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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
【お三夜】挑め！ 金色の大鯰魔王へ！！
一度離れた萌と斗南であったが、ぬめぬめ対策としてこっそり近づき塩を大鯰魔王にふりかけていた。だが、尻尾で跳ね飛ばされたり振動で落ちたりと中々上手くいかない。ぬめぬめとした粘液はなかなかとれそうもない。
「んー、上手くいかないねぇ」
「焦がしては見ているけど、粘液の所為で上手く焦げねぇな……」
萌と斗南はそう話し合っている最中に大鯰のスライディングを食らったのだ。お陰で萌のワンピースのレースは千切れるわ、胸元とか透けてしまうわ、斗南は思わず真っ赤になってしまう。
（やばっ、仮面ずれた！ いや、ここは俺のパーカーをかけるべきか！？）
とパーカーを脱いだがそれも透けていた！！
（役にたたねぇ！！）
がっくりとしたところで髭にふっとばされる斗南に、萌は思わずあんぐりと口をあけた。
「斗南くぅううううん？！」
萌はとりあえず飛ばされた斗南を救出に向かうのだった。因みに『某家の一族』で見たようなワンシーンを髣髴とさせるように、まっさか様に泥へと上半身が埋まっていたのでちょうどいい具合に走っていた勘三郎と智蔵に力を借りた事を付け加えておく。
（なかなか、強敵みたいだな……）
少し離れた場所で観察していた修と刀だが、状況的に少し不利なような気がした。皮が厚く、粘液でぬめぬめとしたボディは打撃攻撃を吸収してしまう。その上、髭とよく伸びる鰭、尾びれが厄介である。
今も再び突貫をかける真央が尾びれに飛ばされようとしていた。彼女は猫の身体能力を生かしてどうにか回避し、手に持った鉈を閃かせる。だが、その一撃も僅かに吸収されているようだった。
刀はふぅ、と一息つくと、気合を入れた。
「さて……、俺も動くか」
「それに合わせよう。ブラック、お前は下がっているんだぞ」
『はい、マスター』
刀は獲物を手に駆け出すと脳裏で撃鉄が音を立てて落ちる様をイメージする。途端に疾風を巻き起こして速度を上げ、銀の閃きと共に大鯰を攻め立てる。
修もまた人に紛れて接敵すると、死角で電動ノコギリを唸らせて振りかざす。尻尾が襲い掛かるも、そこをタイミングよくジュストの空気弾が気を逸らした。修が気合と共に電動ノコギリで切りかかれば、鈍い音がして皮がちょっと捲れた。
分厚い皮が、粘液が、うっすらと、だが確かに斬りつけられる。ぎろっ、と大鯰が目を向けたかと思えば鰭が伸びてくる。それをバク宙で避けると、刀は耳と尻尾をびんっ、と立たせて
「何好き勝手言ってやがる！ そんな事絶対にさせないからな！ お前なんか俺達がサクッと倒して食ってやる！！」
と宣言。だが、大鯰は不敵に笑うだけだ。そこで何か察したのか、頭にがおーを乗せた露草が地面へと文様を書き込むと「大鯰の目よ、光れ」と呟く。同時にその眼が光り、サーチライトのように刀を探る。彼のろっこん『我が紋章は、光り輝く道標』で目を当ててフラッシュがくる事を察知させようとしたのだ。
「？ なんで光ってるんだ？」
ジュストが不思議そうにしていると彼の居るところまで下がった修が息を呑んだ。
「皆、離れて目を庇え！！」
同時に大鯰の体から黄金の、強力な光が放たれる！！ フラッシュ対策として片目を瞑ったまま行動していた刀はすぐさま下がるも、一瞬の隙をついて大鯰がスライディング！！
素早く反応した蛇那伊やストレイト、下がっていたジュストや修は難を逃れるも、アリサや真央を初めとする反応が遅れた者たちが次々に跳ね飛ばされていく！
「わっはっはっは！ これはキツかろうて！！」
この攻撃は、どうにか攻撃に加わろうと戻ってきた斗南と萌、勘三郎、智蔵も運悪く巻き込まれていた。斗南や萌はぬめぬめの被害にあっており、衣服への被害は結構酷い。
「でも、塩はまぶしたもんっ！」
涙目で言い張る萌が立ち上がるも、ワンピースはボロボロだ。スカートは破れ、胸元はギリギリセーフといったところか。真っ赤になりつつも斗南は破れたパーカーの一部をつかって胸元を隠してあげた。
ぬめぬめとした粘液の所為で真央の衣装はちょっと残念な事になっていた。猫の毛がぺったんこになり、身体に張り付いているのである。ボディラインがはっきりとした今、妙に扇情的にも見える。
「にゃっ？！ 真央ちゃん動きづらいのだ……。真央ちゃんがいやんな状態になっても別にネタ的に美味しくなさそうなのだ……」
と言っているもののそうやって動きづらい、といわんばかりにもぞもぞしている姿は妙に思春期の少年達をどきりとさせる。
（後木って色気あったか？！ つか妙に……）
直視した勘三郎も学ランが脱げて上半身はさらしを巻いただけになっている。が、それ以上に真っ赤になった顔が目立っている。
また、ぬめぬめボディが通り過ぎた故か、地面が非常に滑りやすくなっているようだ。所によってはぬかるみっぽくなっている場所もある。その所為で足を滑らせたアリサだったが、間一髪の所で露草が手を貸し、事なき終える。だが抱きつくような形となり、露草とアリサは思わず互いを見て赤面してしまっていた。
幸い、周囲の者の衣服が透けるというぬめぬめ地獄の中で透けていなかった智蔵。どうやらその全身タイツは耐水効果のある物だったらしい。ぬめり成分がつるん、と弾かれている。
（……よかった）
何故だろう、死ぬほどほっ、とした智蔵なのであった。
「んー、上手くいかないねぇ」
「焦がしては見ているけど、粘液の所為で上手く焦げねぇな……」
萌と斗南はそう話し合っている最中に大鯰のスライディングを食らったのだ。お陰で萌のワンピースのレースは千切れるわ、胸元とか透けてしまうわ、斗南は思わず真っ赤になってしまう。
（やばっ、仮面ずれた！ いや、ここは俺のパーカーをかけるべきか！？）
とパーカーを脱いだがそれも透けていた！！
（役にたたねぇ！！）
がっくりとしたところで髭にふっとばされる斗南に、萌は思わずあんぐりと口をあけた。
「斗南くぅううううん？！」
萌はとりあえず飛ばされた斗南を救出に向かうのだった。因みに『某家の一族』で見たようなワンシーンを髣髴とさせるように、まっさか様に泥へと上半身が埋まっていたのでちょうどいい具合に走っていた勘三郎と智蔵に力を借りた事を付け加えておく。
（なかなか、強敵みたいだな……）
少し離れた場所で観察していた修と刀だが、状況的に少し不利なような気がした。皮が厚く、粘液でぬめぬめとしたボディは打撃攻撃を吸収してしまう。その上、髭とよく伸びる鰭、尾びれが厄介である。
今も再び突貫をかける真央が尾びれに飛ばされようとしていた。彼女は猫の身体能力を生かしてどうにか回避し、手に持った鉈を閃かせる。だが、その一撃も僅かに吸収されているようだった。
刀はふぅ、と一息つくと、気合を入れた。
「さて……、俺も動くか」
「それに合わせよう。ブラック、お前は下がっているんだぞ」
『はい、マスター』
刀は獲物を手に駆け出すと脳裏で撃鉄が音を立てて落ちる様をイメージする。途端に疾風を巻き起こして速度を上げ、銀の閃きと共に大鯰を攻め立てる。
修もまた人に紛れて接敵すると、死角で電動ノコギリを唸らせて振りかざす。尻尾が襲い掛かるも、そこをタイミングよくジュストの空気弾が気を逸らした。修が気合と共に電動ノコギリで切りかかれば、鈍い音がして皮がちょっと捲れた。
分厚い皮が、粘液が、うっすらと、だが確かに斬りつけられる。ぎろっ、と大鯰が目を向けたかと思えば鰭が伸びてくる。それをバク宙で避けると、刀は耳と尻尾をびんっ、と立たせて
「何好き勝手言ってやがる！ そんな事絶対にさせないからな！ お前なんか俺達がサクッと倒して食ってやる！！」
と宣言。だが、大鯰は不敵に笑うだけだ。そこで何か察したのか、頭にがおーを乗せた露草が地面へと文様を書き込むと「大鯰の目よ、光れ」と呟く。同時にその眼が光り、サーチライトのように刀を探る。彼のろっこん『我が紋章は、光り輝く道標』で目を当ててフラッシュがくる事を察知させようとしたのだ。
「？ なんで光ってるんだ？」
ジュストが不思議そうにしていると彼の居るところまで下がった修が息を呑んだ。
「皆、離れて目を庇え！！」
同時に大鯰の体から黄金の、強力な光が放たれる！！ フラッシュ対策として片目を瞑ったまま行動していた刀はすぐさま下がるも、一瞬の隙をついて大鯰がスライディング！！
素早く反応した蛇那伊やストレイト、下がっていたジュストや修は難を逃れるも、アリサや真央を初めとする反応が遅れた者たちが次々に跳ね飛ばされていく！
「わっはっはっは！ これはキツかろうて！！」
この攻撃は、どうにか攻撃に加わろうと戻ってきた斗南と萌、勘三郎、智蔵も運悪く巻き込まれていた。斗南や萌はぬめぬめの被害にあっており、衣服への被害は結構酷い。
「でも、塩はまぶしたもんっ！」
涙目で言い張る萌が立ち上がるも、ワンピースはボロボロだ。スカートは破れ、胸元はギリギリセーフといったところか。真っ赤になりつつも斗南は破れたパーカーの一部をつかって胸元を隠してあげた。
ぬめぬめとした粘液の所為で真央の衣装はちょっと残念な事になっていた。猫の毛がぺったんこになり、身体に張り付いているのである。ボディラインがはっきりとした今、妙に扇情的にも見える。
「にゃっ？！ 真央ちゃん動きづらいのだ……。真央ちゃんがいやんな状態になっても別にネタ的に美味しくなさそうなのだ……」
と言っているもののそうやって動きづらい、といわんばかりにもぞもぞしている姿は妙に思春期の少年達をどきりとさせる。
（後木って色気あったか？！ つか妙に……）
直視した勘三郎も学ランが脱げて上半身はさらしを巻いただけになっている。が、それ以上に真っ赤になった顔が目立っている。
また、ぬめぬめボディが通り過ぎた故か、地面が非常に滑りやすくなっているようだ。所によってはぬかるみっぽくなっている場所もある。その所為で足を滑らせたアリサだったが、間一髪の所で露草が手を貸し、事なき終える。だが抱きつくような形となり、露草とアリサは思わず互いを見て赤面してしまっていた。
幸い、周囲の者の衣服が透けるというぬめぬめ地獄の中で透けていなかった智蔵。どうやらその全身タイツは耐水効果のある物だったらしい。ぬめり成分がつるん、と弾かれている。
（……よかった）
何故だろう、死ぬほどほっ、とした智蔵なのであった。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2015年10月18日
- 参加申し込みの期限
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- 2015年10月25日 11時00分
- アクション投稿の期限
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- 2015年10月25日 11時00分
