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【お三夜】子ナマズおもてなし作戦じゃけえ!
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【気に入らんけえ!】
とまぁここまでは、それなりに上手くいっていたはずでしたけれど……お子様特有の癇癪って、何がキッカケで、ばーんっ! と爆発してしまうか、分からない時があったりしませんか?
ナマズの子どもである彼もまた、何がきっかけやらご機嫌ナナメになってしまったようでして、ムッスーっと頬を膨らませて、
「……それ、はーいらん」
綾辻 綾花
があーんっとして差し出したにゃんこ型クッキーやチョコから、ぷいっと顔をそむけてしまいました。
「あら? もう飽きちゃいましたか?」
「ちゅーかワシ、猫キライじゃけえ。分かるじゃろー、そんぐらい」
確かに彼、ナマズです。魚類の身としては、にゃんこは天敵……だったりするのかもしれませんけれど、さっきまで気にせずばくばく、美味しそうに食べてましたよね?
「じゃ、こっちは~? サンマ味チョコもまだまだあるし、栗味とかさつまいも味のアメとか、期間限定! パッキー銀杏味もあるよー、美味しいよ?」
岡野 丸美
がバッグをひっくり返すと、何ともこう、微妙な秋味お菓子がぞろぞろと。
「……それも、いらん。ちゅーか、丸美ちゃんのチョイスはオカシイ。微妙すぎ」
ああっ言っちゃった! まぁ当の丸美ちゃんは、えーそうかなーなんて言いつつ、マイペースにパッキーをぽりぽりしております。
ムスーっな子ナマズくん、彼のご機嫌を損ねてしまうと、諸々マズイ状況に陥りかねない……ということで。セクシードレスな
大天使 天吏
に、妖艶な『まみ』さんが、
「子ナマズ様。どうか、お気をお静め下さい……神である貴方様のお怒りは、人の身には恐ろしいものです」
「ほら、ご家族のお話をしてくださるのでしたよね? どこにどんなお魚がいらっしゃるとかそういう……」
「ふ、噴火しちゃうの? させちゃうの? だだだダメダメ、落ち着いて、子ナマズちゃん……ッ!」
それにどうにも苦労性っぽい優子お姉さんも、何とか取りなそうとするものの。
「……イヤじゃもん! ワシ、えらーいナマズの子孫じゃもん! もっともーっと、ちやほやせんかいやー!」
じたばたじたばた! 言われるがままにあれこれと世話を焼くも、小さな暴君、子ナマズの幼い横暴は収まらず。
これには
サキリ・デイジーカッター
こと、可憐なメイドさんサキリンも、
「なんだ、意外と楽しいなぁとか思い始めてたのに」
ぷりぷりと可愛らしくご立腹。
「そろそろ、こいつの出番かな? 試し斬りをしてみたいと思ってたんだよねぇ……」
ぞろりっとどこからともなく抜き放つは、恐るべき切れ味の
ダマスカスブレード
……ああ、しまって! それはしまっておいて!
なんて、そんな時に。
「ああ、やっと来たね、あんたたち。ククク……これで準備は整ったね」
彼らは、出迎えた
桜崎 巴
のもとへと、姿を現しました。
ざっざっざと靴音響かせやってきたのは、そう。巴が呼び寄せた、猫鳴館からの刺客!
「こらまた珍妙なナマズだねぇ。ま、お望みとあらば存分にもてなしてやろうかい。タダで働くつもりも無いがねぇ?」
にいい……と口元を歪ませる、混沌の申し子。
骨削 瓢
!
「真央ちゃん料理をしにきたのだ友情には友情で返すのが基本なのだ、でもナニをドウ料理するかは見てのお楽しみなのだ♪」
とうそぶく彼女の腰にはぎらり、無骨な鉈に出刃包丁。
後木 真央
!
「互いに信頼関係を築くことが、より良いおもてなしに繋がるでしょう。まずは、ナマズさんとの対話から初めてみましょうか」
あくまで前向き、彼の善意こそが時として真実を射抜くのです。
森 蓮
!
「……で、その子は誰だい?」
「ゼロは、ゼロなのですー」
ついでにナンかいつの間にかいる、
ゼロ・シーアールシー
!
「ゼロも、ナマズさんをおもてなしするのですー」
「ふーん? まぁいいさ。それじゃあいこうかね、あんたたち……!」
ざっざっざ。巴を筆頭に、子ナマズのもとへと向かいます……彼らなり、誠心誠意の心でもって、紛れもなく子ナマズをもてなすために!
「なるほど。ナマズさん、あなたは品格あるナマズ一族の末裔で、人間はもっと自分を敬うべきであると。そうお考えなのですね?」
そう言って、こくり。深く深くうなずいた蓮の聞き上手な様には、彼の高潔で真摯な人柄がにじみ出ていたがため、でありましょう。
「しかし、彼らのもてなしはどこか赤子をあやすかのようで、正当な扱いではないと。ナマズさんは、そのように感じられたんですね?」
「ほーじゃ、ほーじゃ。ほーなんじゃ!」
まずは相手を否定せず、肯定もせず。そこに優劣も善悪も断じずに、共感のみを示しながらに対話を試みた彼の態度には、子ナマズもいくらか気を良くしたようです。
ただ、
「やーお兄ちゃん、なかなかハナシが分かるのー! ところで、ちぃと教えて欲しいんじゃが……」
その頃から……周囲の空気がどこか、何か。少々変わりつつあることに、彼も気付いてはおりました。
「あのお姉ちゃんは、何をしとるんじゃろか……?」
ぐつぐつぐつ。地獄の窯のごとくに煮立つ大鍋。ざくざく、ざっくと大胆な手さばきで野菜を切り分け、刃物片手に、ぎぎぎぎぎ……ゆっくりと振り向いた真央のお顔は、これ以上に無いイイ笑顔!
「ナマズは何が好物なのだ? 言ってみるのだ真央ちゃん何でも作ってやるのだ友情の証なのだ♪」
「あの笑顔が何でか、ぶちコワイんじゃが……!?」
少なくとも今はちゃあんとおもてなし、真央ちゃんにっこり! 薪を割るため猫鳴館には常備されているというナタがまた、丁度良いタイミングでぎらり、ぎらんと輝くもので、どうしてもあの笑みの裏に潜む黒いナニカを感じ取らずにはいられず、子ナマズはびくり。
間髪入れず仕掛けるのは、巴!
「へいお待ち! ナマズ様、上うな重でございます。本来なら名のあるナマズたるあなたには特上がふさわしいかと存じますが、わたくしどもの懐事情をお汲みいただきましてぇ、どうぞお召し上がりくだされば、え、幸いでぇございまぁす」
「ほ、ほうか? お姉ちゃん、き、気が利くのう……?」
やけに腰が低く、ほかほかの美味しそうなうな重など差し出した巴ですけれど、眼光がやっぱりぎらり、ぎらんと鋭いもので。かと言ってないがしろにされているわけではなく、むしろこうしておもてなしをされているわけでして……断る理由も無く、子ナマズは勧められるままに、器用にヒレでおハシを持って、ぱくり。もそもそと、うなぎを頬張り始めます。
「……ん? あ、うん、こら美味いの。ちゃんと美味いわ、うん……」
ぱくぱく、もぐもぐ。警戒しつつ食べ始めたら本当に美味しかったもので、子ナマズは次第に勢いを上げてぱくぱくもぐもぐ……というところで、巴姐さん。
「そういやぁ……真央、知ってるかい?」
「どーしたのだ巴ちゃん?」
「ナマズ、ウナギときて思い出したんだが。最近、『ウナギ味のナマズ』を作るってな画期的な技術が、どこぞで開発されたそうでねえ……」
「ぶぼっ、ぶはーーーっ!?」
思わず盛大にむせる子ナマズくん。視線は手元のほかほかうな重、半分ほど平らげた後のそれと巴の顔を、ボーゼンと行ったり来たり。
「わ、わりゃ、これ……この、これ……まさかこれ」
「んん? ああ~、こりゃすまないね! ナマズ様に聞かせるつもりじゃあ無かったんだがねぇ……大丈夫、こいつは正真正銘のウナギだよ。ほれ」
ウナギ屋さんのレシートなどぴらりと見せられては、あんぐりと大口を開けた彼も、二の句は告げませんで。
密やかに始まった、子ナマズへの反撃は続きます……もっとも彼女には、そんなつもりは無かったでしょうけれど。
「ナマズさん、こんにちはなのです。ゼロは、ゼロなのですー」
「ひィ!? どどどどっから湧いて……!?」
「おもてなしの、謎団子なのです。どうぞなのですー」
懐からにょきっと顔を出した、真っ白な服の小さな少女が差し出したのは……何ですか、これ? 黒くて、目に痛いオレンジで、青で赤で、淡い緑で、そして虹色な……まさしくこれは、謎団子!
「……こ、これを……食うんか? ワシが?」
「ゼロの得意料理なのですー」
なんてにこにこ、邪気の無い笑顔で勧められてしまったなら、もう。食べないわけにいかない空気!
というわけで恐る恐るに、ぱくん、と口に入れてみましたら。
「…………!!!! っ!!!? っっっ!?!?!?」
案の定! 子ナマズの口の中で荒れ狂う、この……何て言うの、何味? とにかくスゴイ味、一言で言うなら、
「ぶちまずいッ!!」
「えー、トムヤムクンお待ちー、アツアツグツグツのトムヤムクンお待ちー、おおっと!」
そしてトドメに襲い来るのはこの方、瓢さん……ッ! どこから持ってきたやら、灼熱のごとき出来立てトムヤムクンを頭から、ソォイッ!
「うォ熱ッーーーつァァァアアア!!!? 熱あああーーーっつ、あっつ、あち、あちあち…………」
ごろごろごろん、あまりの熱さに悶絶、転げ回る哀れな子ナマズくん。
「ぐぐぐ……お、おんどりゃー……! ワシが子供じゃーゆうて、わやくちゃしゃーがって……!」
さすがにこれには怒り心頭、彼はむくりと起き上がると、ずびし! 指……じゃなかったヒレを突きつけ、大爆発!
「えーんか? えーんじゃな! こがーな扱いされよるなら、ワシ……や、や、やっちゃるけえの!? 山ぁ噴火させよるど……」
「……さっきから聞いてれば、調子ぶっこいてああだこうだと……」
ただ、まぁ……この場にはもうちょっとだけ、お怒りの方がいらした模様でして。
「おいコラ、そこのクソガキ。正座しなさい。正座、早く」
親友、
深林 真瞭
さんはもはやお手上げポーズ、制御できず。静かにずごごごごっとココロのマグマを蓄積させておりました、
深倉 理紗子
さんこと、
「えっいや、ワシナマズっちゅーかお魚じゃけえ正座とかムリ」
「四の五の言わんとそこへ直れェェェッ!!!!」
りさちん、ブチギレ!
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3人まで
シナリオジャンル
コメディ
動物・自然
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月13日
参加申し込みの期限
2015年10月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年10月20日 11時00分
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