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\ オーバータイム!/
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大悪魔『オー・グイン』(3)
どすどす、どすん、と地響きを鳴らし、大悪魔オー・グインが魔界を駆ける。
「あ、あいつら、オラを食おうってのかァ……!? あ、悪魔みてェなヤツらだァ!」
行く手に見えた、何やら奇妙な……羽の生えた紫色の牛のような魔界ならではの魔物へ、オー・グインは手にした巨大なナイフとフォークをおもむろに振り上げると、
「たらふく食って、ケガァ治して、チカラを取り戻さねェと……!」
ずばん! 輪切りにして、生のまま大口の中へ放り込み、瞬く間に食べてしまった。
どすどすどすん、再び走り出した巨体……その姿を見下ろしながらに、飛翔する
巫部 紫苑
はぽつり、つぶやく。
「……あれって、食べられるんですね」
鋼鉄の胃袋、尽きぬ食欲を誇る紫苑のこと。悪魔となっても、その興味が向かうのは当然、魔界のグルメ事情である。先ほどから、彼女のお腹はきゅるる、きゅるるるんと鳴いていた。
そんな彼女の隣には、
「じゃあ、あのおっきな悪魔が好きそうな、美味しそうなモノをぶら下げてみたら、釣られてくれるかなぁ?」
ほんわかマイペースな
岡野 丸美
は、もちろん腕っぷしには自信が無い。とはいえ何もせず、ひたすら逃げ隠れるのみというのも、ちょっぴりみんなに申し訳ないところではある……。
と、いうわけで。
「それじゃ、協力して、なんか美味しそうな魔物を捕まえようよ!」
「ええ、そうしましょう。ふふ、魔界にはどんな美味しいものがあるかしら?」
す、と両手を合わせれば、紫苑の足音も身に着けた衣服の衣擦れも、全ては無音となる。そうして音を消したら、
「……いただきます♪」
火でも噴きそうなトカゲ型の魔物、その尻尾へと、彼女はおもむろに噛りつく。ぎー! と奇怪な声があがるも、
「もぐ、もぐ、むぐ。あら、美味しいですね! 食べたことのない味です」
可憐な女子高生が、手掴みでそんなものをぱくりといってしまうという光景は、ワイルドかつなんともシュールであった。
「へー、美味しいんだぁ。どんな味なの?」
「食べてみますか?」
あんまり美味しそうに食べているもので、興味を惹かれたのか、丸美も横からひとくち、ぱくり。
「…………!!!!????」
一瞬で、舌がびりびりと痺れた。刺激的なお味は確かに、食べたことのないテイストだ。
「さあ、次はどの魔物を食べましょうか? どんどんいきましょう♪」
「悪魔が好きそうな獲物は、どれかなぁ?」
その後もふたりは、毛むくじゃらの小鬼のような魔物やら、トゲトゲの芋虫やら目玉だらけの球状の魔物やら、そのものずばりなドラゴンやら、数々の魔物を捕食していった。見た目の割に案外美味しかったり、あまりにもキビしいお味だったりと様々ではあったが、これがなかなか、楽しい食べ歩きとなったようである。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ホワイトシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
神話・伝説
定員
1000人
参加キャラクター数
151人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年04月01日
参加申し込みの期限
2016年04月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年04月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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