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- 種族
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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
【お三夜】挑め！ 金色の大鯰魔王へ！！
転：逆転のターン！
※風に漂うほどにぺらぺらとなってしまった勇者２人は、どうにか回収されました。
休憩とか言い出した大鯰は、プレス攻撃の後三夜湖へと入ってしまった。どうやら鬼河内 萌と灯 斗南がまぶした塩が、それなりに効いていたらしい。
また、乾燥も彼には大敵なのだろう。念入りに先ほどの戦闘で付着してしまった泥などを落とし、身体を綺麗にしているようにも見えた。
それを幸いに、警戒しつつも一同は集まって話し合いタイム。
「あれをやるしかない」
八神 修は戻ってきた後木 真央とストレイト（風雲児 轟）に作戦を伝える。２人はそれに頷くと、彼らに気づいた御剣 刀が寄ってくる。彼はなんとなく自分がやろうとしている事と同じ事を彼らもやろうとしているのではないか、と思ったのだ。
「なぁ、八神。もしかして……『行く』つもりか？」
刀は大鯰の口を指差して言い、修は頷く。傍らで彼の愛猫ブラックが頷いて作戦を耳打ちすると、刀は頷いた。
「しかし……、もう少し作戦成功のために布石を打っておきたいんだよな……」
修が考えていると尾鎌 蛇那伊がすっ、と手を上げ、不敵に微笑んだ。彼は比較的ダメージが少ないように見える（いや、衣服はぼろぼろで上半身は鍛え上げられた体だけなのだが）。
「何かやるみたいね？ 気を引くぐらいなら任せてもらえるかしら？」
「頼もしいな」
ストレイトが真面目な顔で頷いていると、真境名 アリサが乾燥した場所から土を持って現れる。
「ぬめぬめに関しては塩のほかにもどうにか出来そう。えーっと、萌はまだ塩をもってるかしら？」
「うん、まだあるよ」
アリサの問いかけに、傍らの萌がリボンを揺らして頷き、立ち上がる。
「よーし、ぬめり取りがんばっちゃうぞ！ それと、さっきはやり損ねたけど、地震対策？ もあるしっ！ 皆で倒してカレーにしちゃおう！」
萌はビーム竹刀を一振りして宣言。その方法に皆はなるほど、という顔になる。
「針には弱そうだったからな。それは有効だろうなぁ」
三夜 智蔵が頷きながら腰に巻いた道具入れをあさる。そして手にしたのはバールだった。眼鏡を正し、真面目に考える智蔵。
（うーん、トンカチも使ってしまったし、あとはこれしかないかなぁ。これで殴りかかるしか……）
打撃攻撃は効果が薄い。あの厚い皮で衝撃を吸収されてしまうのだ。だが、目や髭の根元はそうでもない。ジュスト・ランベールもまたその事に関しては手ごたえを感じていた。
「弱点としては、鰭や髭の根元、目かな。後はさっき八神が言っていたとおり。もう、ここは形振りかまっていられないんだし、やってやろう！」
「それもそうだな……。さっさと終わらせてしまおう」
斗南も仮面を再装着して頷く。そんな彼らに、深縹 露草は穏やかに問いかける。
「んー、その手段をとるとなると……。派手にいってもよさそうデースね？ この包丁捌き、ごらんにいれまショウ！」
彼の勇ましい言葉にも勇気付けられ、一同は手を組もうと考えた。
一方、桜庭 円はというと、鯰の大きさに頭を悩ませていた。
「皆が戦っているのを見て思ったんだけど、やっぱり大きさの差って大きいと思うんだよね」
真面目に考えてため息をつく彼女に頷いたのは、山田 勘三郎。彼は気持ちよさそうに寛ぐ大鯰を睨みつけ、ため息をつく。
「皮は厚いし、木刀じゃ歯がたたねぇ。まぁ、髭の根元とか目は弱いみてぇだけどよ……」
勘三郎がため息をつけば、猫耳もぺたん、と倒れる。その様がかわいいと思うものの猫嫌いである彼には苦痛だろうと思い、堪える。
ああでもないこうでもない、と２人が話していると、近づいてくる者あり。
「先輩方、いいものありますけど？」
ツインテールを揺らして声をかけてきたのは、猫屋敷 姫だった。彼女は自分のピコハンを見せると円と勘三郎は何かを悟った。
１４人のヒーロー、ヒロイン達は其々の作戦を素早くまとめ、大鯰との戦いに終止符を打つべく準備を行う。
「なにを考えているかは知らぬ。だが、貴様らは全て我が力に屈するのだ」
大鯰はぷかり、と浮かんだまま彼らに言う。だが、誰も絶望など全くしていなかった。
しばらくして、大鯰はぶるん、と身体を震わせて浮かび上がる。
（くるよっ）
萌はどこからとも無く沢山の剣山を取り出し、智蔵と斗南と共に素早く広げる。大鯰はそれも確認できぬまま３人めがけプレスを仕掛ける。
「鯰族の恐ろしさを知るがいい！！」
「散開！」
智蔵が叫び、斗南が萌の手を引き撤収。智蔵はどうにか自力で猛ダッシュして逃れる。同時に、地震が起こった！ 多くの者が身を低くしてどうにか耐える中、蛇那伊はより勇ましく美しい笑顔を浮かべる。彼は腰をぐっ、と下ろし、不動の構えで堪えていた！
「コレぐらい……どうってことないわっ！」
※風に漂うほどにぺらぺらとなってしまった勇者２人は、どうにか回収されました。
休憩とか言い出した大鯰は、プレス攻撃の後三夜湖へと入ってしまった。どうやら鬼河内 萌と灯 斗南がまぶした塩が、それなりに効いていたらしい。
また、乾燥も彼には大敵なのだろう。念入りに先ほどの戦闘で付着してしまった泥などを落とし、身体を綺麗にしているようにも見えた。
それを幸いに、警戒しつつも一同は集まって話し合いタイム。
「あれをやるしかない」
八神 修は戻ってきた後木 真央とストレイト（風雲児 轟）に作戦を伝える。２人はそれに頷くと、彼らに気づいた御剣 刀が寄ってくる。彼はなんとなく自分がやろうとしている事と同じ事を彼らもやろうとしているのではないか、と思ったのだ。
「なぁ、八神。もしかして……『行く』つもりか？」
刀は大鯰の口を指差して言い、修は頷く。傍らで彼の愛猫ブラックが頷いて作戦を耳打ちすると、刀は頷いた。
「しかし……、もう少し作戦成功のために布石を打っておきたいんだよな……」
修が考えていると尾鎌 蛇那伊がすっ、と手を上げ、不敵に微笑んだ。彼は比較的ダメージが少ないように見える（いや、衣服はぼろぼろで上半身は鍛え上げられた体だけなのだが）。
「何かやるみたいね？ 気を引くぐらいなら任せてもらえるかしら？」
「頼もしいな」
ストレイトが真面目な顔で頷いていると、真境名 アリサが乾燥した場所から土を持って現れる。
「ぬめぬめに関しては塩のほかにもどうにか出来そう。えーっと、萌はまだ塩をもってるかしら？」
「うん、まだあるよ」
アリサの問いかけに、傍らの萌がリボンを揺らして頷き、立ち上がる。
「よーし、ぬめり取りがんばっちゃうぞ！ それと、さっきはやり損ねたけど、地震対策？ もあるしっ！ 皆で倒してカレーにしちゃおう！」
萌はビーム竹刀を一振りして宣言。その方法に皆はなるほど、という顔になる。
「針には弱そうだったからな。それは有効だろうなぁ」
三夜 智蔵が頷きながら腰に巻いた道具入れをあさる。そして手にしたのはバールだった。眼鏡を正し、真面目に考える智蔵。
（うーん、トンカチも使ってしまったし、あとはこれしかないかなぁ。これで殴りかかるしか……）
打撃攻撃は効果が薄い。あの厚い皮で衝撃を吸収されてしまうのだ。だが、目や髭の根元はそうでもない。ジュスト・ランベールもまたその事に関しては手ごたえを感じていた。
「弱点としては、鰭や髭の根元、目かな。後はさっき八神が言っていたとおり。もう、ここは形振りかまっていられないんだし、やってやろう！」
「それもそうだな……。さっさと終わらせてしまおう」
斗南も仮面を再装着して頷く。そんな彼らに、深縹 露草は穏やかに問いかける。
「んー、その手段をとるとなると……。派手にいってもよさそうデースね？ この包丁捌き、ごらんにいれまショウ！」
彼の勇ましい言葉にも勇気付けられ、一同は手を組もうと考えた。
一方、桜庭 円はというと、鯰の大きさに頭を悩ませていた。
「皆が戦っているのを見て思ったんだけど、やっぱり大きさの差って大きいと思うんだよね」
真面目に考えてため息をつく彼女に頷いたのは、山田 勘三郎。彼は気持ちよさそうに寛ぐ大鯰を睨みつけ、ため息をつく。
「皮は厚いし、木刀じゃ歯がたたねぇ。まぁ、髭の根元とか目は弱いみてぇだけどよ……」
勘三郎がため息をつけば、猫耳もぺたん、と倒れる。その様がかわいいと思うものの猫嫌いである彼には苦痛だろうと思い、堪える。
ああでもないこうでもない、と２人が話していると、近づいてくる者あり。
「先輩方、いいものありますけど？」
ツインテールを揺らして声をかけてきたのは、猫屋敷 姫だった。彼女は自分のピコハンを見せると円と勘三郎は何かを悟った。
１４人のヒーロー、ヒロイン達は其々の作戦を素早くまとめ、大鯰との戦いに終止符を打つべく準備を行う。
「なにを考えているかは知らぬ。だが、貴様らは全て我が力に屈するのだ」
大鯰はぷかり、と浮かんだまま彼らに言う。だが、誰も絶望など全くしていなかった。
しばらくして、大鯰はぶるん、と身体を震わせて浮かび上がる。
（くるよっ）
萌はどこからとも無く沢山の剣山を取り出し、智蔵と斗南と共に素早く広げる。大鯰はそれも確認できぬまま３人めがけプレスを仕掛ける。
「鯰族の恐ろしさを知るがいい！！」
「散開！」
智蔵が叫び、斗南が萌の手を引き撤収。智蔵はどうにか自力で猛ダッシュして逃れる。同時に、地震が起こった！ 多くの者が身を低くしてどうにか耐える中、蛇那伊はより勇ましく美しい笑顔を浮かべる。彼は腰をぐっ、と下ろし、不動の構えで堪えていた！
「コレぐらい……どうってことないわっ！」
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2015年10月18日
- 参加申し込みの期限
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- 2015年10月25日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2015年10月25日 11時00分
