this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
怪人セブンの選択
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
59
つぎへ >>
【乗り込んだ寝子島の人々・3】
楽しむ人、戦う人ときて、働く人も少なからずいる。
今回のイベントでは多くの人でが予想されており、臨時のホールスタッフや清掃員をかなり大々的に(宣伝も兼ねて)募集をしていた。
そこに応募した寝子島の人々がいた。
だが、本当に勤労のために船に乗り込んだかどうかは話が別であった。
「どいひー!? そんなの聞いてねェ!」
冴木 竜司
は思わず叫んだ。
「凪さん、何考えてるんですか!? 俺たちがこの船の爆発を止めるとか、どうかしてるぜ!?」
「あら、言ってなかったかしら? その為に多めのバイト代を前払いしているのだけど……?」
鷹峰 凪
は冴木の握っているちょっと厚めの茶封筒を指さした。
世の中、うまい話には裏があるのだ。
「じゃあ、このイベントで凪さんの実家の会社が出るっていうのも嘘ですか!? 俺ら、その手伝いって聞いて付いてきたのに!」
冴木の後ろには、手伝いに駆り出された
鬼崎 あやめ
と
鬼崎 つくし
の義姉妹が困惑しながら様子を伺っている。
「凪さん、説明してください!」
立腹する冴木に対して、ローテンションの鷹峰が説明をする。
「ニャコール――つまり、うちの実家である下着メーカーがイベントに参加しているのは本当よ? うちの今日の肩書きは同人作家じゃなくて社長令嬢だもの。それに今日、クロちゃんがお友達と一緒にこの船に乗っているの。で、嫌な予感がしたから、うちのろっこんでクロちゃんの未来を書き出してみたんだけど……」
鷹峰のろっこん『Fateful Book』は、人に10秒間触れつつ白紙に『執筆』と書くことで発動する。
その効果は、触れた人物の未来に起き得る出来事を物語調の文章として自動的に書き記すことができるのだ。
出来上がった物語を読み進めると、クロちゃん――
吉祥寺 黒子
が乗った船が爆発・炎上、そのまま沈没するという衝撃的な内容であることがわかった。
ただ、彼女のろっこんはまだ多くの情報量を書き記すことができない。
事件の原因特定や誰の仕業なのかまでは記されていなかった。
「船の沈没にクロちゃんが遭うなんてあってはいけないわ。だから、うちらが止めるしかないの。この情報はうちらだけしか知らないんだから。それにこの船に乗ってしまった以上、何もしなければ竜司君たちだって冷たい海の底へ沈むのよ。巻き込まれたくなかったら手伝ってちょうだい」
「凪さん、むちゃくちゃだぜ……。もれいびとはいえ、一般人の俺たちで何ができるって言うんですか……」
あまりの無理難題に途方にくれる冴木。
「とりあえずお兄ちゃん……、元気出してください」
あやめの義妹のつくしが冴木の肩にそっと手を置いた。
その内心、彼女は落胆していた。
(凪さんひどい! 『お姉ちゃんとお揃いの猫耳メイド姿で豪華客船に乗り込んで愛想笑いしながら突っ立ってるだけという行為のイベント手伝いをするだけでお金が手に入る、しかも大好きなお兄ちゃんと一緒に居られるなんてグッドです! この格好は恥ずかしいけど、お兄ちゃん可愛って褒めてくれるかな? 一緒に夜景を見ながらお兄ちゃんを独占して、そのままいい雰囲気になって今夜はゴージャスな一晩を、そして、えへへへ……』って思っていた私の期待感と健全なエロスを返して!!)
残念だが、今回はラブコメちっくなギャグストーリーではなく、死亡フラグがビンビンにそそり立つシリアスストーリーである。
腹の中で独占愛の強いヤンデレ展開を妄想していたつくし、そ目の生気が徐々に失われつつあった。
一方、義姉のあやめはスマホに届いたメールを見て戦慄した。
「うそ……、そんな……」
自前のアルビノの髪に匹敵するほど顔面蒼白になるあやめ。
届いたメールの差出人は、メーリングリスト【7】であった。
以前、あやめは怪人セブンが引き起こした最後の事件である
『歌劇事件』
の解決に協力していた。
だがその結末は、あやめにとってあまりにも衝撃的すぎて、目を背けたくなるものだった。
故に、度々送られてくる【7】のメールで事件のあらましは把握しているものの、極力、事件そのものは避けて通ってきたのだ。
だが不幸にも、この船の中に叢雲教団と英雄たちが乗り込んでいることを知った。
しかも今宵、両者の和睦会議が船内で3時間後に開かれるという。
(……まさか冴木さんに誘われたバイト先が和睦会議が行われる豪華客船の会場とは……。奇しくも凪さんのバイトの内容と叢雲の依頼の内容は一致してます……、こんな偶然があるなんて……)
スマホを見詰めたままフリーズするあやめを不審に思った鷹峰が声を掛けた。
「どうしたの? 何かあった?」
「あ、いえ……! 私の友達も、この船に乗ってるそうです。しかも、結構、大勢……」
「あら、奇遇ね……? 大規模なイベントだし、そういうことがあってもおかしくはないわよね。……あやめちゃん、何か知ってるわね?」
「凪さん、ひとつ聞いていいですか?」
急に切り出したあやめは一瞬言い淀んだが、意を決して鷹峰に問うた。
「ネームレスヒーローズって、聞いたことありますか?」
――いきさつをあやめから聞いた鷹峰、冴木、そしてつくしは呆気にとられていた。
「……これは作り話じゃありません。私は、この目で殺人鬼の顛末を見届けました。今の芽森先輩は、殺人鬼の成れの果てです」
あやめはスマホに届いた【7】の内容を3人へ見せた。
「彼らはずっと今まで叢雲教団、つまり草薙製薬の社長令嬢である
加納 泉月花
とフツウを巡って戦ってました。そして今夜、その戦いに一区切りがつくはずです」
「おいおいおいおい、寝子高の陸上部の見知った顔の奴らも発信してるじゃねえか! みんな物騒なことに首突っ込みすぎー!!」
メールの履歴を確認した冴木の腰が砕けた。
「つうか、陸上部部長や生徒会の主要メンバーやら、揃いも揃って裏でなにやってんの……!? 信じられねえ!」
「でもこれが真実です、冴木さん」
あやめの顔は、とても冗談を言っている表情ではなかった。
「んなこと言われても、いきなり信じろっていうのが難しい話だぜ……」
「わ、私は信じるよ、お姉ちゃん……」
目を白黒させている冴木に対して、義妹のつくしはどもりながらも義姉の言葉を受け入れた。
「それに、ちょっと安心しました。私たちだけだったら無謀だけど、こんなにも船を沈めさせないように動く人がいましたから」
「そうね……、戦力としては申し分ないわ。クロちゃんを救うため、うちらが無事に寝子島へ帰るためにも、そのネームレスヒーローズのみんなと連携する必要があるわ」
鷹峰はスマホを取り出すと、すぐに番号を発信した。
「あ、クロちゃん? 今どこ? ちょっと聞きたいことがあるんだけど、うん、どこで落ち合う?」
こうして、鷹峰は親友の吉祥寺を介して英雄たちと合流、行動を共にすることとなった。
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
59
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
怪人セブンの選択
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
前回シナリオ
怪人セブンの暗躍
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
推理・サスペンス
バトル
オールジャンル
定員
40人
参加キャラクター数
40人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年05月05日
参加申し込みの期限
2016年05月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!