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【お三夜】子ナマズおもてなし作戦じゃけえ!
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【困ったお子様】
秋の三夜湖のほとりへと、きゃっきゃっ! 楽しい声が響きまして。
「や~んっ、かわいい~~~っ!」
まるまるとした滑らかな身体を、はしゃいだ
岡野 丸美
はすりすり、ぺたぺた。
「ね~ナマズちゃん、若い女の子が好きなんでしょ? 触ってもい~い? ほら、おもてなし~、おもてなし~!」
「はー触っとるじゃないか! まっ構わんど、ワシゃあ心が広いけえのう」
「わ~、おっきな口! わ~、おひげおひげ~! ねぇねぇ、ナマズちゃんって大きいねぇ、乗ってみても良い~?」
「おー乗れ乗れ、バッチリ支えちゃるけえの! ひゃっひゃっひゃ」
よじよじと背中へ登りつつ、丸美がちょっぴり気にしたスカートへ、いささかヤラシイ視線を飛ばした彼。この巨体を誇るバカでっかいナマズくんこそが、本日の主賓なのであります。
お三夜祭りに語られる、かのお三夜大明神が鎮めたとされる暴れナマズ……の、子孫! を自称する子ナマズは、ご先祖よろしく再び九夜山を噴火させてやろうか、と山を登ってきた人々へと迫り、好き放題のやり放題。丸美を始め、お年頃の綺麗どころ可愛いどころ、女性を侍らせて偉そうにふんぞり返っております。
といって彼女や、それに
綾辻 綾花
などは嫌々という風でもなく、実に甲斐甲斐しく子ナマズのお世話を焼いていたりしましたけれど。
「ナマズさん、はいっ、ジュースをどうぞ」
と綾花は、コップにとくとくとくとオレンジジュースを注いでお酌。ちなみに子ナマズは両手代わりのヒレでもって、実に器用にコップをつかみ、ぱかぱかと口へ運んでおります。
「美味ーい! お姉ちゃんにお酌してもろーて飲みよるジュースは、最高じゃの!」
「そうですか? ふふ、良かったです……あっ、記念に、写真撮らせてもらっても良いですか?」
「おう、カッコよう撮ってくれんさいや!」
綾花のスマホでツーショット、にっこりピース! 実に、器用なヒレであります。
写真写りに満足してもらったところで、綾花は親しげに、
「ナマズさん、いろいろお話聞かせてもらえますか? ナマズさん自身のお話とか、九夜山を噴火させたっていう、ご先祖様のお話も」
「あ、おう、うむ。ワシの話か。ほうじゃの……えーっと」
「噴火は困りますけど、何か特別な力を見てみたいですね。小さな地震を起こしたり……三夜湖を温泉にしちゃったり? 口から火を吹くとか?」
「わ~すごい、やってやって!」
背中に乗った丸美も一緒に、そんな風にせがみますけれど、
「そ……そがーなんは、ほれ、加減が難しいけえの。軽々しゅうはでけんのよ。じゃけえ……おっそこのメイドさん! こっち来とー、お酌してくれぇや!」
何だか少々慌てた風の子ナマズが、ごまかすように手招き、ならぬヒレ招きしたのは、やってきた可愛らしいメイドさん。
「はーいっ、ご指名ありがと! あたし、『サキリン』って言うの。よろしくねっ!」
にぱっ! と咲くような笑顔を浮かべたのは、ひらひらメイド服に身を包んだ……
サキリ・デイジーカッター
でありました。なぜだか女装しての参加であります。
「三夜湖に素敵なナマズさんがいるって聞いて、会いに来てみたんだけど……やだ、すっごく可愛くってびっくり! もうっ、全力でおもてなししちゃうからねっ」
「おおっ、可愛いやっちゃのうサキリンちゃん!」
きゅるん☆ と星でも飛び散りそうなパッチリウィンクをキメて子ナマズくんを魅了する、女装メイドサキリン。メイクも完璧、胸にはぷるぷるの詰め物も入れまして……それより何より、この笑顔!
(ま、やるからには覚悟を決めて、本気でやらないとね)
実のところ、彼の保護者でもある従姉弟に依頼された……というか身代わり? 悪ノリの末にと言いましょうか、決してこの場にいるのは本意では無かったりしますけれど。これで意外と
演技は得意
でして、実に自然。何とも見事に、メイドさんになり切っております。
「ご主人様、はいっ! つちのこの里だよー、あ~ん」
「あ~~~ん」
子ナマズはでっかい口を開けて、サキリンの指からお菓子をぱっくん。
「あー、ぶち楽しいのう! ほれほれ、もっとちやほやしてくれんさいや、の♪」
可愛い女の子? たちに囲まれて、お酌されたりあーんされたり、もうご機嫌! だらしないお顔で、ますます偉そうにふんぞり返るのです。
「ふふっ。こういう年頃? の男の子って、そういうところ、あるものね」
なんてふんわり、
中村 優子
は微笑ましそうに言いはしたものの。
「でもね? ちょっと、あの、おさわりは……そういうの、こ、困るわ、ナマズちゃん……!」
「まーまー、そがーにこまいこと言わんと」
とはいえ誰もが、快く好き放題にさせていられるばかりではなく……気弱で優しいお姉さんな彼女の好意につけ込んで、子ナマズはヒレでもって太もものあたりをさわさわ。すりすり。
お隣では、小心者……というよりもはやヘタレな
深倉 理紗子
がビクビクとして、強くは言えないのをいいことに、
「ほれ、そっちのお医者さんも、お酌! してくれぇや。ワシ、次はグレープジュースが飲みたいの~」
「で、でもわたし、そういうのはその……」
「あぁん? わりゃー、ナンか文句あるんか?」
「はっはひい! お注ぎさせていただきますぅぅぅ……」
ちょっぴり凄まれたりしたならすぐにもぺこぺこ、涙目で差し出されたコップを満たしております。
「……何なのよ、もう。ただのエロオヤジじゃないの、このナマズ」
傍らで憮然とした表情なのは、
深林 真瞭
です。親友たる理紗子や、若い子たちへとキャバクラのホステスまがいなおもてなしを強要させているナマズ、しかもこれでまだ子供なのだという彼を呆れ顔で眺めながらに、
「ねーりさちん、もうそんなの放っといたら? 無視して帰ろうよ」
「だだだだだめよまーちゃん、そんなこと言っちゃ……!」
まーちゃんこと真瞭の媚びない態度に、りさちんこと理紗子は慌てて子ナマズの顔を伺いますと、あ。たまたま丸美や綾花、サキリンのほうを向いてて、気づいてない様子です。
「こんなマセた子供ナマズのご機嫌取ってやる必要なんて無いんじゃない? どうせ、大したことなんてできやしないと思うけど」
「だって無視して、九夜山爆発! 寝子島沈没……! なんてことになったりしたら……」
なんて理紗子がネガティブ思考を炸裂させたなら、優子の想像力も冴え渡り、
「そ、そうだわ……! 今は良いとしても……いい大人になった時に、子供の頃の恥ずかしい言動を思い出したりして、頭を抱えて……抱えた末に耐え切れなくなって、暴れて。九夜山噴火! 寝子島沈没……! なんてことになったりしたら……」
「「どどどど、どうしよう……ッ!?」」
どちらかと言えばあっけらかんとしたタチの真瞭は、先ほどからの子ナマズの高慢っぷりにイライラが溜まりつつあり、額に手を当ててふりふり。首を振りました、やれやれ。
「ま、今は好きにやらせておくさ」
……にやり! 何ともこう、不敵な笑みを浮かべた、
桜崎 巴
。この笑みが仮に自分に向けられたものだと思えば、いささか寒気がしますけれど……今の彼女の、このいかにも頼りになる佇まいときたら!
真瞭はちらと笑みをこぼして、尋ねます。
「何か、企んでる?」
「助っ人を、ちょいとね。呼んであるのさ。猫鳴館にお住まいの、一筋縄じゃあいかない連中をねェ……ククク。見ておいでよ、存分にもてなしてやるさ」
と言って巴は、何やら準備があるそうで、どこかへ電話などかけ始めました。
真瞭は、ぺこぺことして実に腰の低い、親友りさちんやら優子やらを見つめて、
「まったく、仕方がないわね……もうしばらくは、付き合ってあげるわ」
次いで子ナマズのますます緩み切った顔を眺めて、はあっとため息。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
動物・自然
神話・伝説
定員
20人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月13日
参加申し込みの期限
2015年10月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年10月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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