扉をガラガラと開けると、そこはラーメン屋だった。
「いらっしゃいませアルー」
チャイナドレスの女の子が出迎える。
カウンターの向こう側では鉢巻のおじさんが一生懸命にラーメンを作っていた。
あなたはラーメンを注文してもいいし、炒飯を頼んでもいい。
杏仁豆腐のみを頼むのもいいし、今日は水だけで……でも構わない。
さあ、この店内で自由に遊ぶのだ!
はーい、お代確かにいただきましたアル。
美味しかったって言ってもらえて嬉しいアルヨー。
良かったらまた食べに来てネー。いつでも美味しいラーメンが待ってるアルヨー。
ありがとうございましたアルー!
…(黙々とどんぶりの中身を減らし)相変わらず美味しかった。
んじゃ、そろそろ失礼する。いつまでもお達者で。(代金を払って店を後にする)
お冷とおしぼりどうぞアルー。
クラスメイトのことは覚えてるアルヨー。
はい、「しょうゆラーメン」アルネ。
(カウンターの奥に向かって)
「しょうゆラーメン」ひとつー!
少々お待ちくださいアルー。
(しばらくしてラーメンを持ってくる)
はーい、しょうゆラーメンおまちどうさまー。
ごゆっくりどうぞーアルー。
…よく覚えててくれたね。学校にも行ってなかったのに。
…醤油一杯。
灯くん、いらっしゃいませアルー。
はい、お好きな席にどうぞアルー。
今、お冷とおしぼり持ってくるアルネー。ご注文が決まったら呼んでくださいアルー。
(お冷とおしぼりを用意しに行く)
…すいません、席空いてますか?
>飛吹君
気付けばこうなった…!!そうなんだ、いいなぁーアルー
運動は大事、食事も大事、うんうん(何かメモを取っている
私、運動はちょっと苦手アルけど、いっぱい走ったりして頑張るアル……!
ご飯もいろんなものいっぱい食べるアル!そして、いつか飛吹君みたいに大きくなるアル…!
あ、そうだ。学校始まったら、みんなで一緒にご飯食べる時に私もご一緒していいアルー?
クラス違うけど、みんなでご飯食べると美味しいアルから!
はーい、「杏仁豆腐」1つですね。少々お待ちくださいアルー!
(もふもふちゃんに麺を食べさせてる飛吹君を見てにこにこしながら、カウンターの奥へ注文を伝えに行った)
>舞ちゃん
(カウンターの奥から杏仁豆腐を持ってきた)
はい、杏仁豆腐、お待ちどうさまアルー。
宿題!
うん、宿題あとちょっとアル!夏休み終わるまでには全部終わる予定アル。
舞ちゃんはどうアル?
夏休み終わるのちょっと寂しいアルけど、学校始まったら休みの間に会ってない友達にも会えるから楽しみアルー。みんな、どんな夏休み過ごしてたのかなぁー。
(飛吹さんに見られてがちがちになりつつ)
ううう…恥ずかしいから…あんまり見ないでください…
でででも、あ、ありがとう…ほめてくれて…
(そういいつつ軽く微笑む)
(畑中さんのもうすぐ学校という言葉を聞いて)
あー、そっか、もうすぐ夏休み終わるんだなー…。
皆はもう宿題終わった?
あ…屋敷野さん…どうも…
……そう、ですね、島は狭い、ですね……
…この島、では…相席が、当たり前、ですか…?【首かしげ】
…そう、ですか…? でも、立派、ですよ…
こんな初対面の俺にも、声、かけてくれて、しかも、誘ってくれた、のですから…
(きつそうな人、かと思ったけど…よくみれば、可愛いな)
【と河原さんをじーっと見ながら】
【畑中さんの質問に、眉間にしわを寄せ、うーん、と悩む】
…………気づけば、こうなった、ですかね?
中学辺りに急に伸びたから……んー……
よく、わからない、ですけど…運動は、大事、ですね…
何を食べたのかは…分からない、ですけど…食事も、大切、です…
…そう、ですね…学校でも、みなさんと一緒に、食べたい、ですね…
(お弁当作り、頑張ってみようかな…)
…あ、俺にも、杏仁豆腐、ください
【と言いながら小さく手を上げる】
【麺の一筋を箸でつまみ、もふもふの口に軽くつんつん】
……もふもふ、美味しいか? ……そうか
【と満足そうに微笑む】
>飛吹君
(応援するという言葉を聞いて)
ありがとうアル! 私、頑張る!
ところで、飛吹君っていつもどんなもの食べてるアル? 運動もちゃんとしてるのアルかなぁ?
背がいっぱい伸びるためにはどんな事すればいいのか知りたいアルー!
(仲良く食事したことないという話を聞いて)
そっかー。
それなら寝子島ではいーっぱいいーっぱいみんなで一緒にご飯食べようアル!
もうすぐ学校も始まるし、そしたらお昼ご飯もクラスメイトとかお友達とか先輩とか先生とか色んな人と一緒に食べるときっと楽しいアルヨー。
(うんうんと頷きながら)
>梢ちゃん
(お冷とおしぼりを持ってきた)
はい、どうぞアルー。外は暑かったでしょうアルー。
良かったらみんなで仲良く楽しくお喋りしながらゆっくりしていってね!
はーい、「サンマーメン」と「ギョウザ」ですね。少々お待ち下さいアルヨー。
(カウンターの奥に向かって)
お父ちゃん、「サンマーメン1つ」と「ギョウザ1つ」アル-。
>舞ちゃん
はーい、「杏仁豆腐」ですアルね。ちょっとお待ち下さいアルヨー。
(カウンターの奥に向かって)
「杏仁豆腐1つ」アルー。
(美味しかったよと言われて)
えへへ、こちらこそうちのラーメン食べてくれてありがとーアル。
舞ちゃんの笑顔が見られてすっごくウレシーアル。舞ちゃんの笑顔すっごくキュートアル!
お店のお手伝いしてるとみんなの笑顔が見られるからすっごく楽しいアルヨー。
(にこにこしている)
きょっ!?挙動不審とか…!!
(さらに顔を真っ赤にした後、飛吹さんにマジマジと見られていることに気が付き)
…って!
ななななに見てるんです!
(飛吹さんに立派だと言われて)
………!!
立派とか…そんなんじゃ…ないから…!
(そういいつつ嬉しそうにしている。)
(屋敷野さんが席についたのをみて)
こ、こんにちは…。
あたしは寝子高の1年2組の河原舞です。
隣のクラスなんだね…。
よ、よろしく…。
(まだ若干挙動不審。)
…あ、かなちゃん、あたしにも杏仁豆腐ください。
ラーメンおいしかったよ…。ごちそうさま。
(そういいながら微笑む。)
あ、はい、こんにちはー!
クラスメートの飛吹君もいるじゃないですか―、さすが寝子島は狭い!
相席ですかー、さすが我が故郷ですねー(?)
いーですよ、コミュニケーションは大事ですから!
(皆がいる席に座る)
あ、念のため自己紹介しておくと屋敷野梢といいまーす。
寝子高1年1組でーす。よろしくおねがいしまーす。
(一息置いて)
えーと、華菜子ちゃーん!
私、サンマーメンとギョウザ!
そう、なのですか… ということは、この人、すごく、立派な人なんだ…
俺も、見習わないと…
【河原さんをマジマジとみながら】
え、えっと……高1、です……【ぼそり】
背が高ければ、大人、というわけでは……でも、応援、してます……
そう、ですね……俺の故郷では、こんなに、仲良く食事、なんてこと、しませんでした、から……
特に、年の近い人とは、ほとんど……
【しみじみとしながら麺を啜る】
>舞ちゃん
(ラーメンをすすりながら喋る姿を見て)
舞ちゃん、そんなに焦らなくても大丈夫アルヨー
えへへ、でも美味しいって言ってもらえて嬉しいアルー
(皆に声をかけてる姿を見て)
みんなで食べた方がもっともっと美味しくなるアルもんね。舞ちゃん、ごゆっくりアルヨー
>梢ちゃん
(ガラガラーという音に振り返る)
あ、梢ちゃんアル! こんにちは、いらっしゃいませアル!
(調理中の鉢巻おじさんも無言で頷いて挨拶してくる)
たくさん空いてるからお好きなところにお座り下さいアルー。
席が決まったらお冷とおしぼりお持ちしますアルネー。
>飛吹君
(えらいと言われて)
えへへ、褒められたアル。ウレシーアルー。
私、もっともっと頑張ろうっと。
それでー、飛吹君みたいに背が大きくなって、しっかりした大人になるアル。頑張るアル!(一人で決意)
(お客さん同士で会話するのを眺めながら)
みんな仲良し、みんなでお食事、楽しいアルナー
お客さんたちがみんな仲良しだと私もウレシーアルー
>鳴神先輩
はーい、「杏仁豆腐一つ」追加ですアルネ。少々お待ち下さいアルー!
それまでみんなでお話して楽しんで下さいアルー。
『伽求南』!
えらいお坊さんの事アルか!
そっかー、誰とでも仲良くするのはえらいアルもんナー。
私も伽求南になるアル!!!
(舞の反応に「あっコイツからかうと面白いタイプの奴だ」的な悪い笑顔になり)
お、そう? じゃあお言葉に甘えて御一緒しようかな!
ヘイ華菜子、追加で杏仁豆腐一丁!
あー逆ナンっつーのはなー
漢字で書くと『伽求南』って字でなー
元々は伽羅というありがたいお香を求めて仲間と南へ旅立ったお坊さんの事でなー
つまり誰とでも仲良くする立派な人だねって意味だ。今度学校で使ってみるといいぞ!
(などと口から出まかせをかましつつ席に座る)
やー、にしてもデカいな髭の兄ちゃん。
それにスゲー老け顔だし。3年か?
(感心するように勘助をジロジロ見回し)
ヘイラッシャイ!
来て早々な上に見ず知らずの身で悪いが(真っ赤になっている舞を指差し)
こちらの若干挙動不審なお嬢さんが大勢で食事をしたいそうだ!
よかったらアンタも相席しない?
(調子の良いヘラヘラ顔で梢にそう呼びかけ)
(屋敷野さんを見て)
えと…こんにちはー。
1人なら一緒にたべませんかー?
(さっき逆ナンと言われたばかりなことを思い出して)
…べべべべべつにナンパじゃないです全然まったくただ一緒のほうが楽しいかっておもってててt
(顔を真っ赤にしながら)
…それでも、えらい、ほうだと、おもいます…
俺が…大人…? ……うーん……そうでも、ないきが、しますけど……
……楽しみに、してます……【微笑み】
うう…こちら、も…勝手に、驚いて、すみません…【と頭を下げ】
もふもふ…さわると、まるで、雲の上にいるような、感じに、なるんです…
…俺も、時々…それでいつの間にか、寝てしまう時も…あります…夜でも、昼でも…
あっ、は、はい…俺で、よろしければ…
…ううん、誰かと、一緒に食べると、やっぱり、楽しい、ですから…【微笑み】
…?【逆ナンの意味を知らず、その場で首かしげ】
【屋敷野さんをみて】
あ…えっと…こんにちは…
(ガラガラー)
おじゃましまーす!
華菜子ちゃんもおじさんも、こんにちはー!
あ、今日は私1人でーす。
席どこか空いてますかー?
>華菜子ちゃん
(味噌ラーメンを受け取りながら)
わー、ありがとう。
ううー、おいしそうだねー。…それではいただきます。(味噌ラーメンのにおいをクンクンとかいだあと、手を合わせて食べ始める。)
(ラーメンをすすりながら)
ほれふごくおいひーよ!(これすごくおいしいよ・・・と言っている。)
>飛吹さん
(相手がビクッとしたところを見て慌てる)
ぇぇぇっと、ごめんなさい、いきなり話しかけたりして。
…その、驚かせるつもりはなかったんですけど…(焦)
(もふもふに手を伸ばして)
あ、触っても良いんですか・・・?
じゃぁ、遠慮なく。
かわいいなぁ…。なんか、眠くなってきちゃったよ…。
(一緒に食べてもいいといわれて)
あ、いいんですか…!
…うふふ、ありがと。
(自分のラーメンと箸を持って飛吹さんの席に移動しようとする。)
ここ、座ってもいいかな?
>鳴神さん
(逆ナンと言われて)
むぇぁ!?(ほおばっていたラーメンを吹き出しそうになる)
ぎぎぎ逆ナンだなんて…!
そんなつもりは全く…!!
(言われてから気づく。顔を真っ赤にしながら必死で否定する。)
…だ!だったら鳴神さんも一緒に食べませんか!?
それなら逆ナンだなんて思われません…!…たぶん!
(慌てすぎて勢いで鳴神さんまで誘ってしまう。←変なことを言っている自覚はない。)
>飛吹君
えへへ、お仕事してるっていうかお家の手伝いしてるだけアルヨー。
ほら、ご飯の準備手伝ったりするのと一緒!
だから、しっかりしてるってわけじゃないと思うアルヨー。
飛吹君の方が大人っぽく見えるし、しっかりしてるように見えるアルー。
私もはやく大人っぽくなりたいなーアルー。
(食べ始めた飛吹君を見ながら)
ぎゃく、なん?
なんだろうアル?