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Ms.jokerの挑戦状
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【学食屋内・小テーブル付近 PM0:40】
大テーブルほどではないが、少人数で食事を楽しみたい生徒により、こちらの小テーブルも多くの生徒で賑わいを見せる。
伊賀 解理
は、のんびりと食事を取るべく、こちらの席へと移動を行っていた。
「随分多いね、鼻眼鏡人口」
こちら側の席でも、鼻眼鏡を付けた生徒はちらほらと確認出来る。
別に鼻眼鏡を付ける事や、それ自体に解理は興味は無い。
要は自分に迷惑さえ掛けなければいいと、やや冷めた目で見つつ解理はテーブルの上に乗せたトレイの食事に箸を付けていく。
「ん、美味しい。たまには学食もいいものだね」
解理が頼んだ定食はB定食。
葵が確認したメニューどおり、蟹で出汁がとられた蟹汁をメインに、大きめの海老フライとサラダ、そしてご飯といった割と豪華な内容である。
解理自身も、この内容に珍しく満足げな表情を浮かべながら箸を進めていく。
解理からやや離れた位置、小テーブルの真ん中辺りでは、
屋敷野 梢
がとある生徒を探していた。
「あれー? 確か食堂に行くとか言ってたはずですけど……いないですねぇ」
小テーブルの椅子に座りつつ、持ってきたカフェオレをちびちびとすすりながら、梢は幼馴染である
八十八旗 信彦
を捜していた。
別に信彦に対して何か用事があるわけではない。
が、どうも学食で何かが有りそうだ、という話を聞きつけ、梢は学食へと足を運んでいた。
「加瀬君も一緒でしたけど、何するつもりでしょうねー。まぁ、面白ければ何でもいいですけど」
クスクスと小さく笑い、梢は信彦の姿を探す為に周囲を見回していた。
信彦が聞いたというその【何か】。
それを知る人物が、この小テーブルには二人存在していた。
「あー……なんじゃこりゃ?」
携帯を弄りながら、
屍 骸
はなんとなくネコッターを開く。
そこに表示されているのは、【Ms.jokerが学食でイタズラを行う】事、そしてその主犯として【
行梨 謡
】の名前が呟かれていた。
「梨の野郎がなんかやろうとしてやがるのか? 別に知ったこっちゃねぇが……」
ネコッターの呟きを見つつ、骸も確かに何日かぶりに訪れた学食の雰囲気が妙な事には気づいていた。
鼻眼鏡デー、そして至る所で見かける鼻眼鏡を掛けた生徒。これが揺が仕掛けたイタズラだというのであれば、確かに分かりやすいと骸は思う。
「まぁ、見かけたら声でも掛けるかね――っと」
飲み干した水をもう一度汲む為に、コップを持ち立ち上がろうとする骸の側を、一人の生徒が通りかかる。
「おっと、すまん」
携帯を弄りながら通りかかった生徒――
鈍蔵 鋼成
が、ぶつかりそうになった骸へと謝罪を行う。
「いや、かまわねぇよ。あんた確か、鈍蔵か?」
同じクラスではないが、同二年として、骸は鋼成を見かけた事がある。
だからこそ、こうして骸は声を掛けていた。
「あぁ、そうだが……お、そいつぁネコッターか。学食の一件、見たか?」
骸の手にした携帯の画面に映されたネコッターの画像に、鋼成が気づく。
「見たぜ。何をしでかそうとしてるかは知らねぇけどな」
「くく、多分面白くなるんじゃねぇか? jokerの連中は、色んな所にイタズラするらしいからな」
どこか楽しそうに、鋼成はこの呟きに対しての意見を口にする。
――その中に、知りえるはずの無い【連中】という情報を含めて。
「っと、ちょいと急ぎでな。悪かったな、邪魔して」
骸の疑念を払拭する前に、鋼成はそそくさとその場を離れていく。
「ま、いいか」
疑念は抱くが、別にそれで鋼成が何をしようが、そんな事は骸の知ったことではない。
水を汲む為に、骸はコップを片手に席を立つ。
骸が席を立った丁度その頃。
小テーブルの影に位置するように、観葉植物でほとんど自分が目立たない席に
松谷 洋志
は座っていた。
「ん、やっぱりちょっと寒いね」
五月の上旬とは言え、晴天ではあるがどこか肌寒さを洋志は感じる。
その為に、少しでも温まればいいと七味唐辛子を持参していた。
「とはいえ、なんか今日の学食は変だよね……なんなんだろ」
入り口で見かけた鼻眼鏡デーの張り紙にあわせ、周囲はそれをネタに色々と盛り上がっている。
そんな周囲と離れる形で、洋志はうどんをすすりつつ、ゆっくりと昼食を楽しんでいた。
――が、そんな洋志を見逃してはいない生徒が一人居たのだ。
「ちょうどいいのが居ましたわね」
ポツリと、トレイを持ちながらjokerメンバーの一員である
空風 由利
は洋志を発見していた。
普段の言葉遣いでは無く、あくまで上品に。
そして、うさぎのヘアゴムで止められたツインテールを揺らしながら、由利は楽しそうにうさぎらしからぬ、得物を見つけた目を洋志へと向けていたのだ。
「では、行きましょうか」
トレイに乗った食事には、既にタルトにより【タバスコ】が入れられている。
由利にとって必要な行動の為に、量は少し多めのA定食。
準備は万全、由利はゆったりとした足取りで洋志へと近づいていく。
【学食テラス・テーブル付近 PM0:45】
屋内と同様、晴れ渡った晴天も含め、テラス側も生徒の数でごった返していた。
「ヒトハはん、首尾はどうですかい?」
その人の数に紛れるように、制服姿とあわせ、鼻眼鏡を着用済みの
骨削 瓢
が
双葉 仄
と共にテラスの一席に座っていた。
「こちらは問題ない。瓢は仕掛け終えたのか?」
コーヒーをすすりながら、仄は自信を持って答え、逆に瓢へと尋ねる。
「当然ですよい。人が集まる前が勝負ですからねぇ。その後だと、ウチらのイタズラはちぃと難しくなりますわい」
カラカラと笑いながら、瓢はその言葉を口にする。
二人の関係は、jokerメンバーとその手伝い、という代物であった。
瓢からの誘いに、仄が乗る形で考え出されたイタズラは、テラス側に10枚の手紙を仕込むといった内容の物。
内訳はラブレター・果たし状がそれぞれ四枚ずつ、そして宝の地図が二枚となっていた。
「そうだな。ここにも人が集まってきた。そろそろ移動するか?」
二人がテラスを訪れたのは、昼休みが始まった直前であり、タルトが入り口に張り紙を張っていた辺りである。
その為、用意された手紙は既に仕掛けを終えており、後はその結果を待つだけとなっていたのだ。
「そうしましょうかねぇ」
手紙に記載された待ち合わせ場所は、宝の地図を除いて全て噴水にしている。
もちろん、ブッキングが無いように、瓢は待ち合わせの時間も抜かりなくずらしていた。
だからこそ、後は噴水前でこっそりと手紙に釣られて来た生徒を待てばいいだけであったのだ。
「では行くとしよう。果たしてどうなるか、楽しみだな」
「はっは。ヒトハはん、それがイタズラの醍醐味って奴ですよい」
瓢が楽しげに笑い、二人は席を立ち噴水前へと歩き出す。
――だが、まだ瓢は知らない。
仕掛けられた手紙の数が、実際には仄の手によりその倍近くになっている事を。
そんな二人を知る由も無く、修はテラスで読書を楽しんでいた。
「む、なるほどな……」
朝食はさっさと携帯バーを齧ることで終えており、現在テーブルの上にはコーヒーが注がれた紙カップしか置かれていない。
入り口で見かけた鼻眼鏡に関しては、現在の所では生徒間で楽しんでいる様子しか見受けられない為、修の興味は完全に持ち込んだ推理小説へと向けられていた。
「ほぅ、こうなるのか……ん?」
本から目を離し、コーヒーを飲む為に修が紙コップへと手を伸ばす。
――が、その際に少し動いた事で、修が座る椅子から一枚の封筒が地面へと落ちていた。
「なんだ? 封筒?」
座った時には余り椅子を見ていなかったせいか、修はこの手紙に気づいていなかったのだ。
誰かが置き忘れたのか、それとも誰かが自分が気づかないうちにこれを差し込んだのか、どちらにせよ、修はこの封筒をどうにかしなければならないと考える。
「……仕方ない、少々気は引けるが」
自分に宛てた手紙である可能性があるのならば、読まないわけには行かない。
もし、他の生徒宛であれば、その時は届けるなりすればよかろうと、修は封筒を開ける。
――席に座っているあなたへ。
この文面で書き出されている手紙に、修は驚愕する。
jokerのイタズラにより、テラス側がもっと大騒ぎになっていれば、修はこれが誰の手による代物かを気づけたのかもしれない。
だが、現実は非情である。テラスに仕掛けられたイタズラ第一号の被害者として、修はこの手紙を開いてしまっていたのだ。
「どういう事だ、これは、俺になのか……?」
表面上には現れないが、言葉に隠し切れない動揺を含め、修は手に持った手紙を凝視する。
噴水に50分。指定された時間は残り5分程度しか残されていなかった。
「行くしかない、のか……?」
残された時間とあわせ、修が考えている時間はほとんど無い。
意を決し、修は席を立ち、噴水へと向かう為歩き出していた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御神桜
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年04月09日
参加申し込みの期限
2013年04月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月16日 11時00分
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