草木の生い茂った九夜山の奥にあるこの社。
今日も変わらず、ゆっくりと時間が流れている。
◇雑談や独り言などご自由にどうぞ。
社周辺に手をくわえたりも自由にどうぞ。
……。
(冴来さんの優しい人なら此処にいる言葉に頷き)
あ、 そんなつもりじゃなかったんだけど・・・つい無意識に隠れちゃった。(ぴょこんと冴来さんの横に立ち、申し訳なさそうに無邪気に微笑む)
(冴来さんから怖い事はないと聞くと)
うん、雰囲気からしてそんな気がする。穏やかに感じるから
それに、冴来さんが教えてくれた場所だしね(ニコニコ微笑んで)
...俺も独特な神社の雰囲気は好きだね(微笑)
ここは知らなかったけど、朝のジョギングする時は山に寄る時があるよ。
白露さんは、ここの神主さんなんですか?(首を傾げてじぃーっと見つめ尋ねようと)
私の方はこの子の付き添いみたいなものだけどね。
でも、此処に興味があるのは同じだわ。
どんな神様が祀られていたのかとか、少し気になるし。
(そう口にして周囲へ軽く視線を巡らせる。
人々から忘れ去られて久しいであろう社。
長い年月雨風に晒された影響か
看板に書かれた文字も、今はもう読み取ることが出来ない。
調べたところで充分な情報を得られるかは怪しいものだが
それはそれとして、知ろうとしない理由にはならない。
そんなことを思う。)
あら。優しい人ならもう此処にいるじゃない。
此処で日向ぼっこするぐらい
のんびり屋さんな陰陽師のお兄さんが。
(少女のいう「優しい人」とは、要するに彼のことらしい。
彼の反応が可笑しかったのか、くすくすと楽しげな笑いを零し)
ほら、卑弥呼。
隠れてばかりいると隠れ癖がつくわよ?
大丈夫。この人は怖いことなんてなんにもしやしないわ。
初めまして卑弥呼ちゃん。
僕は薄羽白露、どうぞよろしくね。
(お嬢さんの後ろに隠れたその子に対し、にこりと微笑みかけながらそう言葉をかけ)
それで二人で来たわけか。
こんな場所にある神社がどんなものか気になる気持ちはわかる気がするなぁ。
(そう口にして古びた社や色の褪せた鳥居に視線を向ける。
随分と長い間放置されていたのだろうか、
本来は神社の名などが記していたであろう看板も今ではただの汚れた板と化しているのが見れる)
それで、冴来嬢がいう優しい人がここにいるのかい?
ここには今のところ僕のような日向ぼっこする暇人くらいしかいないけれど。
(楽しげに笑いながらそう言い、きょろりと辺りを見渡す。
今のところ僕とお嬢さんに可愛らしい少女の三人しかいないことを確認し、ほんの少しだけ首を傾げる)
……♪(うんうんと頷き、頭撫でられると微笑む)
…?
あ、こんにちは... 卑弥呼と言いますよろしく
(微笑みながら挨拶しつつも無意識に警戒しているのかつい冴来さんのうろに隠れてしまう)
日向ぼっこっていうか...
ここに神社があるって興味持った事と凄く優しい人がいるって聞いて...それで
(彼女に手を振り返し、そちらへと近づいて)
一言で神様と言っても沢山いるし
矛盾ということもないんじゃない?
なんにせよ、神様のお導きの結果なら
その神様に感謝しないとね。
まあ、これといった用事もなかったし
特に難しい事でもなかったからね。
貴女といるのは嫌いじゃないし。
(彼女の頭に軽く手を置いて
小動物を愛でる様によしよしと撫でる。
自分達とは別の聞き慣れた声が耳に届けば
そちらの方へ視線を向けて)
白露さん。そう、この子は私の友達。
卑弥呼っていうのよ。
(慣れた様子でそう答えては、嬉しそうに微笑んだ。)
(少女たちの声が聞こえてきたのか、閉じていた瞼を上げる。
視線をそちらに向け、楽しげに微笑みを浮かべる。
社近くにいたが腰を上げ、徐に近づこうとし)
やあ、君たちも日向ぼっこでもしに来たのかい?
(軽口をたたくようにそう口にした後、
自分の知っている少女の姿を確認し)
冴来嬢、ということはその子はお嬢さんのお友達かい?
(にこりと片割れにいる少女にも微笑みかけながらそう言い)
あ、冴来さん~ …えへへ、よかった
(冴来さんの姿が見えると、ほっとしたような安心感と嬉しい気持ちに微笑みながら手を振り始める)
そう言えば、不思議と迷わないでこれたな。
(うーん、って考えつつふっと社の方見ると)
きっと、見守ってくれたのかな? 俺はあまり神様とかそいゆうのは信じない方だけど....
神社の事は何となく好きだし、信じてしまうんだよな...
....って信じないのに矛盾しているかな?(苦笑)
でも、よかった 来てくれてて(余程寂しかったのか嬉しそうに微笑んで)
(街の喧騒から離れた山の奥。
草木の茂る獣道を抜け、目的の場所へ辿り着いて。)
さあて。
あの子も無事に辿り着けているといいけど…。
(独り言を呟きながら鳥居を潜り、周囲に視線を巡らせば
少々不安げな面持ちで石に腰掛ける少女の姿が視界に映り
自然と安堵の微笑みを浮かべた。)
お待たせ、卑弥呼。
道案内無しで大丈夫かしらって少し心配したけれど
どうやら杞憂だったようね。
(九夜山に入り、けもの道を見つけると)
ここの先が冴来さんが言ってた神社があるのかな...?
(日中とは言え、うっすら暗く何処か不思議な雰囲気を感じるけもの道に怯えつつ歩いてすすむ)
いくらこの幼い身体の影響で臆病になっても心は元の俺だからな、怖くない怖くない(フフン♪)
....ここかな?
(鳥居を見つけると、軽くお辞儀して鳥居の中に入る)
……ほ、本当に人がいるのかな? まさか妖怪の類と書いたりしてな(苦笑)
流石に神聖な場に居ないと思うけど....
しかし、ほんと不思議な雰囲気があるな....。
(不思議そうにあたりをキョロキョロ見渡し、座れそうな石を見つけるとちよこんと座り始める)
そう言えば、冴来さんも来てくれるのかな...(ぽそりと不安そうに呟き)
(暖かな陽気の下、今日も変わらない社の前で日向ぼっこをする。
時折吹く風に揺られる木の葉の音以外、耳に聞こえてくる音はない。
それだけこの場所が山奥にあるのだろうか?
地図などに記載されていない場所故に、確認する術はない。
しかしそれを気にしないように、ふわりと一つ欠伸をした)
(がさがさと草木の隙間から姿を現す。
楽しそうな笑みを浮かべたまま、ここにできた空間を見回す。
長い間人の手が入ってないだろうその場所にゆっくりと足を踏み入れる)
これは随分とまた古い場所だ。
適当に歩くとこういうところに出られるから楽しいなあ。
(そう独り言をつぶやき、
徐に社の近くに腰かけて日向ぼっこをするかのようにまぶたを閉じる)