神話・伝説
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月30日
参加申し込みの期限
2016年05月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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