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濡羽色の空と踊れば
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【エンドレスバトル】
さて、新聞部の面々が着々と準備を進める一方で、個別にカラスに対処していく者達の姿もあちこちで見受けられた。
* * *
灯 斗南
と
夏神 零
はタッグを組み、カラスを一羽ずつ確実に燃やしていく戦法をとっていた。
「……殺す、ではなく『活かす』か。初心に返ったような気分じゃな」
零は自身の得意とする舞うような動きで分裂を起こさせないギリギリの一撃でカラスの動きを止め、そこを斗南に追撃させる戦い方を展開していた。
「戦いは倒すだけとは限らない。生かす(活かす)ことも時には必要な時がある。そんな師匠の言葉を思い出すな」
舞い、跳んで、薙ぎ払い、零は『とどめ』のバトンを斗南にまわす。
「斗南殿」
「ああ」
バトンをまわされた斗南は《イグニッションハート(点火する心)》で炎を生み出し、復活する暇を与えずにカラスを一羽ずつ確実に焼き払っていく。
一羽、また一羽と凄絶な断末魔を上げてカラスが焼かれ、消滅していく。
だが、それでも次から次へとカラスはまた斗南達の前に現れる。
「斗南殿、またあちらからも!」
零に言われ、斗南はちらとそちらの方を見やる。
まるで雲霞の如く、カラスの大群がまたこちらに押し寄せてくる様子がありありと見てとれた。
「これではキリがないというものじゃな。なにやら部室棟の方では誰かが策を講じているらしいが、拙者らもそちらに合流という手もあるが?」
零の提案に、斗南は静かに頭を振って答える
「いや、僕はもう少しここでこいつらを焼き続ける。このやり方の方が僕の性に合ってる。零は先に――」
「ふ、なるほどな。確かにこっちの方が
拙者達
の性に合っておるな」
斗南の言葉に覆いかぶせるように言って、零が薄く微笑む。
無粋な台詞は挟まずに、ただ一緒に戦おうと言ってくれている。
「よもや邪魔だからあっちに行けなどとは言わんじゃろうな?」
「……好きにしてくれ」
ふぅ、と一つ息を吐いて、斗南は仮面の奥からカラスを真正面に睨みつける。
いつも無表情な白い仮面の口元が、そのときばかりはほんの少しだけ綻んだように見えた。
* * *
尾鎌 蛇那伊
は戦いの最中でばったりと
御剣 刀
と出くわした。
「あら、刀ちゃん。相変わらずいいオトコね」
「尾鎌か。うん、そっちも、なんというか相変わらずみたいだな」
ウホッ、と微笑む蛇那伊に、少し苦笑いして応じる刀。
そんな二人の手には首を折られたカラスがだらりとぶら下がっていて、ちょうどほぼ同じタイミングで黒い粒子となって跡形もなく消え去るところだった。
「ところで、やっぱり今回のカラスもクローネの手の者なのかしら?」
「わからない。殺したら消えるぐらいだから、フツウのカラスじゃないとは思うけど」
刀は先ほどカラスの首を折ったときの感触を思い出しながら言う。
そのうちにだんだんカラスの攻撃が消極的になってくる。
「あら? さすがに分の悪さを悟ったのかしら? むやみやたらと突っ込んで来なくなったわね……」
やや慎重になったカラスたちを見上げ、蛇那伊が一つ息を吐いて言った。
「くっ、卑怯だぞ! 降りて来い!」
刀は空を舞うカラスたちに向かって叫ぶ。
と、そのとき、ぱたぱたと足音がして何者かが二人の前に現れる。
『刀くん! 探したよ!』
現れたのはやや息をきらせた
小山内 海
だった。
「……海? どうしてここに――」
と、言いかけたところで、刀は全てを察する。
彼女のろっこん《アクセラレイトライン》と自分の身体能力があれば、奴らのところまで手が届く。
「海、頼む。俺を奴らのところまで飛ばしてくれ!」
海は力強く頷くと、颯爽とペンを取り出して、カラスたちへ目掛けて空へと続く軌跡(ライン)を描く。
「よしっ!」
刀は地面を蹴って、描かれた軌跡に乗ってカラスへと手を伸ばす。
カラスが驚いて逃げ惑う。
だが、それよりもわずかに早く、刀の手がカラスの喉元に伸びて、その首を掴む。
しかし、問題はその後だ。
海の《アクセラレイトライン》は刀を空へ連れていってはくれたが、そこから地上へ下ろす手伝いまではしてくれなかった。
「うおっ……!?」
自然、刀の肉体は重力に従って地面に落ちていく。転がるように地面に落下。
『だいじょうぶ!?』
海が刀のもとに駆け寄ってスケッチを見せる。
「ああ、大丈夫だ。なんとか地面に転がりこむことで衝撃を殺した。さすがにあちこち痛むけど、な」
苦笑いして見せる刀に、海はほっと息を吐いた。
「やるわね、刀ちゃん。ねえ、アタシも飛ばしてもらえるかしら? あいにくアタシも飛び道具は持ちあわせがないのよね」
蛇那伊の言葉に、海は頷いた。またも筆記用具を取り出して、今度は蛇那伊を空へと導いていく。
「ウホッ、いい気分ね!」
嬉々として叫ぶ、蛇那伊。どうやら新しい世界に開眼してしまったようだ。
「海、俺ももう一回頼む!」
『うん!』
こうして海の手で加速する弾丸と化した蛇那伊と刀によって一羽、また一羽と空を舞うカラスが消滅していく。
だが、まだまだ戦いは終わらない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年08月31日
参加申し込みの期限
2015年09月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年09月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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