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【星幽塔】その希望に火を灯せ!
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●戦闘、開始
最初に動いたのは漆黒に染まった人食い花で、ふわふわと浮いていたかと思うとそれは人を目掛けて襲い掛かってきた。固まっていても標的になるだけだと自分が決めた敵へと走り出す者、まだ状況が飲み込めず動けずにいる者と様々だ。
「ちょこまかしてんのはこっちに任せてや!」
そう叫ぶと、
浅沼 柳司
は扉までの道をまっすぐに見つめる。宿った力の使い方は、考えなくてもなんとなくわかっている。どうしてそんなことがわかるのか? なんて彼は考えない。そしてそれは、今この場においてとても正しいことだった。
指輪が嵌った手に意識を集中させれば、そこに風の力が集まるのがわかる。イメージする、この風を自分はどうしたいのかを!
「避けてな、道を開けさせてもらうで!」
腕が前に出る、そして風の力は柳司がイメージしたまま、つむじ風となって地表から渦巻状となって天へと吹き上げた。飛び掛ってきた幾つかの黒花はそれに巻き込まれるように吹き上げられ、そのまま力を失くして地面へと落ちていく。その隙を突いて、数名が前へと走っていく。
けれど黒花の数はまだ多く、その動きは柳司の方へと向けられていた。
「なるほどな、知性もなさそうな花だと思ったがそれなりに考えて動いてるってことか」
柳司へと向かってきた黒花を、左手の指輪に宿った魔火の力を発動させて
如月 庚
が燃やして落とす。その隣では
屋敷野 梢
がクレイモアを振り回し、黒花を真っ二つに切り落としている。
「助かった、おーきにな!」
「お気になさらずでーす! 協力していかないと、倒せそうにありませんしねー」
柳司の言葉に梢が笑顔でそう返す。庚は横で静かに頷きながら、黒花をその炎で落としていく。
「それにしても、あの黒いのは何か……星、ステラ、アストラルとくれば宇宙、ブラックホールやら暗黒物質やらが思い浮かびますねー」
「連想ゲームみたいやな」
「ふふー、そうですね! あれかな、テオって地球の神様だから、宇宙のこととなるとお手上げとかでしょうかねー?」
「考えるのは後にしろ、今は集中してやる事やらねぇと怪我するぜ」
「怪我ですんだら御の字ってところですけど、そうですねー降りかかる火の粉は払わねば、ですねー」
きっとわからないことはあとでステラって人が教えてくれるだろうと考察をやめ、梢は改めて戦闘へ意識を集中させた。
「なんで襲ってくるのよ!」
そう叫び、
水上 桜
はすんでのところで黒花の攻撃を回避する。何故と言っても返事はないだろうけれど、そうでも言っていなければ動けなくなりそうで、桜は悪態をついた。
自分の手にあるクロスボウの使い方は何故かわかる、だけどそれとこれとは話が別だ。わかっても、身体がまだ動いてくれないのだ、桜はまだそこまで恐怖に打ち勝ってはいなかった。
「もう!」
「大丈夫!?」
防戦一方の桜に
時高 クレオ
が声を掛けた。そのまま、桜に向かってきた黒花を右手に宿った魔火の光で火の玉を打ち出して撃退する。
「……ありがとう、あなたは怖くないの?」
助けられたお礼と、自分と同じくらい、もしくは年下の女の子が戦う姿に桜はついそんな疑問を投げ掛けた。
「怖くないって言ったら嘘になっちゃうけど、私でお役に立てるなら頑張ってみたいし、困っている人を放っておくのはクールじゃないと思うから!」
そう言ったクレオの顔は凛とした笑顔で、桜は胸のつかえが下りたような気がした。
「私、水上桜。あなたは?」
「時高クレオ。よろしくね、桜さん!」
自分と同じ女の子で、同じくらいの年齢で。そんな女の子が頑張っているなら、自分も出来るだけ頑張らなくっちゃかっこ悪い。桜の負けず嫌いな部分に火が付いた。
「私だって……!」
桜がキッと自分達に向かってくる黒花を睨み付ける。そしてまだ少し震える腕を伸ばし、狩人の光の恩恵を受けたクロスボウを向けて矢を放った。
その矢は正確に黒花を打ち抜き、力を失ったそれは地に落ちていく。クレオもそれに合わせるように、火の玉を飛ばしていく。けれど幾つかの撃ち漏らした黒花が二人を目掛けてその牙を剥いた。
「きゃ……っ!」
「桜さん、危ない!」
桜が咄嗟に庇うように腕を前にし、痛みを覚悟したその時、
「ハァッ!!」
という気合の入った声が響いた。想像していた痛みは感じられず、思わず閉じてしまった目を恐る恐る開ければ、二人を庇うように法衣が翻っていた。
「大丈夫ですか、お嬢さんたち」
そう笑顔で桜とクレオに話し掛けたのは
齋藤 智照
だった。柔和な笑みを浮かべているが、その足元には黒花が力無く落ちている。彼に宿った力は癒しの光で、うなじにその印が見られる……ということは、黒花を落としたのは智照の持つ本来の武力であるのだが、二人は気が付かないまま助けてくれたお礼を述べた。
「いえいえ、間に合ったなら何よりですよ。さあ、まだまだ来ますからもう少し頑張っていきましょうかねぇ」
よくわからない状況下ではあるけれど、わけの分からないまま一方的にやられるのも性に合わないと智照は拳を握る。どの相手も、どうみても人にあらざるモノだ。ならば、少しばかり手荒くいっても構わないだろうと彼は穏やかな表情のまま鋭い視線を黒花へと飛ばした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
加持蜜子
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月29日
参加申し込みの期限
2016年05月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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