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Ms.jokerの挑戦状
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【学食屋内・受付カウンター前 PM0:40】
学食内での料理受け取りは、基本食券にて行われる。
設置されている数台の食券販売機は入り口付近にあり、生徒はまずここで食券を買う必要があったのだ。
「これは……どうやればいいのかな……」
その食券販売機の前で、
上穗木 千鶴
は悩んでいた。
入学以来、初めて利用する学食であるが故に、千鶴はこの販売機の使い方が今ひとつ分からなかったのだ。
「もしかして、それの使い方が分からないのかな?」
困る千鶴に対し、丁度その後ろに並んでいた
音海 なぎさ
が声を掛ける。
「え、あ、はい。これってどうやればいいのかなって……」
突然声を掛けられた事に驚く千鶴だが、ふんわりとしたなぎさの雰囲気に、その驚きはやや鳴りを潜める。
「じゃあ一緒に買おっか。焦る必要はないからね、ゆっくりやろう」
なぎさは、そのまま千鶴の隣に立ち、一つ一つ説明していく。
事前に、後ろに並ぶ生徒にはなぎさから一言声が掛けられ、千鶴に対して急くように言う者は誰も居なかった。
「うん、これで大丈夫。後はあっちの受け取りでこの券を渡すだけだよ」
なぎさの教えどおりに食券機のボタンを押し、食券が受け取り口から吐き出される。
千鶴が選んだ食券B定食であり、普段は魚介類が使用された代物であった。
「ありがとうございます」
ぺこりと、千鶴がなぎさへと頭を下げる。
「ううん、気にしないで。どうせなら、一緒に並ぼっか?」
面倒を見たのなら最後まで。
お人好しらしいなぎさの性格と共に、こんな提案をなぎさは口にする。
「出来れば……いいですか?」
「もちろん。それじゃ、行こっか」
なぎさも同じように、食券機のボタンを押し、寝子まんまの食券を取り出す。
そして、そのまま千鶴となぎさは、ずらりと並んだ列に加わる為に受付カウンターへと向かい歩き出していた。
受付カウンター前の列は、昼の初めとあってその混み様は尋常ではない。
列の中に居た
浅沼 柳司
は、同じクラスの
宗愛・マジカ・ベントス
と共に順番を待っていた。
「何で男と一緒に並ばなあかんねん……」
ガッカリ加減を前面に出しつつ、柳司は一つため息をつく。
「む、先ほどの授業で弁当を忘れたと言っていたでござるからせっかく連れ添ったというのに、イマイチつれないでござるな」
「知るか。つーか、それがなけりゃ、わざわざここまで来ないっちゅーねん」
言葉の通り、今日に限って弁当を忘れた為に柳司は学食を訪れていた。
宗愛に限っては、割と学食を利用する事もあり、せっかくだからと柳司と共にここへと来ていた。
「そうでござるか? 別に学食は食事をする為だけに訪れるとは限らないでござるよ」
宗愛は当然だとばかりに【それ】を口にする。
「はぁ? 学食に飯食いに来る以外に、なんか用事でもあるんか?」
「もちろんでござる。まぁ、浅沼殿には出来ん代物でござるがな」
妙にニヤニヤと笑い、宗愛は柳司に対してどこか勝ち誇った笑みを浮かべる。
「……なんか腹立つわ、その顔」
「はっはっは、気にする事はないでござるよ。そういえば、新井殿はどちらへ?」
宗愛が口にしたのは、二人と同じクラスの
新井 米太郎
であり、宗愛同様、柳司と先ほどまで共に授業を受けていたのだ。
「アイツは弁当があるやろ。教室で食べる言っとったで」
「ふむ、そうでござるか」
米太郎も柳司が弁当を忘れた事は知っている。
てっきり一緒に来ると宗愛は思っていたのだが、その姿が無い為に、柳司へと聞いていた。
「お、列が進むでござるよ。さぁさぁ、進むでござるー」
「なんで押すねん! 自分で歩くわ!」
列の流れに従いながら、二人はそのまま受け取りカウンターへと到着し、柳司がおばちゃんに大盛りを乞いながらトレイを受け取っていた。
受け取りカウンター前の列が進んでいく中、
三ヶ島 葵
は列の最後尾にて本日のメニューを確認していく。
「レモンを掛けても大丈夫そうなのって、どれだろうねー」
周囲から見れば、葵はただメニューを選んでいるだけにしか見えない。
が、実際の所は葵もjokerメンバーであり、今回食事にイタズラを仕掛けるべく学食を訪れていたのだ。
「鉄板のから揚げ定食はあるみたいだし……何、B定食って蟹? うわー、びみょーに贅沢だねー」
今日に限って、B定食は蟹が使用されたメニューになっている事を葵が確認する。
葵が行おうとしているイタズラは、生徒が頼んだ料理に対し、あのびみょーな感じを受けるレモン汁を仕込んでやろう、という代物であった。
だからこそ、どのメニューであれば効果的かをこうして調べていたのだ。
「ま、どれでもいっかー。とりあえず、目標探して行こっかね」
とはいえ、メニューを一瞥したところでどれがレモンに合うなんて分かるわけも無い。
手当たり次第やったほうが早いと葵は判断し、ポケットに潜めたレモン汁が入った小さな容器を確認し、そのまま列から外れていく。
【学食屋内・大テーブル付近 PM0:40】
早々に食事を受けとった生徒達は、既に各テーブルへと着いていた。
その内の大人数が座れる大テーブルにて、やや離れた位置ではあるが、学食全体を見渡せるに適した場所に
小山内 海
と
御剣 刀
の姿があった。
「美味いな、これ」
刀が頼んだ定食はA定食であり、肉が使用された物である。
別メニューである肉まみれのスタミナ丼に比べれば、確かに肉の量は劣るが、生徒の胃袋を満たすには十分な量があった。
『うん、おいしいね』
さらりと、海はスケッチブックに字を書き、刀へと向ける。
声の出ない海にとっての会話手段。友人である刀は、その事情を知っており、頷く形で海へと返答を返していた。
「しかし……なんなんだ、この光景は」
着いた席が丁度よかったのか、刀の視界には学食内で鼻眼鏡を掛ける生徒の姿をちらほらと確認出来ていた。
入り口で見かけた鼻眼鏡デーの張り紙は、刀と海も見ていたのだが、まさかこんな妙な光景を見る羽目になるとは思ってもみなかったのだ。
『でもたのしいよ?』
「楽しい……か? まぁ、小山内がそうなら別に構わないが」
センス云々を問う事はしないが、刀は海の言葉に一応の理解を示す。
刀も海も、まだjokerがイタズラを行おうとしている事は知らない。そもそも、挑戦状自体は風紀委員にしか送られていないのだ。
どこかで情報が流出でもしない限り、それを知りえる者は少ないのだから。
「……?」
一瞬、海の視界に【誰か】の姿が映る。
うさぎのヘアゴムでツインテールを結い、清楚を前面に出したように小テーブル側へと向かい歩く姿が。
「どうした、小山内」
『なんでもない』
しかし、それが誰であるか、海は気づかなかった。
いつも見ているはずではあるが、普段とは違いすぎるその雰囲気はしっかりと、その変装の役目を果していたのだから。
刀達同様に、全体を見渡せる位置に座る生徒はもう一人居た。
ただし、こちらは刀達とは違い、明確な目的を持ってこの位置に座っていたのだ。
「うん、美味い! そして、絶景!」
頼んだA定食を食べつつ、
横嶋 下心
の視線は常に女生徒へと向けられる。
そうなのだ。この男がわざわざこの位置に座った理由は、女生徒の各種ウォッチングを行う為であった。
「いいねいいね~、あの子とか何食べてあんなスタイルになったんだろう……特におっぱいが」
妄想力を極限までに働かせ、下心は女生徒へと、無駄な真剣度を持って見続ける。
――そんな中に一人、下心が注視してしまうような格好の生徒が視界に止まる。
「なん……だと……?」
制服であるが、大きく胸元をはだけ、素肌が見えてしまっているその女生徒――
吉祥寺 黒子
を発見していた。
「あーあー、相変わらずうるせぇこったな、ここは」
混み合う食堂に愚痴をこぼしつつ、大テーブルを中心に、黒子はどこにイタズラを仕掛けるかを探す。
黒子のみ、ほぼ単独で動く事をjokerのメンバーに伝えており、そのイタズラも他のメンバーとは少し違う物となっていた。
「へ、風紀委員はまだ来てねぇみてぇだが、コイツなら十分イタズラになるだろ」
制服のポケットに無造作に手を入れ、黒子はその【ブツ】を確認する。
珍しく黒子が制服を着ているのは、黒子なりの変装であり、少しでも生徒に混ざろうと心がけたものであった。
流石に、鼻眼鏡までは遠慮していたが。
「しっかし、どこに仕掛けるか……葛城辺りが仕掛けた辺りにやりゃいいか」
黒子のイタズラは、テーブル裏に仕掛ける事だけは決めていたのだが、それ以外はほとんど行き当たりバッタリで来ていたのだ。
璃人のイタズラと合わせれば十分に効果は発揮するだろうが、それには璃人がどこに仕掛けたか、その情報が必要であった。
「まぁいいか。始まったばっかりだし、それに【俺は幸運】だしな。どうとでもなるだろ」
黒子はそのキーワードを口にし、舌を出す。
舌に刻まれた【幸運】の刺青を見せる。本人は気づいていないが、これが黒子自身のろっこんの発動条件であったのだ。
そうして、黒子は璃人の情報待ちを行いつつ、大テーブル周辺を散策していく。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御神桜
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年04月09日
参加申し込みの期限
2013年04月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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