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- 種族
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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
【お三夜】挑め！ 金色の大鯰魔王へ！！
「覚悟しろ！ 猫牙殲滅！ ネコマタストライク・スマッシャーァァァ！！」
急降下を伴う最大の力で振り下ろされる、最大の爪攻撃が、大鯰に襲い掛かる！ 辺りに漂う香ばしい香りと、ぱっくりと開かれる口。声が出ないほどの刺激であるらしい。これを好機と見た修と刀が口の中へと飛び込んでいく。
「ぬるぬるで透け透けも食欲の前には問題なしなのだ～！ お供するのだっ！！」
真央もまた彼らに続いて飛び込み、そこで閉ざされる大鯰の口。だが、それだけでは終わらない。急にしゃべる事の出来なくなった鯰は、手当たり次第攻撃しようと鰭と髭、尻尾を振るう。だが、散々攻撃された鰭と髭は、根元から千切れそうになっていた。
「こいつで、最後だな……っ、『BANG！』」
「いっけぇえええっ！」
ジュストのろっこん『エール・バール』が右の鰭を、萌がビーム竹刀で左の鰭をぶったぎる。続いて懐に潜り込んだアリサが爪で右の髭を、智蔵のバールが左の髭を落とし、さらに跳ねる。
「バイト先で会ったとある方が言いマーシタ……」
――『ニャンハン』なら部位破壊狙え、特に尻尾……と！！
「因みにデースが、私はゲーム機すら持っていまセーン」
なんてオチをつけつつ渋いＢＧＭと共に飛び上がる露草。彼はいつの間にか後方へと移動し、包丁を振るっていた。
「ちぇぇすとぉおおおおおおっ！！」
――斬ッ！！
鮮やかな一閃がきまり、尻尾が切り落とされる！ 中では何が繰り広げられているのか、やたら跳ねようとする大鯰。だが、それを押さえる者達がいた。それは、３ｍほどの大きさになった円と勘三郎だった。全長５ｍの大鯰よりは小さいが、巨大化した２人によって大鯰は押さえつけられたのである。
（くっ、まだ力強く動いてる！）
（八神、御剣、後木、大丈夫か？！）
円と勘三郎は、ぐっ、と力を込め、全身全力で鯰を押さえつける。粘液は幸いアリサがまいた砂と塩のお陰で減ってはいるが、やはり気持ち悪い。それでも２人はしっかりと押さえつけていた。
「まだまだいくぞ！！」
「アタシたちも抑えるわよっ！」
智蔵が、仲間たちでつけた傷の上に打撃攻撃を行い、アリサもまた爪を閃かせる。斗南が傷を焼き、ストレイトと蛇那伊、ジュストと萌、姫で大鯰の押さえつけに走る。
大鯰の内部では、刀と真央、修が暴れていた。だが、さすが肉が厚いだけあり、心臓を捜すのに手間取っているのだ。
「くっ、手ごわいな！？」
「光源は確保していたが……、なかなか骨が折れる……」
「胃酸来るのだ！ 避難なのだ！！」
３人はとりあえず体内を破壊しては込みあがってくる体液との鬼ごっこを繰り広げていた。痛みで暴れる鯰の振動にも耐えねばならず、３人はぼろぼろの状態である。
だが、作戦通り姫のろっこんで巨大化した円と勘三郎のお陰でそれも減り、ようやく落ち着いて心臓を捜すことが出来た。
（……ここか！）
刀がおもいっきり獲物で天井を突く。と、骨が砕ける音がした。滴る赤い液体に修と真央も確信を得る。光の先、確かに波打つモノを３人の目が捉える。
「一気に行くぞ！」
修の言葉に真央と刀は頷き、一斉に武器を突きたてた！
「ふんばれ、桜庭！！」
「くぅうぅぅぅ～～～～！！」
勘三郎と円が、暴れ続ける大鯰を押さえる。
「一応気をつけてくれ！ 中に後木と八神がいるんだ！」
「御剣さんもイマース！」
ストレイトと露草の言葉に反応し、円と勘三郎は頷く。だが、ここで鯰の動きが止まった。そしてびくん、びくん、と痙攣する。
と、その時ストレイトは己のスマートフォンがなった事を悟る。彼が出ると相手は修だった。
「こっちは終わった。引き抜いてくれ！」
「！？ おっし！！」
その様子を見ていた円と勘三郎は、ぐっ、と大鯰の口をあける。ストレイトはロープの結ばれた木を手繰り、えいや！ と大鯰から八神を一本釣り。宙に舞った修にしがみ付く真央と、彼女の鉈にひっかけられて飛んだ刀の姿が青空に映える。真っ赤な滴りが地面を濡らしたかと思えば、どどぉん、と鈍い音を立てて大鯰は倒れたのだった。
「……油断しちゃだめだよ！ 手足が生えるかもしれない！」
萌が注意を促し、身構える。だが、刀は首を振った。
「大丈夫だ。俺達が、ヤツの心臓をぶちぬいた」
「証拠がコレなのだ」
真央の手には、大きな心臓が抱えられていた。修はどこか残念そうな顔で大鯰を見つめ……目を伏せた。
こうして、大鯰魔王クヤヤマーンは討伐された。
一同がほっ、としていると……何時の間にやら大き目のペンションっぽいお洒落な建物が姿を現す。衣服がすけたりした面々はとりあえず着替えたりしよう、と考えながらもこの鯰魔王を調理する事も忘れては居なかった。
急降下を伴う最大の力で振り下ろされる、最大の爪攻撃が、大鯰に襲い掛かる！ 辺りに漂う香ばしい香りと、ぱっくりと開かれる口。声が出ないほどの刺激であるらしい。これを好機と見た修と刀が口の中へと飛び込んでいく。
「ぬるぬるで透け透けも食欲の前には問題なしなのだ～！ お供するのだっ！！」
真央もまた彼らに続いて飛び込み、そこで閉ざされる大鯰の口。だが、それだけでは終わらない。急にしゃべる事の出来なくなった鯰は、手当たり次第攻撃しようと鰭と髭、尻尾を振るう。だが、散々攻撃された鰭と髭は、根元から千切れそうになっていた。
「こいつで、最後だな……っ、『BANG！』」
「いっけぇえええっ！」
ジュストのろっこん『エール・バール』が右の鰭を、萌がビーム竹刀で左の鰭をぶったぎる。続いて懐に潜り込んだアリサが爪で右の髭を、智蔵のバールが左の髭を落とし、さらに跳ねる。
「バイト先で会ったとある方が言いマーシタ……」
――『ニャンハン』なら部位破壊狙え、特に尻尾……と！！
「因みにデースが、私はゲーム機すら持っていまセーン」
なんてオチをつけつつ渋いＢＧＭと共に飛び上がる露草。彼はいつの間にか後方へと移動し、包丁を振るっていた。
「ちぇぇすとぉおおおおおおっ！！」
――斬ッ！！
鮮やかな一閃がきまり、尻尾が切り落とされる！ 中では何が繰り広げられているのか、やたら跳ねようとする大鯰。だが、それを押さえる者達がいた。それは、３ｍほどの大きさになった円と勘三郎だった。全長５ｍの大鯰よりは小さいが、巨大化した２人によって大鯰は押さえつけられたのである。
（くっ、まだ力強く動いてる！）
（八神、御剣、後木、大丈夫か？！）
円と勘三郎は、ぐっ、と力を込め、全身全力で鯰を押さえつける。粘液は幸いアリサがまいた砂と塩のお陰で減ってはいるが、やはり気持ち悪い。それでも２人はしっかりと押さえつけていた。
「まだまだいくぞ！！」
「アタシたちも抑えるわよっ！」
智蔵が、仲間たちでつけた傷の上に打撃攻撃を行い、アリサもまた爪を閃かせる。斗南が傷を焼き、ストレイトと蛇那伊、ジュストと萌、姫で大鯰の押さえつけに走る。
大鯰の内部では、刀と真央、修が暴れていた。だが、さすが肉が厚いだけあり、心臓を捜すのに手間取っているのだ。
「くっ、手ごわいな！？」
「光源は確保していたが……、なかなか骨が折れる……」
「胃酸来るのだ！ 避難なのだ！！」
３人はとりあえず体内を破壊しては込みあがってくる体液との鬼ごっこを繰り広げていた。痛みで暴れる鯰の振動にも耐えねばならず、３人はぼろぼろの状態である。
だが、作戦通り姫のろっこんで巨大化した円と勘三郎のお陰でそれも減り、ようやく落ち着いて心臓を捜すことが出来た。
（……ここか！）
刀がおもいっきり獲物で天井を突く。と、骨が砕ける音がした。滴る赤い液体に修と真央も確信を得る。光の先、確かに波打つモノを３人の目が捉える。
「一気に行くぞ！」
修の言葉に真央と刀は頷き、一斉に武器を突きたてた！
「ふんばれ、桜庭！！」
「くぅうぅぅぅ～～～～！！」
勘三郎と円が、暴れ続ける大鯰を押さえる。
「一応気をつけてくれ！ 中に後木と八神がいるんだ！」
「御剣さんもイマース！」
ストレイトと露草の言葉に反応し、円と勘三郎は頷く。だが、ここで鯰の動きが止まった。そしてびくん、びくん、と痙攣する。
と、その時ストレイトは己のスマートフォンがなった事を悟る。彼が出ると相手は修だった。
「こっちは終わった。引き抜いてくれ！」
「！？ おっし！！」
その様子を見ていた円と勘三郎は、ぐっ、と大鯰の口をあける。ストレイトはロープの結ばれた木を手繰り、えいや！ と大鯰から八神を一本釣り。宙に舞った修にしがみ付く真央と、彼女の鉈にひっかけられて飛んだ刀の姿が青空に映える。真っ赤な滴りが地面を濡らしたかと思えば、どどぉん、と鈍い音を立てて大鯰は倒れたのだった。
「……油断しちゃだめだよ！ 手足が生えるかもしれない！」
萌が注意を促し、身構える。だが、刀は首を振った。
「大丈夫だ。俺達が、ヤツの心臓をぶちぬいた」
「証拠がコレなのだ」
真央の手には、大きな心臓が抱えられていた。修はどこか残念そうな顔で大鯰を見つめ……目を伏せた。
こうして、大鯰魔王クヤヤマーンは討伐された。
一同がほっ、としていると……何時の間にやら大き目のペンションっぽいお洒落な建物が姿を現す。衣服がすけたりした面々はとりあえず着替えたりしよう、と考えながらもこの鯰魔王を調理する事も忘れては居なかった。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2015年10月18日
- 参加申し込みの期限
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- 2015年10月25日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2015年10月25日 11時00分
