天井まである本棚がぎっしりと空間を仕切り、多種多様な古本たちが所狭しと並んでいる。
静かな店内は、本独特の懐かしい匂いとほんのり甘く酸っぱい果実の香りが入り交じる。
「あら、いらっしゃい。ゆっくりご覧になってくださいまし。」
女店主は長い黒髪を揺らして振り返ると、ゆるやかに笑みを浮かべた。
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雑談用トピックです。
古書店内での交流や、本を読むなどのロールプレイにご利用ください。
コミュニティの利用
http://rakkami.com/manual/community-usage
いらっしゃいましー。
ええ、ご自由に閲覧なさって。
蕩尽出版でございますか……何処かで見かけたような。
はて『秘境のキノコ』と申しますと生物学の棚でしょうかねえ。
ちょいとお探し致しますわね。
(ぱたぱたと本を探し始め)
薬屋さんでございますか。キノコもお調べになるとは勉強熱心ですわねえ。
現物が一番とは言ったものですが、本で知識を得るのもきっと役立ちますわ。
アロマは最近手を出したばかりですのよ。
香りが人体にもたらす影響や植物の加工など、なかなか興味深く存じまして。
(つらつらと喋りながら探す手は止めない)