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Ms.jokerの挑戦状
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Act_2 昼休み前半その2
【学食屋内・北校舎入り口 PM0:45】
人の流入も頂点を向かえ、北校舎側の入り口はその多さに更なる賑わいを見せていた。
そんな人の波から外れるように、
アネモネ・アドニス
と
北風 貴子
の姿があった。
「少し遅れてしまいましたが……随分と可愛らしい物がありますわね」
貴子と共に、アネモネが入り口で発見するのは、タルトが貼り付けた鼻眼鏡デーの張り紙とかなりの量が減った鼻眼鏡入りの大袋。
誰が置いたのか、少し考えれば二人には十分想像が可能であった。
「まったく、挑戦状を送りつけた割には、随分と小さい事を」
張り紙を剥がしつつ、貴子がそんな言葉を口にする。
正直言えば、貴子にとっても挑戦状が送りつけられた事は憤慨すべき事案であった。
だからこそ、こうしてアネモネと共に学食へと来ていたのだ。
「北風、アドニス、二人共来ているようだな」
二人が鼻眼鏡と張り紙を片付け終えた丁度その時、入り口に
桐島 義弘
と
初島 優
が現れる。
「あら、桐島先生もいらしたのですね。職員会議は大丈夫なのですか?」
「途中で抜けさせてもらった。騒がしくなりそうだ、という話を聞いてしまったのでな」
義弘も風紀委員の顧問として、Ms.jokerから挑戦状が送られていた事は知っていた。
だが職員会議も重なり、本来はアネモネと貴子に任せておけば問題ないと義弘は判断していた。
しかし、優の話によりこうして職員会議を抜け出る形で学食へと姿を現していたのだ。
「初島様、何か知っているのですか?」
アネモネが、優に対して尋ねる。
優の話で義弘がこちらに来た、というのであれば、自分達以上に何かを知っているのかもしれない。
アネモネがそれを考えたとしても当然であった。
「はい。行梨先輩が何かやろうとしているのを偶然聞いたので。あの人なら、どんなイタズラをするか分かりませんから」
やや誇大表現気味に、優はアネモネへと答えを返す。
実際の所、そこまで揺が大それた事をするなどと優は思っていない。
が、以前やられたイタズラの恨みは恐ろしいのだ。その仕返しとばかりに、優はこうして義弘にチクリを入れていた。
「そういう事だ。それに、イタズラを行う者が行梨だけとは限らん。人は多ければ多いほうがいいだろう」
義弘と優と共に連れてきたのは、風紀委員の二人である。
食事を終えたらしく、義弘が声を掛けた後に二人はすぐにこちらへと駆けつける事が出来ていた。
「えぇ、その通りですわ。桐島先生」
義弘の判断に、アネモネと貴子は頷きを返す。
――しかし、手伝いを願い出た者はこれだけではなかった。
「ちょーっと待ったぁ!」
大きく声を上げ、アネモネ達に二人の生徒が近づいてくる。
「あれ、八十八旗君?」
同じクラスである優が、その内の一人である信彦に反応する。
「そう、俺こと
八十八旗 信彦
、アネモネちゃんを助けるべくはせ参じました!」
元気よく声を張り上げ、信彦はアネモネへと声を掛ける。
「まぁ、それは助かりますわ」
「何の。女性にイタズラするなんて不届きな奴は、俺がひっとらえてやるさ!」
ビっと、親指を立てる形でアネモネへと自信満々で口にする。
が、どこで情報が捻じ曲がったのか、信彦はjokerが女性に対してイタズラを行おうとしている、と言った情報を元にこの場へと登場していたのだ。
「違いますよ、八十八旗君。jokerは学食でイタズラしようとしているだけです。女性に、では無いですよ」
静かに、そんな信彦に
加瀬 礼二
が突っ込む。
「あなた様は……?」
「一年の加瀬です。八十八旗君が風紀委員を手伝いたいと言っておりましたので、こうして一緒に出向きました」
優等生然とした態度のまま、礼二はアネモネへと頭を下げる。
「あらあら、これはご丁寧にありがとうございます。お手伝い、感謝いたしますわ」
アネモネもそれに釣られるように、礼二へと頭を下げ返していた。
これで、この場に集まった者は総勢8名。人数の面では、学食内を十分に捜索出来る数となっていた。
「これだけ居れば、集まって行動するよりも別れたほうが効率的だな」
その為、より効率を優先させる為に義弘が提案を口にする。
「はい、私もそう思いますわ」
「では、アドニスと北風は手伝いを申し出てくれた者達を連れて学食内の見回りを行え。私は彼等を連れて、入り口を見張ろう」
各内訳は、アネモネが信彦と礼二を、貴子が優と一名の風紀委員を連れ、義弘は残りの一名の風紀委員と共に入り口にて見張りを行う。
これを決定し、義弘は全員へと行動開始の号令を伝えていく。
「不届き者を捕まえた場合は、こちらに連れてくる事。見張りはこちらで行おう。全員、奮起してもらうぞ」
一様に、義弘へと全員が頷きを返し、それぞれがチームとなって学食内へと移動を開始する。
――指を動かし、全員からの目を逃れる形で携帯を操作していく【情報提供者】の存在に気づく事無く。
そして、風紀委員全員が学食へと姿を消した後、揺が姿を現す。
「来たようだな。しかし、初島といい、これといい、どこで情報が漏れたんだか……」
揺の手に握られている携帯には、先ほど情報提供者からの情報と共に、ネコッターの画面が表示されている。
風紀委員に紛れ込んだ情報提供者は、jokerへと情報を横流しをする事を目的としている為、その確度は高い。
しかし、ネコッターに関しては多種多様の情報が入り乱れる形となり、予定していたイタズラ以外の情報まで加わっており、その確度は低い物となっていた。
「こちらで発覚しているのは、俺と骨削だけか。信憑性がどうであれ、警戒するに越した事はないだろう」
入り乱れた情報の中で、jokerのメンバーの名前を言い当てているのは、揺と瓢の二名のみ。
ネコッターの情報であれ、これを信じる者がいれば、動きはある程度制限されてしまう事はやむを得ない。
――しかし、そんな状況であっても、揺は不遜ともいえる態度のままに、風紀委員が入った学食入り口を見る。
「まぁ、俺の目的には関係ないがな。どちらかといえば、目立ったほうが助かる」
薄く、本当に薄く笑い、揺は携帯から情報提供者からのメールを消し、愛用の鼻眼鏡を付ける。
自分の目的の為、そしてMs.jokerの名の為に。
揺はゆっくりと、あえて目立つように学食の中へと姿を消していく。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御神桜
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
バトル
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年04月09日
参加申し込みの期限
2013年04月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年04月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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