草木の生い茂った九夜山の奥にあるこの社。
今日も変わらず、ゆっくりと時間が流れている。
◇雑談や独り言などご自由にどうぞ。
社周辺に手をくわえたりも自由にどうぞ。
(彼女に手を振り返し、そちらへと近づいて)
一言で神様と言っても沢山いるし
矛盾ということもないんじゃない?
なんにせよ、神様のお導きの結果なら
その神様に感謝しないとね。
まあ、これといった用事もなかったし
特に難しい事でもなかったからね。
貴女といるのは嫌いじゃないし。
(彼女の頭に軽く手を置いて
小動物を愛でる様によしよしと撫でる。
自分達とは別の聞き慣れた声が耳に届けば
そちらの方へ視線を向けて)
白露さん。そう、この子は私の友達。
卑弥呼っていうのよ。
(慣れた様子でそう答えては、嬉しそうに微笑んだ。)