……ん。
人波が肌に合わない奴らの居場所って所か。
吹けば散る溜まり場。生徒会に目をつけられるような事はご法度な。
後は好きにすればいい。寝ぼけて風邪だけはひくなよ。
何か辛いことが…?
きっと大丈夫だから、元気をだして。
(手にもった水筒を開け、コップに冷たい麦茶を注ぎ
昴さんに差し出す。
・・・ん?あぁ、へーきへーき。ちょっとへこんでるだけだ
(わずかに顔を上げてちらりと目を向けると疲れたような様子で言って手をひらひらさせる)
暑いのよ…。
ちょっとお休みを…。
(木に近づき、昴さんに気がついて
あ…。
あの…大丈夫…?
具合が悪いの…?
(昴さんの隣に座り、心配そうにそっと顔を覗き込む
ぐへぇ・・・
(現れるなり変な声をあげてよろよろと木の裏側へ移動し、座り込む)
これは・・・なかなか響くな・・・
(グロッキーな様子で顔を俯かせ、ぽつりと呟く)
日々野さん、覚えたよ・・
どうかよろしくね。
(木に寄りかかり、バッグから本を取り出し)
僕も読書は好きなんだ。
ただ、眠たがりで中々読み終わらないんだけどねえ
(眠そうな細目で活字に目をやりながら)
私のほうこそ自己紹介を忘れてました。
1-5の日々野結衣香です。
こちらこそよろしくお願いします。
ここって涼しくていい感じですよね。
ゆっくり休んでくださいね。
へー・・時代小説か。
歴史ロマンを読み解くってのもたまにはいいかもしれないね。
今度図書室をのぞいた時にでも探してみようかな?
そういえば自己紹介が遅れたね。
僕は1-2の日暮ねむるだよ。
どうかよろしくね・・
(横からのぞき込まれてびくっとする)
え・・・、と・・・。
時代小説です。
短編だから、ひとつひとつはすぐに読み終わりますよ?
それほどむずかしくはないと思いますけど。
図書館で借りたものなので、私が返した後に読んでみてはどうですか?
ふぅ、木陰で一眠りしたい感じだね。
おや、あそこに誰かいるね・・
(そっと近づき、横からそ〜っと覗き込み)
えっと、歴史小説か何かかな?難しそうな小説ですね。
ん。ここなら読書に向いてそうかな。
(時代小説を取り出す)
文芸部の部室でもいいけど、気分をかえて違う場所もいいです。
(もくもくと読み始める)
ももちゃんは本当にお姉さんが好きなんだね
そういう兄弟がいるって羨ましいな
私が言っても説得力はないけど素直な気持ちで接してみたらどうかな?
それで傷つくことはあるかもしれないけど
悩みや不満を吐き出すには必要なことだと思うの
姉様はいつも、僕は僕の幸せの事だけ
考えていればいいんだよって
僕が幸せなら姉様も幸せなんだからって
言って笑ってくれるけれど
でも、笑顔がなんだかさみしそうで…。
姉様の本当の幸せ、どんなものだろう…?
>もも
ん(微笑みをもらって少しだけ笑みを返す
そっか。俺だったら、それだけ愛されているだけでも幸せだなぁ……。姉……いや、俺は男だがら兄冥利に尽きるというか……。
>北原
あぁ。ちょっと頼りないが、俺でよければいくらでも力になるよ。
うん、正直、俺は「頼られている」って言う事実も心の支えだったりするし。
私が・・・誰かの役に・・・?
私、一人ですべてを背負おうとしてたんだ
それを勝手に自分が役に立たずだって自分で決めて
今まで自分をダメな子だって思い込んでた
間違っていたんだね
困ったことがあったら遠慮なく頼ってみるよ
その代わり自分のできることを全力でするから
私なんかで心の支えになれるなら
これからもよろしくね
>ムゲン君
ううん。
僕の為に一生懸命考えてくれて、ありがとう。
(ふわりと微笑み
僕は今、とってもとっても幸せなのよ。
お友達がたくさんできて、色んな事ができる様になって…。
一人ぼっちじゃなくなって、毎日がとっても楽しくて…。
みんなの事が大好きで、みんな幸せになって欲しいけど
僕は姉様が一番大好きだから
姉様に誰より一番、幸せになって貰いたいな…。
>みゆきちゃん
きっと僕たちは生きているだけで
誰かのお役に立てているのだと思うの。
みゆきちゃんを助けてくれる人達も
みんなみゆきちゃんが大好きだから
助けてくれているのだと思うから…。
だから、大丈夫じゃないかなって…。
あぅ…。うまく言えなくて、ごめんなさい。
(困ったようにへにゃりと笑い
>もも
なるほど。ま、確かに大切な人には弱いところは見せたくないものですし、ある程度は仕方ないかもしれませんね。
もっとも簡単な選択肢は、素直に気持ちをぶつけることです。無理をしなくたっていいんだって、ことをね。ですが、これは……昔の自分がまさしくそうだったんですけれど、人によってはそれが逆に追い詰めてしまう結果になることもあります。
とはいっても、それじゃ解決しませんし……えーっと……その……。
あー、もう! うまくまとまらない!(足踏み) すみません。あんまりこういうの得意じゃなくて。あ、貴女は何も悪くないですよ。
(咳払い)
割り切って言います。これはあくまで自分の意見ですけれど、強い人って言うのは、無条件で強いわけじゃありません。強くなければならない理由があるから強いんです。話を聞く限り、貴女はあなたのお姉さまに随分大切にされているみたいだ。だったら貴女はお姉さまに自らが以下に壮健であるかを示してあげればいい。
もっとも、これでは完全な解決法にはなりませんけれど、それでも、お姉さまの負担は減らせると思います。
ごめんなさい。俺はこれくらいしか言えません。ひょっとしたら全然的外れなことを言っているのかもしれません。頼りなくてごめんなさい。
>みゆき
いいんじゃないか? 「誰かが代わりにやってくれる」のなら、代わりにやらせておけば。
自分がしたくもないことをするなんて馬鹿らしい。
助けてもらってばっかりって言うけどな。人間、気付かないうちに他人を救ってるもんなんだぞ?
いつのこと……ってのはちょっと恥ずかしいから言えないが、俺だってお前の言葉に少しだけ救われたんだ。
「出来ない」のは、「出来ないと思ってる」から、さ。それでも足りないと思うのならば、努力すれば良い。それが出来ないならやめておけばいい。
嫌なことをわざわざする必要なんて無いんだ。それこそ、他の誰かに代わりにやらせておけばいい。
たとえば、だ。ここで暴漢が出たら、そいつは俺がなんとかしよう。お前は遠慮なく逃げればいい。逆に、お前がここにとどまることでなにか役に立てるというのなら、残ればいい。
全力でやっている人間を責める"人間"なんてどこにもいない。いるならそいつは"人間"なんかじゃない。究極、放っておけばいい。そうだな……どうしてもほうっておけないなら、誰かに相談しろ。俺でも良いし、お前の部長でも良いし。きっと聞いてくれるはずだよ。
グスッ・・・ありがとう。優しいんだね
これでも自分にも出来ることを探してはいるんだよ
でもね、結局私ひとりじゃ何も出来なくて
近くにいる誰かに助けてもらってばかりで
心のどこかで「誰かが代わりにやってくれるんじゃないか」って期待しちゃって
そんなの迷惑だよね・・・
姉様は綺麗で、僕にとっても優しくて…。
撲も姉様の力になりたいけれど
姉様は、僕に弱い部分を見られたくないみたいなのよ…。
最近、姉様はなんだか元気がなくて
少しでも元気が出るように
お菓子を作ったり、
楽しいお話をしてみたりしているのだけれど…。
僕は少しでも、姉様の力になれているかなあ…。
戦う力は、僕にはないけれど
それでも僕は皆を守りたくて…。
僕がもっともっと優しくなれれば
誰かを守ることもできる様になるかな…?
>もも
あくまで自分の考えですが、「弱くて良い」と言うことは無いと思います。
けれど、弱い自分を無理に押し込んで、強い自分を装うのはあまりいいことじゃないですね。だって、傍からみて強く見えるのなら、それを助けようなんて、誰も思わないじゃないですか。
人は一人では生きていけませんから、変に強く装う必要なんて無いんです。だって、完全無欠に強い人間なんて、……あるいは「弱さ」を持たない人間なんて、この世界に存在しませんから。
お姉さまがいらっしゃるんですか?
……これも自分の考えですが、強さとは単なる力強さだけではありません。例えば、脳筋の人間だけではこの世界は成立できません。頭の良い人間が付き添って、初めてその真価を発揮できるでしょう。
さっき言いましたが、本当に強い人間なんていないんです。あなたがお姉さまの力になってあげたいと思うのであれば、そのお姉さまの弱い部分を支えて上げられるようになればいいのではないでしょうか?
>北原
……できれば戦いたくはない、かな。
でも、大切な人のためになら俺は戦うよ。目の前で人が死ぬのは、嫌だからな。
欠点ばっかり、か。俺もそうだよ。
例えばこの得物だけど、こいつは相手の足止めか目潰しが出来る程度でほとんど致命傷は負わせられないし、例えば相手が装甲を身に纏ってたら意味が無い。俺、剣とか槍とか、そんな結構な格闘武器は使えないからな。
それに、人を慰めるのも苦手だ。
あと、コミュニケーション能力も欠如しててな、うっかりするとすぐ人を傷つけちまう。
それから……。(いろいろ挙げて
と、こんな感じで俺は確かに戦えるのかもしれないけど、欠点だってもってるよ。いや、むしろ欠点の方が多い。
北原は、戦えないかもしれないけど、他にもいろいろ出来るじゃないか。
例えば……ほら、絵を描くのとか。俺、絵はからっきしでなぁ……。
>ムゲンくん
ムゲンくんも戦ったりするの?
そんなことを言ったら私なんか欠点ばかりだし
それに、十分な力を発揮できなくするのが私の力だから・・・
>ももちゃん
ここなら誰にも邪魔されないからお昼寝にも最適かもね
これから暑くなるから、避暑にはもってこいだよ