草木の生い茂った九夜山の奥にあるこの社。
今日も変わらず、ゆっくりと時間が流れている。
◇雑談や独り言などご自由にどうぞ。
社周辺に手をくわえたりも自由にどうぞ。
(少女たちの声が聞こえてきたのか、閉じていた瞼を上げる。
視線をそちらに向け、楽しげに微笑みを浮かべる。
社近くにいたが腰を上げ、徐に近づこうとし)
やあ、君たちも日向ぼっこでもしに来たのかい?
(軽口をたたくようにそう口にした後、
自分の知っている少女の姿を確認し)
冴来嬢、ということはその子はお嬢さんのお友達かい?
(にこりと片割れにいる少女にも微笑みかけながらそう言い)