扉をガラガラと開けると、そこはラーメン屋だった。
「いらっしゃいませアルー」
チャイナドレスの女の子が出迎える。
カウンターの向こう側では鉢巻のおじさんが一生懸命にラーメンを作っていた。
あなたはラーメンを注文してもいいし、炒飯を頼んでもいい。
杏仁豆腐のみを頼むのもいいし、今日は水だけで……でも構わない。
さあ、この店内で自由に遊ぶのだ!
あ、はい、こんにちはー!
クラスメートの飛吹君もいるじゃないですか―、さすが寝子島は狭い!
相席ですかー、さすが我が故郷ですねー(?)
いーですよ、コミュニケーションは大事ですから!
(皆がいる席に座る)
あ、念のため自己紹介しておくと屋敷野梢といいまーす。
寝子高1年1組でーす。よろしくおねがいしまーす。
(一息置いて)
えーと、華菜子ちゃーん!
私、サンマーメンとギョウザ!