古今東西の様々な古書がずらっと並べられた本棚がひしめきある狭い店内。
飲食スペースに設けられたカウンターには、店主らしき男が一人。
「いらっしゃい。良い本に巡りあえるといいね」
***
雑談トピックです。
お友達同士でおしゃべりしたり、本を探す、読むなどのRPにお使いください。
喧嘩・確定RPにご注意ください。
本を読むだけならお代はいただきません。また、小中学生は無料で飲食が可能です。
ただし、お家の人が心配するので暗くなったら帰ること。
「夜は大人の時間だよ」
注文などは甥の直治にしていただければ、店主へと取り次いでくれるでしょう。
(ふらりと店の中に入ってきて)
おおー、さすがといいますか…。本がたくさんですねー
どれでも読んでいいとですよね?
(手近な本棚から数冊ひっぱりだしてきて着席)
(隅の席でコーヒーを飲みながら読書中)
ウーン、ここの解釈難しいデスネ……
トイウカ、この字はナンテ読むのデショウ…
1ヶ月ほど間があいてしまったので(すみません)
一度ここで仕切り直したいと思います。
もう一度店内に入るところからRPしてくださって結構ですし、最初から店内にいたというRPでもかまいません。
ほう、きたことがあるのかね
僕は訳あって二十年ほどむこうにいてね……ヴェネツィアはいい街だよ。歴史ある水上の古都、幾層にも積み重ねられた芳醇な時間がたゆたっている
縦横無尽に入り組んだ水路を行くゴンドラ乗りの歌、髪をなぶる潮風、老いも若きも貴賤問わず着飾り繰り出すマスカレードの賑々しさ……目を閉じれば鮮やかに浮かび上がる
とはいえ蚊は天敵だ。水上都市の宿命といえばそれまでだがね……対策はしっかりせねば(苦笑しつつ肩を竦める)
イスラエルとスペインと日本か……それはまた複雑だね。
異国の血の混淆がそのようなエキゾチックな風貌と柔軟な価値観を生み出すのならば興味深い。
紅葉狩りはその解釈で間違ってないよ
落神神社は隠れた穴場だが、九夜山の見頃はもう少し先かな?
まだ九月に入ったばかりだしね
全くデス、やはり島国である上多くの地形が混在してイルカラデスカネ
個人的には雪と梅がお気に入りデス
>日暮サン
ヴェネツィア!、僕も行った事がアリマスヨ!
トハイエ滞在期間は一週間も無かったデスが運河が印象的な町デスよね!
蚊も多かったデスガ……
Hi!イスラエルとスペインがクウォーターで日本がハーフデス
紅葉狩りデスカ……
紅葉する葉っぱを眺めるんデスヨネ?
Hmm……この辺りだと落神神社の辺りデスカネ
>木原サン
(津島さんに目をとめ)
あの少年はお手伝いかな?若いのに感心だね
(アレハンドロさんに向き直りにっこり微笑み)
ありがとう。これかい?(モノクルに軽く触れ)ただの老眼鏡だよ。僕位の年になるとすっかり目が悪くなってしまってね……ヴェネツィアで買ったのだが、なかなか使い勝手がよくて重宝しているよ
そうか、君にも異国の血が流れているのか
日本の四季は美しいだろう?特にこの寝子島は風光明媚な土地柄で知られざる観光名所が多い
読書の秋もいいが、紅葉狩りに出かけてみるのも悪くない
(ねむるくんに本のタイトルを示し)
ご存知かな?「ファウスト」……美しいものを欲する一心で悪魔と契約した愚かな男の話さ
……ちょうど彼と似た男を知っている
本は知識の殿堂にして教養の宝庫、活字からは様々な事を学べる。
乾いた紙の手触りやインクの匂い、時代を経た装丁の重み。
この本もまた幾多の人の手を渡り時代を巡り今ここに在る……
人と人との縁が計り知れぬように人と本の出会いにも無数のドラマが秘められている。
そう思うと年甲斐もなく心が高揚するね
あれ、じゃあ佐助君が寝子島に来たのって結構最近なんだ
確か四季がここまでハッキリ分かれてる国って世界じゃ珍しいんでしょ?
月日が移ろうごとに世界が様変わりするようで綺麗だよねえ
直治君だね、よろしく~
うーん、子供っぽく見えない訳じゃないと思うよ
ただ凄く落ち着いてるなあ・・って思ってさ
こんにちわ、おじいさん
古書って僕らが生まれていない時代の誰かが書いたもので
それを今こうして僕らが目を通してる。
それってとっても素敵な事なんじゃないかな~って思うんですよねえ・・
あ、おじいさんはちなみに何の本を読まれてるんですか?
実は母親が日本出身デシテ
僕自身はまだ2年も経たない位デス
寝物語に聞いたとおり四季の変化が美シー国デスネ
オヤ、ソーデシタカ
同じ問に何度も答えさせて
モーシワケナイデス
>年齢など
Hola!お爺サン良いセンスデスネ(モノクル示し
貴方程似合っている方は僕の国でもメズラシーデス
お手伝いデシタか、日本の方は子供でも
勤勉とユーのは本当だったんデスネェ
ハイ、直治サンヨロシクオネガイシマス
僕の事も佐助と呼んでクダサイ
(アレハンドロさんの成人しているか、という問いに面くらい)
Σそ、そんなわけないじゃないですか!!!!
……っと、あの…わた…俺ってそんなに子どもっぽくみえないのかな…?
あと、俺はここの店員じゃない。ただの手伝いだし…。呼ぶなら名前で呼んで欲しいな。
直治だよ。
(日暮さんの視線に気付き本に栞を挟んで軽く会釈)
どうも。
その若さで古書を嗜むのか。感心だね。勉強熱心なのは素晴らしい事だ
(アレハンドロさんに目をやり)
ふむ、外国の少年もくるのか。顔ぶれが多彩な店だ、これも店主の人徳かね
(ふと、読書されている老紳士に目をやり)
あれ、寝子島には15年間ずっと住んでるけど
あのおじいさん初めて見るかも、最近引っ越してきたのかなあ・・
お、佐助君だね
僕は日暮ねむるだよ。よろしくねえ・・
佐助君はスペイン出身なんだね。でも日本語ペラペラって事はこっちにきて長かったりする?
・・って佐助君、店員さんに僕と似たような質問してるっ(ちょっと吹き出し笑いしながら
(隅の席でソフト帽を被った老紳士が邪魔にならないよう静かに本を読んでいる)
……ふう(本を閉じてゆったりと店内を見回し、好ましそうに微笑み)
雰囲気のいい店だ
気に入ったよ
贅沢な時間に浸れる……
アリガトウゴザイマス
気をつけマスネ
シカシ、お兄さん随分若く見えマスガ
シッカリしてイマスネ
オット、失礼、もしかして成人してたりシマスカ?
日本の方は若く見えマスノデつい
(カウンターテーブルにコーヒーを置き)
はい、アイスコーヒーおまたせ。
わかってると思うけど、本にこぼさないように気を付けてね。
スイマセン、コレで通じちゃう事が多いノデ
翻訳を疎かにシテイマシタ(ぺこり)
では冷たい方でお願いシマス(にこにこ
Hola!
ターバンを付けていますガ出身はスペインデスヨ
神の僕ことアレハンドロ・佐助とユー者デス
以後オミシリオキヲ
ソーデスネ、多くはスラヴ民族
つまりはロシア、西ヨーロッパ、バルカン半島周辺で伝わる口伝デス
シカシその多くはキリスト教による淘汰と
スラヴ人が文字を持たなかった事による自然淘汰で中々に研究の難しい神話デスカラネェ
仏教や神道に大きく影響を受けた日本デハ知られてイナクテモ仕方アリマセン
(本からふと目を離し、新しいお客さんが増えているのに気づき)
おや、いつの間に新しいお客さんが・・
もしかしてインドとかあちらの方から来た方かな?
スラブ信仰は日本じゃマイナーな部類かなぁと思いふと、気になっちゃってね
…(カフィ)?ああ、コーヒーってこと?
発音よくてわかんなかった。
一応喫茶店も兼ねてるからね。あるよ。
欲しいなら叔父さんに入れさせるけど。
あったかいのと冷たいの、どっちがいい?
オオ、私のために祈って頂けるのデスカ
あなたは善き人デスネ
神よ、この出会いに感謝イタシマス
(頭の上で三度手をまわし人差し指を唇にあて)
ところでキッサとありマスガ
カフィはありマスカ?
ん、いや、俺はここの店主の甥だよ
気が向いた時に叔父さんの仕事を手伝ってあげてるだけ
お目当ての本、みつかるといいね
オーご親切にアリガトーございマス
アナタがここの店主さんデスカー?
デスヨネー…
マァ掘り出し物とユーのはなかなか無いカラ掘出物といいマスからネ
オオ、フリェンペ神よ我に幸運を
(胸の前で手を組み祈り)