月光が差し込む静かな夜。
白い月の光に照らされた泉は
より神秘性を増して見える。
ある少女は静かに語る。
「夜になると月の女神様も時々ここへやってくるのよ。」
*夜の雑談トピックです
*独り言や探索にもどうぞ
みせてみる、とか…?
でも、プレゼント用に見つけるのは、難しそうだな…
…?
【首を傾げながら、もふもふと待つ】
…どうだろう…。
…私は、青薔薇が…一番好き、だけど…
…あの子に、あげたこと…まだ無い、から…。
…パン屑に、小石…。
…まるで…森に、置き去りにされた…兄妹、みたい…。
……ちょっと、待ってて…。
(思案後、先程隠れていた木の影に向かう
綺麗なお花…青いバラも、好き、なのですかね…
【冴来さんの髪飾りをじっとみながら】
目印……つけれるものって、あるの、かな……
パンくずとか、ないし…小石、とか…?
…うん…。…私も…花が、好き…。
…綺麗な、花は…みんな、好き…。
…それじゃあ…帰ろうか…。
…貴方、一人でも…またここに、来られる、様に…
…目印…つけながら…帰って、みる…?
はい……
【微笑みながら、もふもふ】
エミリー、か…
…そして、同じく、花が、好きなんですね…冴来さん…
【ふふっと笑いながら】
家族…良い人…
…いいな、そういうところも…
【そう呟きながら、もふもふをぎゅっと抱きしめて】
…それなら、良かった…。
…お互いに、守り合える、様に…
…一緒に、強く…なれたら…いいね…。
…多分…。…エミリーって、名前なの…。
…我儘、なのは…私に…似たの、かも…。
…ペットは、主人に…似るって、いうし…。
…多分…大丈夫…。
…来客用の、部屋も…あるし…。
…古くて…騒がしい、けど…いい寮だよ…。
…猫鳴館に、住んでる、人は…家族みたいな…ものだって…
…そういう、風習が…あるみたい…。
…変わった、人が…多い、けど…
…皆、いい人…だと、思う…。
(自分も靴を履き、ルクスをぎゅっと抱きしめる)
へ? …い、いや、別に…
冴来さんが強くなる、なら…俺も、負けてられないなって、思っただけ、です…【もふもふ】
そうなの、ですか…
綺麗なのが、好きなのですかね…そのうさぎは…
あ、はい……
【引かれて岸にあがって靴を履く】
猫鳴館は…どんな感じかなって、ずっと、前から、気になって、いました…
泊まっても、いいの、ですか…?
…なにか…問題、でも…?
(俯く様子を見て小首を傾げ)
…あの子は…人参、より…花の、方が…好き、みたい…。
…気にいらない、ものだと…怒って、食べて…くれないの…。
…我儘で…困っちゃう…。
(溜息をつき)
…私が、そうしたい…だけ、だから…
気に、しなくて…いいよ…。
(勘助さんの手を引き、岸に上がり)
…靴を、はいたら…帰ろうか…。
…寮に…いれてもらえ、なかったら…
…猫鳴館か…私の、家に…泊まれば、いいよ…。
……強くなりたい、というのは、お互い様、か……
【ポツリとつぶやいて、うつむく】
じゃあ、また、ここに来ましょう…!
あっ、その時は、人参とか、持ってこないと…
【冴来さんの手を温かさや柔らかさを改めて感じ取り、微笑む】
……ごめんなさい……ありがとう、本当に
ルクスも、ありがとう……
【そう言って、片手でもふもふを抱く】
…私も…もっと、もっと…強く、なりたい…。
…自分も、人も…守れる、様に…。
(目を細め、決意を込めた声で呟く)
…あの子結構…気まぐれ、だから…
…今日は、別の場所に…いる、みたい…だけど…
…また…ここに、くれば…会えると、思う…。
(端にある、薔薇の花で飾り付けられた
小さな小屋のような物に目をやって)
…じゃあ…一緒に、帰ろうか…。
…怒られる、時は…私も、一緒に…怒られて、あげる…。
…勿論、ルクスも…一緒に、ね…。
…それなら、怖く…ないでしょう…?
(勘助さんの手をきゅっと優しく握り、目を見て微笑む)
…それだけじゃなく、冴来さんがここにから、起きた奇跡……
……あはは、奇跡って、思えば、たくさん、ありますね……
…それまで、俺も、強くなりたい、です
もふもふや自分のためだけじゃなく、
人のためになるように……
ここに、うさぎが…?
ぜひ、会ってみたい、です…!【目をキラキラ輝かせながら】
あう…管理人さんに、怒られそう、だな…
【辛そうな表情を浮かべながら、冴来さんの右手を握り、立ち上がる】
…えっと、すみません、もし、ですけど、
道、教えて、くれませんか…?
…貴方が、私に…一緒に水浴び、したいって…
…言わな、かったら…起こらなかった、奇跡、だね…。
…いつかは…貴方の、力を…借りる日も…
…くるかも…しれないけど…今は、まだ…
…その時じゃ、ないって…思うから…。
(申し訳なさそうに笑って)
…私…この森で…うさぎを、飼ってるの…。
…もふもふと、友達に…なれると、いいね…。
…迷子、なのも…忘れる、ぐらいに…楽しかった…?
…それなら、嬉しいな…。
…確か…桜花寮に、住んでいるん、だったよね…?
…門限…すぎてしまって、いないと…いいけど…。
(立ち上がり、勘助さんに右手を差し出す)
本当の、奇跡……
……さっき精霊さんに言ってた、俺の願いも、ある意味、奇跡です、ね……
そう、ですか…【ちょっと残念そうな表情を浮かべる】
…もふもふにも、また、友達、作ればいいな…【もふもふ】
あはは、こうみえて、俺、風邪ひきにくいんです…
…でも、そうですね…服、乾かさないと、いけないですし、あがりましょうか…
俺の、居場所………………そういえば、俺たち、迷子だった……!【ガーンッ】
…そう…。
…自分から…動かないと、駄目…。
…ただ待って、いるだけじゃ…
…本当の、奇跡は…起こらない…。
…本当の、奇跡は…きっと、自分で…起こすもの、だから…。
…ありがとう…。…でも、大丈夫…。
…その、気持ちだけ…受け取って、おくね…。
…きっと、今まで…貴方には…辛い事が、沢山…
…あったんだと、思う…。
…でも、これからは…大丈夫…。
…これからは…一人きりで、遊んだりする…必要も、ない…。
…友達、だって…沢山、できるよ…。
…私も、貴方と…出会えて、良かった…。
…夏、だけど…。
…このまま、濡れた…ままで、いると…
…風邪を、ひいて…しまうかも…。
…そろそろ、貴方の…居場所に、帰る…?
…それとも、まだ…ここにいる…?
(首を傾げ)
…そう、ですね
自分から進みもしないと、意味がない、ですよね
…もし、冴来さんが、その大切な人を幸せにしようとするときは、
微力ですが…できる限り、俺も、手伝います
…水遊びといえば、たいてい、俺一人だけ、でした
一人で水浴びも、落ち着くには落ち着きますけど…少し、寂しい気もしましたね
そうだったのか…
……確かに、誰かと一緒にいれば、不思議と、怖くない、ですね…
むしろ、楽しいというかなんというか…
……俺も、冴来さんから聞いて初めて知ったことが、多かったです
だから、こうして普通に喋ったりすることができて、本当によかった、と思います…
…うん…。
…私…。…神様は…。
…私達の、願いを…聞いてくれは、するけれど…
…して、くれるのは…手助け、だけで…
…本当に、願いを…叶えたい、なら…
…私達が、自分で…努力を、しなくちゃ…いけないって…。
…そう、思ってる…。…祈っている…だけじゃ、駄目なの…。
…だから…。…だから、頑張ら、なくちゃ…。
…そう…。
(微笑んで)
…この…泉の水が、美味しいって…最初に、気づいたの…
…実は…私じゃ、ないの…。
…さっき、言ってた…男の子が…
…私に、美味しいって…教えて、くれた…。
…一人じゃ、きっと…気づけなかった…。
…一人より…誰かと、いる方が…ずうっと、いいね…。
大切な人、か……
【月を見上げながら】
……俺と冴来さんの願いが届いて、その人も幸せになれば、いいですね……
いえ…俺、一緒に、こんなにはしゃいだの、初めて、でしたから…【笑いながら】
そう、ですね…
一人で水遊ぶ時より、もっと、身体や心が軽くなるような、そんな感じが、します…
【そう言って、冴来さんの真似をするように水を掬って、ゆっくりと飲む】
…私…は…。
…世界で、一番…大切な人の、幸せを…。
(目を細め、夜空に浮かぶ月を見上げる)
…ちょっと、やりすぎ…ちゃった、かな…。
(苦笑して)
…こんな風に…遊んで、いると…
…うじうじ、悩んで…いることが…
…馬鹿みたいに、思えて、くるね…。
(濡れるのも構わずその場に座り、水を両手で掬って口をつける)
冴来さんよりも、美人…なんだか、想像できない、ですね…
…いいえ…本当はもっと別の、色んな願い事があります…
でも、神様に会う、なら…皆の平和を、祈らずにはいられないな、と思って…
…冴来さんは、何を願いますか?
【顔を赤くしながら】
は、はい…平気、です…
でも、本当に、ずぶ濡れに、なっちゃったなあ…
【あはは、と笑いながら手で自分にパシャパシャとかける】
…私、なんかより…ずっと、ずっと、綺麗だと、思う…。
…だって…女神様、だもん…。
…貴方は、純粋で…優しいね…。
…あはは…。…もう…ドジな子…。…大丈夫…?
(勘助さんの前にしゃがむ