天井まである本棚がぎっしりと空間を仕切り、多種多様な古本たちが所狭しと並んでいる。
静かな店内は、本独特の懐かしい匂いとほんのり甘く酸っぱい果実の香りが入り交じる。
「あら、いらっしゃい。ゆっくりご覧になってくださいまし。」
女店主は長い黒髪を揺らして振り返ると、ゆるやかに笑みを浮かべた。
――
雑談用トピックです。
古書店内での交流や、本を読むなどのロールプレイにご利用ください。
コミュニティの利用
http://rakkami.com/manual/community-usage
>アリシア
そう、あんたの国に興味があってさ。錬金術とかの歴史もあるんでしょ?
原書はドイツ語か。オーケイ、読めるよ。
訳書は訳書で特殊な用語の注釈なんか載ってるだろうから、両方あると一番いい。
>(小淋)
ミステリー好きか。
(リストを覗きこんで)『毒殺犯の手記』は面白かったな。
毒殺犯の視点から刑事の追撃を描いた話なんだけど、作中での薬物の描写が珍しいくらい正確でね。薬屋のあたしでも感心するレベル。
ノックスの十戒に「未知の毒物を使ってはいけない」ってのがあるくらい、デタラメな効果の毒物ってミステリーではタブーなんだよね。
だからみんなして有名な青酸カリとかに走っちゃうんだけど、それは不勉強だと思うんだよ。
『毒殺犯の手記』の作者は、本業がそっちなのかもしれないけど、よく調べてあるね。
(ふと聞き覚えのある声に気づき、アリシアさんの方を向き)
『その声はエーゼルベルクさんでしょうか』
『こちらの古書店でアルバイトされていたんですね』
『初めて来たのですが知り合いの方がいて安心しました』
『本はよく読むのですが特にミステリ系は手に取ることが多くて』
『一緒に探してくださるのですか?』
『実は他にも色んな本を探してまして』
(そう書いた後に色んなタイトルの書かれたメモ帳を取り出して見せる。タイトルは想像にお任せします)
…………
(ぱたぱたと動く店内を見て手間をかけさせてないかそわそわしている)
>天神平さん
そうなのです。
バイト、始めたんですよね!
漢方同人の作家さんにはお手紙出してみます!
お返事来るといいな!
『フロレシアの伝承』・・・ですか。
どこかで聞いたことがある名前の本ですね・・・。
って、アリシアの祖国の本ではないですか!?
店長さーん、ここのお店に置いてありますー?
その本の原典はドイツ語だったと思います。
昔、アリシアが通っていた中学の図書室で見たことがあります。
けっこう分厚いし難しそうだったから、私は読んでいませんが。
もし、このお店になくて、ドイツ語で良ければ、
アリシアの国の本屋さんに問い合わせましょうか?
あと、この本、割と有名な本なので・・・
ドイツ語以外にも、フランス語版と英語版もあるみたいです。
もし必要があれば、私が問い合わせておきますね。
>浅山さん
おや?
誰かと思ったら、浅山さんではないですか?
高校の製菓部で一緒の浅山さんですよね?
実は私、ここでバイトしているのです!
ミステリの本をお探しならば、お手伝い致しましょうか?
浅山さんって、ミステリ好きなんだ?
>津軽店長さん
はい。このまえはおもしろい本のおすすめ、ありがとうございました。
作者にもお手紙を出そうと思います。
またおもしろそうな本があったら教えてくださいね。
アルバイトの方も、よろしくお願いします。
とりあえず今は、お客さんが店内にぼちぼちと集まって来ていますので、
接客がんばりまーす!
『フロレシアの伝承』と『XXXの事件簿』・・・。
棚を探すの、お手伝いしましょうか?
ふふ、楽しまれたようで何よりですの。
作者の方に感想などをお送りするときっと喜んで頂けると思いますわ。
今後も様々な本を読んでみていただけると幸いでございます。
アルバイトも、ゆっくりでよいので少しずつ覚えていってくださいましね?
あら、庵さん。ようこそいらっしゃいませ。
『フロレシアの伝承』……地域の民間療法の本でございますか。
しばしお待ちを。ちょいと調べますわね。
ふむふむ、『XXXの事件簿』ですか。こちらはこの前の書架整理で見かけたような……。
お手数おかけしますが、向かいの棚がミステリ系をまとめておりますので、少々拝見して頂いてもよろしいかしら?
(ぱたぱたと慌ただしげに目録を漁りながら)
Σ…!
【気がついたら随分色んな本を眺めてしまってました…!夢中になるのはいけないですね…】
(店長らしき人に声をかけられ、ぺこりとお辞儀)
『そういえば探したい本がありまして、宜しいでしょうか?』
『ミステリ系の小説なんですが、XXXの事件簿という本を探してます』
『結構昔の作品なので置いてあるお店も少ないと聞きまして』
>寂
ひさしぶり。また本探しに来たよ。
『フロレシアの伝承』。蕩尽出版から翻訳が出てるらしいんだよ。
あの地域の民間療法が詳しく載ってるらしいんだよね。
どこまで実効性があるのか知らないけど、よく知らない地域だから目は通しておこうと思って。
>アリシア
『カンポーガールず』面白かったか。そりゃ良かった。
同人誌は感想送ってあげるとすごく喜んでもらえるぞ。
ここでバイト始めたんだって?
>『同人誌』
こんにちはー!
またまた来ちゃいましたー!
『カンポーガールず』、大変おもしろかったので、
ついつい一気読みしてしまいました!
人参ちゃんのお話が特に良かったですね。
萌えた人参ちゃんが人々の冷えや疲労を癒す場面には、うるうるしてしまいました!
人参ちゃんって、役立ついい子ー!
またおススメがあったら教えてくださいね。
>『同人誌』
お買い上げありがとうございます。
(丁寧に包装してお渡し)
またおいでになったときに……アルバイトの時でも構いません。
よければご感想をお聞かせくださいな。
いつでもお待ちしてますから。
あら、新しいお客様でございましょうか?
ようこそいらっしゃいませ。
(恭しく一礼しお出迎え)
……………
【旧市街地にこんな立派な古書店があったなんて…ちょっと寄ってみましょうか】
(目に入った店にそっと近づき、そのまま中へ入る)
>『同人誌』
ええと・・・ふむ、ふむ、そのお値段ですね?
それなら今月のおこづかいの範囲内で何とかなりそう!
『カンポーガールず』、一冊、お願いしまーす!
うふふ、萌えている漢方薬ということね・・・。
おうちに帰ったらじっくり読んでみよう!
>『秘境のキノコ』
おお、よかったですわ。
お値段はこちらでございます(電卓に表示させて見せ)
ふむふむ、お薬にも様々な種類がありますものねえ。
自然の恵みもうまく取り入れていらっしゃるのですね。
このご本が役立つことを願っておりますわ。
>『同人誌』
ふむう、そうですわねえ。少々お高いのが難点ですわね。
しかし本は誰かの手に渡らぬ限り逃げませんから、ゆっくりでも構いませんことよ。
『カンポーガールず』、東洋医学の入門書ともなり得る一冊とお聞きしておりますわ。
薄さからは想像できぬキャラクター設定から組み合わせに至るまで奥深い本だそうで。
はい、お値段は比較的お財布に優しくなっておりますわよ(懐から小さな電卓を取り出して見せる)
店長さんから同人誌を手渡されたアリシア。
ふーむ、なかなか奥が深そうなのです・・・。
さすがに古本屋さんなだけあって、津軽店長って詳しいー!
でもこのレア本、ちょっと高いかも・・・。
うーん、おもしろそうだけれど、どうしよう・・・。
悩むアリシアに、横から天神平さんが、『カンポーガールず』を教えてくれる。
お? これはなんですか、薬屋さん?
ふむふむ、漢方薬を擬人化した萌え4コマと?
ぱらぱらめくるアリシア。
うーむ・・・これが、ジャパニーズ・萌えですか☆
しかも漢方薬の解説まであって、教育的配慮もされているわね!
今日のところは、こっちにしようかしら。
津軽店長ー、これほしいな・・・いくらですか?
>店長
おー、それそれ。実物見るの初めてだけど、タイトルからしてたぶんそれ。
(パラパラ見て)よし、多少高くても買うよ。いくら?
あたしは純粋な化学薬品以外も扱うからね。薬草とか。キノコも守備範囲よ。
秘境まで取りに行くほどの体力はないけどねー。
>アリシア
この前、漢方薬を擬人化した萌え4コマ見つけたよ。タイトルは『カンポーガールず』だったかな?
ああいうジャンルはよく知らないけど、興味を持つきっかけになったらいいかもね。
>『秘境のキノコ』
ええと、こちらでございましょうか?
(棚から取り出してみせ)
外の状態はそこそこですがページはきれいですわ。
それにしても、秘境と聞くと挑戦者魂が刺激されますわねえ。
キノコの美味しさも気になるところでございます。
>『同人誌』
先の店主が、価値のあるご本と判断するとなんでも蒐集なさる方でして……。
日本のサブカルチュアにも造詣が深かったそうですの。
私もまだまだ修行中ですわ。日本語もおたく文化もね。
はて、侘び寂びと申しましょうか。
なんとも一言で表すのは簡単ではございませんが、しばしば「萌え」と呼ばれておりますわ。
こちらはかの有名作家の同人時代の作品でございます。
現在とはペンネームが異なる方もいらっしゃいますけれども、これらの作品が今に通じるエッセンスを持っていることは読んでいただければお分かりになるかと存じます。
絵の美麗さや話の面白さは、時代が変われど色褪せませんわねえ。
津軽店長、本や雑誌のおススメありがとー!
わー、本当にいろいろな本があっておもしろいねえ!
マンガも、特撮も、同人もいいですよね!
うふふ、実はアリシアの留学の目的は本場のサブカルに触れることなのです!
私の日本語はまだまだで申すが、サブカルで日本語は鍛えたのです!
(あと、日本のお友達もたくさんできたらいいなあ、という目的もあります。)
それにしても、この同人誌・・・。
かなりのレアものとお見受け致しましたなのです。
ボーイズが恐ろしく楽しそうにラブしていたり・・・。
乙女がすさまじくパワフルに無双していたり・・・。
ぱっと見で、定番ものに見えて、それでいて奥が深そう!
日本語では、こういうのを「わびさび」と言うのでしょうか?
しかも作家さんたち、
あまり一般的に聞かないお名前ですが、
同人の世界では有名なの?
知る人だけが知る名作?
店長さん、教えてー!
(PL:適当に話をつなげてくださってけっこうです。)
いらっしゃいましー。
ええ、ご自由に閲覧なさって。
蕩尽出版でございますか……何処かで見かけたような。
はて『秘境のキノコ』と申しますと生物学の棚でしょうかねえ。
ちょいとお探し致しますわね。
(ぱたぱたと本を探し始め)
薬屋さんでございますか。キノコもお調べになるとは勉強熱心ですわねえ。
現物が一番とは言ったものですが、本で知識を得るのもきっと役立ちますわ。
アロマは最近手を出したばかりですのよ。
香りが人体にもたらす影響や植物の加工など、なかなか興味深く存じまして。
(つらつらと喋りながら探す手は止めない)
こんちは。ちょっと探してる本があるんだけど、棚見せてもらっていいかな?
蕩尽出版って知ってる? 出す本がマニアック過ぎてかなり昔に潰れた出版社なんだけど、そこから出た『秘境のキノコ』って本を探してるんだ。
世界各地の秘境に生えてる希少なキノコが色々と載ってるらしくてね。薬屋だから薬効がありそうなもののデータは持っておきたいんだよ。キノコの現物が手に入るかはともかく。
(PL:発言内の固有名詞は全て架空ですので適当に作って頂いて構いません)
アロマ使ってるの? アロマはあんまり手を出してこなかったな。
あら、いらっしゃいましアリシアさん。
寝子島高校の生徒さんなのですね。留学でいらしたとは素敵ですこと。
日本語が大変お上手で驚きましたわ。
こちらこそ、どうぞよろしくお願い致します。
ふふ、本に囲まれたお部屋もなかなか風情あるでしょう?
オレンジは今試していたアロマオイルの香りですのよ。
柑橘の香りは元気が出るような心持ちがいたして、気に入っておりますの。
そうねえ。スポーツ、食欲、そしてやはり読書の秋ですわ。
サブカルチャー系統、おたく文化のジャンルでしたら漫画・ライトノベルやアニメなどかしら?
古いですが北斎漫画やマンガの神様の作品はいかがでしょう。
鬼面タイガーや戦隊ものといった特撮の雑誌もオススメですのよ。
そうだわ、今では入手困難な同人誌も幾らかありますの!
そちらもぜひご覧になって。
Guten Morgen!(おはようございまーす!)
昨日、コミュニティに入会したアリシアです。
津軽店長、よろしくお願いしまーす!
寝子高普通科の1年5組の生徒やっています。
ヨーロッパのフロレシア公国から留学に来ましたー!
わー、この古本屋さん、本でいっぱいだあ!
くんくん、本とオレンジ?の良い匂いもするー!
そういえば、もう秋なのかあ。
読書の秋、なのですね!
店長、おススメありませんか?
アリシアの好みは、サブカル系ですね。
季節の変わり目ですわねえ。
柑橘系とジュニパーの香りを試してみようかしら。
(店内奥のカウンターにて、本を片手にアロマオイルを弄っている)