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【星幽塔】その希望に火を灯せ!
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黒影に向かったのは寝子島高校のクラスメイトでもある
握 利平
と
桃川 圭花
、それから二人と顔見知りである
八神 修
。更に圭花と修の顔見知りである
エレノア・エインズワース
。そして木天蓼大学に通う大学生の
澪乃 湊弥
の5名であった。
「これだけ知った顔があると、ちょっと安心するわね」
戦鎚を握り締めて走りながら、圭花がふっと口元に笑みを浮かべる。
「皆知り合いなのかい? 僕は澪乃湊弥、よろしく頼むよ」
癒しの光が変化した杖術の杖……棒に近い形状のそれをくるりと回して使い心地を確かめながら湊弥が軽く会釈した。黒影の前に着くまでにざっと名前だけ交換して意思の疎通を図る。
「なるべくバラバラにならず、集団で当たった方がいいと思う」
「相手は数が多いですから、お互いの武器の邪魔にならない範囲であればその方がいいかもしれませんね」
修の言葉にロングコートにズボンといった装いのエレノアが、皮手袋を嵌めた手を何度か握ったり閉じたりしながら頷いた。
「準備もバッチリってことで、それじゃいっちょやりますかってな!」
「そうね、あんまりお待たせしても申し訳ないじゃない?」
利平と圭花がそう言うと、黒い人影はニタリと笑ってその動きを5人へと定めた。
御巫 時子
は魔風の力が宿った愛用の赤い和傘を手にして、扉の上空を見る。角の生えた、謎の生物……犬のようで、犬ではないような姿をした生物の影のようなモノ。
「お話……できるでしょうか……?」
とりあえず試してみるべきだと時子は思う。そしてなるべく人目につかない場所で、ろっこん『鳥の囀り』を発動した。すると、時子の姿は鳥へと変身し謎の生物のもとへと向かう為に飛び立った。
卯木 衛
と
鮫ノ口 礼二郎
も謎の生物が気になるようで、開いた道をお互い軽い自己紹介をしながら走っていた。
「アイツ、なんだろうな!」
「わからない、攻撃してくる様子もないみたいだが」
「話してみるしかねえか!」
黒犬2匹を抑えてもらっている間に、二人は扉の近くまで辿り着く。すかさず礼二郎はガムを噛み、ろっこん『脳内ビデオガム』を発動した。これで謎の生物の動きも細かく確認することができるだろう。
「近くで見ると、結構でかいなこの扉……ってうお!? 中から黒いの出てきたぞ!」
「下がるんだ、卯木!」
扉の中から現れた黒影が、二人に狙いを定めて向かってくる。衛には攻撃手段がない為、言われたとおりに下がるしかない。礼二郎は衛を庇うように前に出ると、闘士の光が変化した刃の部分が大きい両手斧を構えた。
謎の生物の近くまで来ていた時子は衛と礼二郎が危ないと判断し、岩影でろっこんを解くと二人のもとへ走り寄る。
「助太刀します……っ!」
「ありがたい、頼む」
赤い和傘を構え、時子は礼二郎がその両手斧で黒影の攻撃を防ぐやや後方から、つむじ風を起こして黒影達を弾く。力の加減を覚える為にその力に強弱をつけつつ、黒影を倒そうと奮闘していた。
各々が行動を開始したその頃、
入江 みつび
は扉の上空を跳ね回る謎の生物を見ていた。それは実体ではないようで、黒いもやもやとしたビジョンのようでもあった。何か手出しでもしてくるのかと思って見てはいたが、特に何かをしてくる様子でもない。どこか、この状況を楽しんでいるようにも見えた。
「うん、私やっぱりこっちのコに興味ある」
戦っている人々を見渡せば、強そうな人も結構いるようだし自分がボビナムで率先して戦うこともないだろうとみつびは思う。軽んじているわけではなく、もちろん戦ってくれている人達に感謝の念はある。けれど。
「私って、ここぞという時にこける可能性あるからさー、ははは」
向かってくるモノがあれば、それはなんとか蹴飛ばしてやろうと思いながら、彼女は扉の近くまで戦闘を掻い潜りながら歩いていく。黒花と戦う者たちのそばを通りぬける時には、
「花っぽいのは根っこを狙ってみて」
と、アドバイスを送ってみる。食虫花は進化の過程で根が弱いのがセオリーだからと思いつつ、効果がなかったらごめんね! と付け加えることも忘れない。
黒影を遠回りしてすり抜け、黒犬2匹を足止めしているのを横目で見つつ、みつびは誰よりも早く扉の近くまでやってきた。黒影が湧き出していた場所を見て、まだ開いたままの扉を眺める。
「もうちょっと開けられるかな? 中に何があるんだろうね」
手にしていたアコースティックギターを爪弾き、みつびが歌いだした。
「そーれ、鍵開けの歌~♪ お〜ぷんざ〜せさみ〜♪ あかなきゃキックでぶちやぶる〜♪ ……鍵開けだから、最初から開いてる扉には効果ないかな?」
うんともすんともいわない扉を眺めて首を傾げたみつびを、扉の上空で跳ねていた謎の生物が笑うように見た。
「なによ、私の歌が面白かったのかな、にやにやくん? それとも莫迦にしてるの?」
そう問い掛けるみつびを見て、謎の生物は余計に跳びはねて見せた。
「角が生えててぴょんぴょんって、あんたジャッカロープ? ジャッカロープなら手伝ってよ、幸運うさぎでしょ?」
謎の生物に、途中で見つけた四葉のクローバーをはいっと差し出してみる。
「ほら、これあげよう。四葉のクローバー、だから邪魔しないで……お友達になろ? 私、昔からジャッカロープとお友達になりたかったんだー。ねーってばー」
謎の生物の口元が、ニタリ、ニヤァっと歪んだ。もう一歩、みつびが足を踏み出したその時。
ギギギィという音がして、少しだけ扉が前より開いた音がした。最初よりも開いた扉から黒影が更に6体現れて、四葉のクローバーを差し出したままのみつびの腕を掴んだ。
『面白いこと言う女だなぁ? 幸運のうさぎ? ハハハ!』
現れた黒影はそう言うと、みつびの腕を掴んだまま襲い掛かる。1体は蹴飛ばして、もう1体は掴まれていない方の手に持っていたアコースティックギターで防いだけれど、あとはどうしようもなかった。
「放しなさいよ、私はあっちのコと話してるんだからね!」
逃げようとしたけれど、掴まれた腕が妙に重い。おかしい、と目線をやれば黒影が掴んだ場所からじわじわと黒く変色していた。叫ぼうとしたけれど、意識が重く、それも叶わない。
あんた、ジャックロープじゃなかったの? そんなみつびの言葉は扉の上で笑うように跳ね回る謎の生物には届かなかった。
「いけない! 誰か手の開いてる人はいないかい!?」
ろっこん『硝子玉の瞳』を発動しながら闘い、戦況を確認していた
澪乃 湊弥
が叫ぶ。
「どうしました? 私と彼女達で良ければお手伝いできますが」
周辺の黒花をあらかた倒し、戦況が不利な方へ行こうとしていた
齋藤 智照
が
時高 クレオ
と
水上 桜
の2名と一緒に湊弥の元へ駆けつける。
「扉の方で1人、黒い人影に囲まれた人がいます。お願いできますか?」
「わかりました、急ぐとしましょう」
その言葉に、クレオと桜も返事をして3人は扉の前へと走る。その近くでは礼二郎と時子が黒影と戦っており、その数を順調に減らしてはいたけれどみつびを助けに行く余裕は無さそうだった。
今にも倒れそうになっているみつびを見つけると、クレオが火の玉を撃って意識をこちらへ向けさせる。その横に並び、桜が黒影の動きを読み切って予測射撃を仕掛けた。この連携はさっきまで黒花で実践済みだ。
「黒花に比べたら、こっちの方が動きが遅いわ!」
「そうだね、もう一回いくよ! 桜さん!」
すっかり息の合ったコンビネーションを二人が繰り広げる間に、智照がみつびの腕を掴んでいる黒影へとその掌底を叩き込んだ。そうしているうちに、みつびを囲んでいた黒影は一体、また一体とその姿を消していった。
衛はその様子を伺い、自分にも出来ることをと智照へと走り寄る。
「大丈夫か!?」
「意識がないようですねぇ……とりあえず彼女を連れて下がります、手伝ってくれますか?」
「おう、任せろ!」
意識のないみつびに肩を貸し、その間にも智照は癒しの力をみつびに注ぎながら二人はその場を離れる為に動き出す。クレオと桜もその護衛をする為、共に湊弥の元まで下がった。
「ありがとうございます、彼女の様子はどうですか?」
「まだ意識が戻りませんねぇ。この腕も黒いまま……っと!」
意識のないはずのみつびの身体がゆらりと動き、黒く染まった腕が智照の頬掠める。その持ち前の反射神経で避けて見せたが、腕はまるで操られているかのように辺りへ攻撃をしようと動いた。
「これは……黒花と同じような現象……?」
湊弥が険しい目をしながら黒く染まった腕を中心に治癒の光を使用する。智照も、それに合わせるように同じくその力を注いだ。
「お、おい! あれ……!!」
ふと顔を上げた衛が、扉の方を指さす。その先には、扉からまた黒影が出てくるのが見えた。数は、さっきよりも多い。
まずい、と言ったのは誰の声だっただろうか。
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月29日
参加申し込みの期限
2016年05月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月06日 11時00分
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