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御剣との密談の5分後、日登美の部屋に来訪者が現れた。
鷹峰 凪
と
鬼崎 あやめ
の2人だ。
「お邪魔するわ。ここに行けば伊平さんに会えるって聞いたから」
「し、失礼します……」
かたや堂々と、かたやおどおどと入室する2人を日登美は笑顔で出迎えた。
「これはこれは、今日は来客が多い日だねー! 待ってて、喉渇くでしょ? 乾かない? 飲み物持ってくるから!」
「あら、お気遣いなく。今日は伊平さんとお友達になりにきただけよ」
「へぇ、それは楽しみ~!」
日登美が飲み物を用意している間に、鷹峰はあやめに耳打ちをした。
「いい? あやめちゃん? 今から私たちはハニートラップをあの人に仕掛けるわよ」
「え、ええ? 何故ハニートラップ!?」
「しっ! 声を抑えて!」
鷹峰はあやめの口元を塞いでしまった。
「御剣君がこの部屋に入るのを見たでしょ? でも彼は部屋の中にはいない。私たちとすれ違ってもいない。これはおかしいわ。あの人、なんか怪しいし、クロちゃんの話じゃノンケでも同性でも食っちまうそうよ? だったら私たちが体を張ってネームレスヒーローズのみんなに情報を持ち帰るチャンスが今なの」
(つまり、また私は鷹峰さんにハメられたのですね……)
思わず白目を剥いて絶望してしまうあやめ。
(でも、確かに御剣さんはどこへ? もしかして消された……!?)
あやめの背筋が途端に凍える。
(でも負けちゃダメよ、私! だって私は
フジコ先生の犬
だもの!)
あやめの脳裏に思い起こされる、フジコ先生からの愛のスキンシップ(割と濃い目)の数々……。
(うっぷ……。あれ以上の地獄がこの世にあってたまるもんですか! よしんばあったとしても、所詮、同性相手! もう何も怖くない!)
よもや絶対服従を誓うフジコ先生の存在に奮い立たされるとは、あやめ自身思ってもいなかっただろう。
(やってやる! こうなったら、女は度胸です!)
覚悟を決めたあやめ、それを察した鷹峰のもとに、ようやく日登美が飲み物を持ってきた。
「おまたせ! アイスティーしかなかったんだけどいいかな?」
「それ、絶対に薬を盛ってますよね!?」
思わずあやめはツッコミを入れてしまった。
それに日登美は何故か声を震わせながら弁解する。
「や、やだなぁ、銀髪のカワイコちゃん! ちゃんとした『おもみもも』だってばぁ~」
「動揺して噛んでるじゃないですか! 声は震えてるし『お飲み物』って言えてないじゃないですか! こんなアイスティー、私、飲めません!」
あやめが拒絶したアイスティーを、鷹峰は一切の躊躇せずにぐぅっと飲み干した。
「大丈夫、私の歯はクラゲで出来てるから全部吸い取ってくれるのよ」
勿論、鷹峰の言葉は真っ赤な嘘である。
だがこの返答を日登美はいたく気に入ったようだ。
「ああ~いいっすねぇ、その切り返し! 僕ちゃん、そういうの大好き!」
「ありがとう、伊平さん。自己紹介が遅れたわ。ニャコール社長令嬢の
鷹峰 凪
。この子は私の可愛い妹分のあやめちゃん」
鷹峰の紹介されたあやめが軽く頭を下げた。
「よっろしくぅ~! 僕ちゃん、伊平 日登美でっす! これでも医者だよ~ん! さっさ~? 仲良くなりたいってことだけど、具体的にはどんな感じに仲良くなりたいのかな??」
「それはもちろん、桃色な関係よ!!」
鷹峰、突然上着を脱ぎだしたではないか!
「風の噂で貴女は同志と聞いたから……性的な意味で! 私、NL・BL・GL・触手系と幅広いジャンルが大好きなの! その白衣の刺繍からもわかる貴女の飾らない性への欲求……好ましい!」
「おっ? エロい関係がご所望かな?」
日登美が白衣を翻せば、背中に刺繍された『どスケベ一番星』の文字が輝く。
鷹峰はますますヒートアップしていく。
「そうよ、エロスよ! 生物の本能のひとつである『性欲』! ……芸術のモチーフにもされる人間の本質でもあるわ。私、思うの……。人間の欲望の根底にあるのは『愛』! それが一番わかりやすいのが獣欲の象徴『色欲』! 素晴らしいとは思わない?」
「いいね、いいね! なぎっちとは気が合いそうだってばよ!」
日登美もこの鷹峰のテンションに乗っかりはしゃぎ出す。
「で、あやめちゃんはどうなのかな?」
「ああ、あやめちゃんはヌードモデルよ。伊平さんとのカラミを春のイベントの新刊のネタにしようと思うの」
何も聞かされていないあやめは絶句してしまった。
(ぬ、脱ぐの!? 私が!?)
思わず胸元を両手でクロスしてガードしてしまう。
その態度に日登美は却って興奮しているようだ。
「たまんねぇ~っす! 純情そうなトコがヤバイね! いいの? 僕ちゃんが食っちゃっていいの!?」
「ええ、そのつもりで連れてきたわ」
「鷹峰さん!?」
あやめの思考回路が爆発しそうなほどショックを受けた。
もはや人質である。
「もちろん、私も脱ぐわ。……なんだか、体が火照ってきちゃったもの……」
「鷹峰さん、やっぱりそのアイスティーに何か盛られてますって!」
「あやめちゃん、でももう飲んじゃったもの……。それに私、最初から伊平さんと『こんなこと』をしたかったのよ……」
熱い吐息とともに言葉を吐き出す鷹峰に、日登美の目がギラギラと輝く。
「さあ一緒に溺れ乱れましょ、日登美さん?」
鷹峰は服を脱ぎ捨ててランジェリー姿で日登美に抱きついた。
この積極的な行動に日登美は有頂天に!
「ひゃァー! もう我慢できないねッ!」
日登美も身にまとった衣服をすべて投げ捨てて下着姿になってしまう。
「さぁ、あやめちゃんも!」
「鷹峰さん、脱がそうとしないでください~!!」
あやめの必死の抵抗むなしく、彼女の衣服も鷹峰によってひん剥かれてしまった。
「あっやめちゅわ~ん! 恥ずかしがることないじゃないかァ、んん~?」
にじり寄る日登美! 貞操のピンチだ!
だが、追い詰められたあやめは逃げようとしなかった。
むしろ自分から日登美の肌に触れていく。
「あの……、色々と聞きたいことがあるんです」
対象の体に5秒以上触れながら笑顔を見せることで、あやめのろっこん『リリスの微笑み』が発動する。
(よし、5秒経過! これで相手の口が軽くなるはず!)
ハニートラップを行うのなら、この際、徹底的に臨むべきだとあやめは腹を括ったのだ。
「伊平さん、この船がもうすぐ沈むかもしれないって本当でしょうか?」
「むいみちゃんの悪夢のことだね~? あの子の悪夢は今まで外れたことがない。本当に沈んじゃうかもねぇ??」
「伊平さん……、ひょっとして、この船が沈む原因、知ってたりするんですか?」
あやめは日登美からの愛撫に耐えつつ、核心に迫る質問をぶつけた。
鷹峰は日登美のテクニックによって、あっという間に陥落している。
「あっ! ああ! あぁぁぁ~! だめッだめッ! 死んじゃう、死んじゃうぅぅ~!?」
日登美の指を動かすリズムに合わせて、陸揚げされた魚のごとくベッドの上で身体を跳ね回らせる鷹峰。
これではもう役に立たない。
アイスティーに盛られた薬の効果も合わさって、既に彼女は自我を保てない。
自ら堕落した豚など、あやめはアテにすることはなかった。
自分の身を守り、情報を引き出してここから脱出する。
そのためにも、鷹峰には存分に壊れてもらわねばならないのだ。
「……伊平さん、正直な話、どうなんですか……?」
あやめが日登美の顔をじっと覗き込むように注視した。
すると日登美は困り顔で告げた。
「僕ちゃんが黒幕だと言いたいみたいだね……?」
まいったな、と小さく呟いたあと、日登美は打って変わって明るい笑顔を咲かせた。
「うん、そう。僕が今回の黒幕でっす! 大正解!」
あっさり認めた日登美に、今度はあやめが困惑する。
「おやおや、あやめちゃん? 確証があってカマかけたんじゃなかったのかい?」
「あっさり認めたので、驚きました……」
「ああ、そっかそっか! 僕は素直な性格なんだ。で、この船の沈没の原因を知りたいんだっけ?」
「そうです! このままだと伊平さんも巻き添えになりますよ!?」
あやめがあらん限りの声を振り絞って怒鳴る。
船という密室で大爆発が起きれば逃げ場がない。
だというのに、目の前の黒幕はそのギミックを選んだ。
何かあると睨み、あやめは恫喝を試みる。
「叢雲の皆さんも海の底へ沈みます! むいみちゃんもです! 医師としてそれは無責任じゃないですか!?」
「う~ん、確かにそれはそうだ。医者としてあるまじき行為だ」
「それじゃ、教えてくれるのですね?」
「教えてもいいけど、あやめちゃん……」
「この部屋から出られると思ってるの?」
日登美はあやめの腰に手を回してガッチリとホールド。
「ここで全てを教えるのはやぶさかじゃないよ? でも、君がここを無事に脱出できるかい? このメス豚に騙された哀れな子羊の君が! 脱出の策を考えているとは、僕は到底思えないなぁ!?」
あやめは目を泳がせてしまう。
日登美の言うことは図星だ。
あやめに脱出の算段はなかった。
「はい、もとよりそのつもりはありません。情報は私が生きていれば自ずと伝わります……。今はあなたをここから出さないこと。それが私の使命です」
「へぇ、僕をここで足止めする気? でもそれじゃ、爆発の原因を教えたところで事後報告じゃないか。船が沈んだあとにあの世で答え合わせするつもりなのかい? ひょっとして馬鹿なのかな?」
「馬鹿って言わないでください!」
あやめは
実際頭が悪い。
「鷹峰さんはただのメス豚でも、私は一筋では行かない子羊なんですからね!」
「ふうん、そうかい? じゃあ、少々、手荒なことをさせてもらうよ?」
日登美は指を弾いて合図を送る。
すると、誰もいなかったあやめの背後から突然、強烈な痛打が放たれたではないか!
奇襲に対応できずに前のめりに突っ伏すあやめ。
ズキズキと痛む後頭部を抑えながら、そっと後ろを振り返る。
自分を殴った犯人――突然現れた人物をこの目で捉えたとき、あやめは自分の末路を悟った。
「御剣……さん……?」
御剣の片手には血糊が付いた灰皿が握られていた。
その血糊があやめ自身のものだと察した時には既に遅かった。
御剣はあやめを何度も灰皿で殴打。
あっという間に血まみれになったあやめ。
そのまま下着姿のまま倒れてしまう。
「かったなきゅん、よくやったよ。僕の黙示録の特性、すごいだろう?」
御剣は生気のない顔で頷いた。
(……ああ、私って、本当に不幸……)
あやめは自身を呪いながら、その意識を手放してしまった……。
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鷹峰 凪
:自我崩壊により行動不能 → 離脱>
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鬼崎 あやめ
:重傷により行動不能 → 離脱>
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40人
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40人
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シナリオガイド公開日
2016年05月05日
参加申し込みの期限
2016年05月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年05月12日 11時00分
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