……ん。
人波が肌に合わない奴らの居場所って所か。
吹けば散る溜まり場。生徒会に目をつけられるような事はご法度な。
後は好きにすればいい。寝ぼけて風邪だけはひくなよ。
そうだったんだ……そんなの俺だけかとおもったけど……
やっぱみんな、最初は一人ぼっち、なのかな……
って、お姉さんいたのですか?
俺も運動は得意というほどでもなく…(あはは)
でも、水泳は楽しいから昔から続けてますよ
浮き輪でぷかぷか浮かぶのも気持ちいいけど…
…えっと、その、よければ今度水泳、教えましょうか?
えっと、人参の他に、ですか? んー……
色々ありますけど……これといったら、チャーハン、かな?
ありがとうございます! (満面の笑顔で)
花風さんと……あはは……(急に顔を赤くしながらもふもふ)
友達が沢山いれば、寂しくないものね。
僕もこの島に来たばかりのときは
お友達がエリーヌしかいなくて…。
姉様ともあんまり会えなくなって
凄く寂しかったの。
でも、今は沢山お友達や大好きな人達がいるから
とってもとっても、幸せなのよ。
僕は運動があんまり得意じゃなくて…。
浮き輪がないと溺れてしまいそうになるの。
いつかちゃんと泳げるようになりたいな…。
勘助君ともふもふちゃんに喜んで貰えるよう
とびきり美味しいお料理をつくるね。
人参の他に好きな食べ物はある…?
うん。僕でよければ喜んで。
勘助君の似顔絵ができるのを
楽しみにしているね。
機会があれば、勘助君と一緒に
似顔絵を描いてもらいたいな…。
…だから、俺はもふもふとずっと一緒
花風さんもエリーヌと一緒…
エリーヌも、俺と友達になってさみしくならないように…(もふもふ)
ああ、それに泳げば気持ちいいしな。
まるで魚になったような気分で落ち着くんだ。
たまにもふもふにサーフィンさせたりして、楽しんでるよ。
薔薇かあ…確かこの時期でも咲いてるっけ…
…夏といえば朝顔だなあ…
……そ、それは楽しみです! もふもふもきっと喜びます!
(女の子の手料理だなんて食べたことないので、すごくデレデレ)
そ、そうか…ああ、そうだな。
みんな、冷たかったら、そもそもこうしてゆっくりと話さないよな…
……今度、がんばって、絵描き屋さんに頼んでみる。
完成したら、その、みてくれませんか? 俺が変な表情になってないか…
寂しいのはとっても辛いものね…。
うさぎさんには毒になるのかも…。
僕も海が好きなのよ。
穏やかな波の音を聞いていると
優しい気持ちになれるの。
綺麗なお花はどれも好きだけれど
僕が一番好きなのは薔薇のお花かな。
コスモスや桜のお花も大好きなのよ。
アニメのうさぎさんは
人参をそのまま使って
デミグラスソースをかけて食べていて…。
人参をそのままグラッセにすれば
同じものが作れるかなって考えてるの。
上手くできたら勘助君や
もふもふちゃんにも食べて貰いたいな…。
この島の人達はみんなとっても優しいから
勘助君を笑ったりしないと思うの。
もしいたとしとも、僕は絶対笑ったりしないのよ。
だから安心して。
寂しがりや、かあ…もふもふも、同じです
確か、うさぎって寂しいと死んじゃうって聞いたことが…
もふもふは海を眺めることが好きです。もちろん俺もです
…お花はよく分からないけど…みてるだけでも綺麗で、俺も、好きです…
その、花風さんは、どんな花が好きですか…?
人参、ステーキ…? ステーキって、お肉しか想像できない…
いいなあ…人参ステーキ、食べてみたい…(もふもふ)
…あ、相談という言葉で思い出したことが…
…この島って絵描き屋さんがありましたっけ…今度、自分の似顔絵を、頼もうと、思ったのですが…
…………いまおもえば、俺の顔、
他人からみればどんな風になってんのか全く自信がないんです
もし俺の似顔絵を他人に見せて、笑いものにされたらどうしようと思うとちょっと怖くて…
(と自信なくつぶやきながらもふもふ)
きっと仲良しになれると思うの。
エリーヌはちょっと寂しがりやで
綺麗なお花が大好きなのよ。
僕も人参が大好きなの。
だから、お家でカレーをつくるときは
人参を沢山いれるのよ。
この間みたアニメのうさぎさんが
人参のステーキを食べていたから
今度僕も作ってみようかなって思っているの。
ぜひ触ってみたいな…!
もふもふとも仲良くできるかな…
(ともふもふを触りながら)
あ、はい…
俺、人参大好きですよ。
もちろん、もふもふも食べますよ!(えへんっ)
うん。
エリーヌは女の子なの。
今度エリーヌを連れて学校へ来ようかな…。
勘助君に撫でて貰えたら、エリーヌもきっと嬉しいのよ。
なにかわからない事があったら聞いてね。
うさぎさんは人参が好きだけれど
勘助君は人参、好きかな…?
あっ、呼びやすい方でもいいですよ…性別は、なにであれ「もふもふ」、ですし…
へええエリーヌ、ちゃん?かな…なでてみたいな…
そ、そうですか…はい! よろしく、お願いします!
(と、この学校で初めてあった人が女の子って…なんだろう、これを青春というのか…)
勘助君ともふもふ…ちゃん…?君…?
(小首を傾げ
僕もお家にうさぎさんの縫いぐるみのお友達がいて…。
僕のうさぎさんは「エリーヌ」という名前なの。
僕もこの高校に通っているのよ。
仲良くしてくれたら嬉しいな…。
い、いえ…別に…むしろ、こちらこそごめんなさい…
まさか、人がいるとは思わなかったから…
……えっと、俺は飛吹 勘助
こっちは「もふもふ」(うさぎのぬいぐるみ)、です
数日前に寝子島に来たばかりで…高1、になります
……花風さんも、ここの学校の人、ですか?
おはよう…?
眠るの、邪魔してしまったかな…。
ごめんなさい…。
(申し訳なさそうに謝罪し
僕は1年5組の花風ももです。
貴方は…?
(人の気配を感じて目を開く)
…………あ、えっと、こんばんは?
あ、違う、こんにちは? いや、おはようございます?
えっと……ごめんなさい。
(とぬいぐるみで顔を隠しながら)
昴君、聞いてくれてありがとう。
無理はしないでね…?
(一瞬みた沈んだ表情を思い
心配そうな表情で見送る
うさぎさんの縫いぐるみ、可愛いな…。
(やってきた勘助さんに気がつき
睡眠の邪魔をしないよう、小さく呟く
ふう…寝子島って思ったより見どころたくさんあるな…それに、人も多い…
……ちょっと疲れた。寝ようっと。
(もふもふした兎のぬいぐるみを抱きながら、一人で木の下で寝ころび始める)
そうだな、一度正面から向き合ってみるといい。解決はしないかもしれないが、このままじゃなにも変わらない
・・・そう、か。ありがとな・・・
(それを聞くとふと沈んだような、思いつめたような表情を浮かべるがすぐに笑って礼を言う)
あぁ、好きだ。今度冴来にケーキを作ってやる予定もあるしな
・・・あー、悪いな。やっぱ体調良くないみたいだわ。どっかで寝てくる。またな?
(残った中身を飲み干して飲みくちをハンカチで拭うとももにコップを返し、苦笑いと共に立ち上がって手をひらひらさせながら立ち去る)
やっぱり、直接お話を聞いてみる方がいいかな…。
うん。
「花言葉の効果を近くの人に与える」
のが僕の力なの。
ベルガモットの葉の花言葉は
「安らぎ」だから…。
少しでも昴君が楽になればいいなって…。
昴君はお料理が好き?
僕はお料理が趣味で…。
美味しいって喜んで貰えると嬉しいよね。
さて、どうかな?大体その相手とのことも俺の勘違いの可能性が・・・っ!?
(話している途中で心が安らいだような感覚に襲われ、目を見開く)
今のは、ももが・・・?
オカンなんだと
まぁ飯作ったりお菓子作ったりが好きでよく食わしてるからな
そうだといいな…。
(はにかんで
僕が知っている人かな…。
僕の力で少しでも、気持ちを軽くしてあげることが
できればいいのだけれど…。
(服のポケットからベルガモットの葉を取り出し
「昴君の心も癒せますように」と願いながら
そっと目を閉じ祈る。
花言葉は「安らぎ」
うまく行けば安らぎの効果が得られるかもしれない。)
お母さん、なの?
昴君は男の子だから、お父さんじゃ…?
へぇ、そりゃいいな。きっと正夢になるぞ、それ
(夢の話を聞くと自分のことのように喜んで笑う)
俺の感じたことが確かで、誰かとの関わりに苦しんでいるとしたら。きっと気になる奴がいるんだろうが、どうかな・・・
まぁそういうことになるな
尤も、一部の奴らにはオカン呼ばわりされてるから手のかかる子供達って感じもしなくもない
(猫鳴館のことになるとはぐらかしたりせず、そのとおりだよと答える)