天井まである本棚がぎっしりと空間を仕切り、多種多様な古本たちが所狭しと並んでいる。
静かな店内は、本独特の懐かしい匂いとほんのり甘く酸っぱい果実の香りが入り交じる。
「あら、いらっしゃい。ゆっくりご覧になってくださいまし。」
女店主は長い黒髪を揺らして振り返ると、ゆるやかに笑みを浮かべた。
――
雑談用トピックです。
古書店内での交流や、本を読むなどのロールプレイにご利用ください。
コミュニティの利用
http://rakkami.com/manual/community-usage
>『秘境のキノコ』
ええと、こちらでございましょうか?
(棚から取り出してみせ)
外の状態はそこそこですがページはきれいですわ。
それにしても、秘境と聞くと挑戦者魂が刺激されますわねえ。
キノコの美味しさも気になるところでございます。
>『同人誌』
先の店主が、価値のあるご本と判断するとなんでも蒐集なさる方でして……。
日本のサブカルチュアにも造詣が深かったそうですの。
私もまだまだ修行中ですわ。日本語もおたく文化もね。
はて、侘び寂びと申しましょうか。
なんとも一言で表すのは簡単ではございませんが、しばしば「萌え」と呼ばれておりますわ。
こちらはかの有名作家の同人時代の作品でございます。
現在とはペンネームが異なる方もいらっしゃいますけれども、これらの作品が今に通じるエッセンスを持っていることは読んでいただければお分かりになるかと存じます。
絵の美麗さや話の面白さは、時代が変われど色褪せませんわねえ。