扉をガラガラと開けると、そこはラーメン屋だった。
「いらっしゃいませアルー」
チャイナドレスの女の子が出迎える。
カウンターの向こう側では鉢巻のおじさんが一生懸命にラーメンを作っていた。
あなたはラーメンを注文してもいいし、炒飯を頼んでもいい。
杏仁豆腐のみを頼むのもいいし、今日は水だけで……でも構わない。
さあ、この店内で自由に遊ぶのだ!
あ…屋敷野さん…どうも…
……そう、ですね、島は狭い、ですね……
…この島、では…相席が、当たり前、ですか…?【首かしげ】
…そう、ですか…? でも、立派、ですよ…
こんな初対面の俺にも、声、かけてくれて、しかも、誘ってくれた、のですから…
(きつそうな人、かと思ったけど…よくみれば、可愛いな)
【と河原さんをじーっと見ながら】
【畑中さんの質問に、眉間にしわを寄せ、うーん、と悩む】
…………気づけば、こうなった、ですかね?
中学辺りに急に伸びたから……んー……
よく、わからない、ですけど…運動は、大事、ですね…
何を食べたのかは…分からない、ですけど…食事も、大切、です…
…そう、ですね…学校でも、みなさんと一緒に、食べたい、ですね…
(お弁当作り、頑張ってみようかな…)
…あ、俺にも、杏仁豆腐、ください
【と言いながら小さく手を上げる】
【麺の一筋を箸でつまみ、もふもふの口に軽くつんつん】
……もふもふ、美味しいか? ……そうか
【と満足そうに微笑む】