月光が差し込む静かな夜。
白い月の光に照らされた泉は
より神秘性を増して見える。
ある少女は静かに語る。
「夜になると月の女神様も時々ここへやってくるのよ。」
*夜の雑談トピックです
*独り言や探索にもどうぞ
……ありがとう、精霊さん【微笑みながら】
願いごと?
…んー…たぶん、あるには、あるけど…?【うーんと、考え込みながら】
…そう、そう…そうなのね…。
…大丈夫…貴方は、帰れるわ…。
…元の、居場所に…帰りたいって…
…心から思って、いるのなら…貴方は、必ず…帰れるわ…。
…ねぇ…迷子の、人間さん…。
…この場所に…迷い込んだ、貴方には…
…なにか、願い、ごとはある…?
泉の…精霊…?【きょとん】
……確かに、恐ろしいよ
暗いし、道も分からないし、二度と、帰れなくなっちゃうんじゃないかって…
でも、もふもふと一緒だから、まだ、マシな方、かな
…それに、こんな綺麗なところがあって、
君みたいな精霊さんがいるなら、なおさら、恐怖とか忘れそうだよ
…そう…そうなのね…。
…私は、泉の妖精よ…。
…ねぇ…迷子の、人間さん…。
…迷子で、いるのは…恐ろしい…?
(勘助さんの様子をみてくすくすと笑いながら
?!
【声が聞こえて、背筋を震わす】
だ、誰…です、か…?!
【きょろきょろと辺りを見渡し】
えっ、えっと…俺は、ただの、迷子です…!
山の中で探検してたら、いつの間にか、道に、迷ってたん、です…!
…ん…。
(ルクスを抱きしめ、周辺の木に
隠れる様にして浅く眠っていたが
何かが訪れた気配に目を覚ます。
静かにそっと泉の様子を伺い
勘助さんの姿を確認すると小さく鼻を鳴らして笑い)
…こんばんは…人間の、お客さん…。
…この泉に、何の御用…?
(木の後ろに隠れたまま声をかける)
(うう…お腹すいたし、喉もガラガラ…ここ、どこ…?)
【涙目になりながら、もふもふを抱えてウロウロ】
あれ…ここは…?
綺麗だな……飲める、かな……
【もふもふを地面に置いて、両手で水をすくって、飲む】
…あ、おいしい【目をキラキラ輝かせて、ゴクゴク飲み始める】
泉に浸り祈ると願いが叶う、ですか。
気休めに縋りたくなる心理というものは
私にはよくわかりませんね。
(泉を眺め、平坦な声で呟く
…。
(ぼんやりと何処か遠い世界を見る様な目をして
素足で泉の中心に立つ。
胸の前、祈る様組まれた手には一輪の青薔薇の造花。
暫く微動だにもせず立ちすくんだ後
スッと酷く寂しげに目を細め
静寂の中くるりくるり、ゆっくりと踊りはじめる
…うん…。
(嬉しそうに微笑んで
…私…料理、得意なの…。
…良かったら、今度…貴方の為に、何か、作らせて欲しい…。
…前世が、犬…だったの、かも…。
…人懐っこい…可愛い…♪
…うん…。
…嫌われてる、わけでは…ないと、思う…だから、頑張る…。
…同じ、寝子高校生だから…会うことも、あるかも…。
…貴方の前では…明るくて、楽しそうな人、だと思う…。
…深入り、しようと、しなければ…怖い人じゃ、ないよ…。
…………よし(コーラのペットボトルに水を汲み終え)
よかったら一本持ってくっすか?500ミリっすけど、なんかには使えるかも…(お茶のペットボトルをバッグから取り出しながら)
ヴァル「にゃぅ…(撫でられ気持ちよさそうにごろごろしている)」
そういや、嫌がったことは一度もないっすね…たまに水たまりでバシャバシャしてんのも見かけるし…
……コイツはホントに猫なのか……?
なら、よかったっす……(ほっ、と安堵し)
俺は……恋した事無いから、偉そうな事言えないっすけど………ちゃんと引き留めてあげてくださいっす(照れくさそうに頭掻き)
そうなんすか……会ってみたいような……いや、会うのは少し怖ぇかな……
(ぽん、と両手をあわせ)
…料理に使うの…名案だと、思う…。
…私も、今度来る時、入れ物、もってこよう…。
…お風呂、とかも…平気、なのかな…。
(しゃがんで猫の頭を撫でる
…彼を、引き止めても、良いのかと…
…ずっと、迷ってた…
…だから…そう言って、貰えて…嬉しい…。
…有難う…。
(微笑んで
…とても、素敵な人、なの…。
…まるで…月の様な…。
…優しくも、恐ろしい…綺麗な人…。
…今は…なにを、しているのかな…。
不思議な能力持った人たちが増えてるっていうし……ホントにあり得るかもっすね(苦笑)
少し持って帰ろうかな……米が美味く炊けそう……(ペットボトル取り出し)
そういえば猫って水辺苦手らしいっすね……なんでコイツ平気なんだろ…
ヴァル「んにゃう♪(花風さんに向かって鳴き尻尾を振る)」
………………………………………………………………………(しばらく沈黙し、俯いた後)
………俺が好きな作品にも、似たような状況のキャラがいたんすけど…そのキャラは、自分の故郷よりも、大切な人たちがいる世界を選んでたんです………
でも、やっぱり、そうすることに決めるには、たくさんの壁があったり…そのキャラも、自分の立場を優先しようとしたりして……一筋縄ではいかなかったっすけど……でも、最後には大切な人たちを選んでたっす……
今の花風さんは……その壁の前に立ってるんじゃないかな……
…………花風さんの愛してる人が、本心で「この世界にいたい」って思ってるんなら……「大切な人」な花風さんが説得して、引き留めるっきゃない、と思うっす……
そりゃあ、その人にも事情とかあるんでしょうけど……でも、俺には、今の花風さん見てると……引き留めることが悪いことには……思えないっす……
(一通り話し終え)
…………な、なんちゃって、ハハハ…(照れ隠しに笑って見せた)
…私も…そんな気がする…。
…月の魔力…本当にあるの、かも…。
…水場…平気なんだね…。
…美味しい…?
(水を飲む猫を微笑ましげに眺め
…ついて行きたいって…言ったけど…
…私を連れて、行くつもりは…ないんだって…。
…私と、いると…余計な、感情で…
…元の世界に、戻る決意が、鈍ってしまう…みたい…。
…だから…私から、離れてしまった…。
…でも、その人も…本心では…
…この世界にいたいと、願っている、のに…。
…私は、こんなにも…誰よりも、彼を…愛して、いるのに…。
(悲しげに目を伏せ、湖に映る月に視線を落とす
なんか、ビビッて飲まないのも勿体ねぇなーと思って……
しかしうまいっすね……体力も回復したような気がするようなしないような……月光パワーかなんかっすかね?
ヴァル「にゃう~?」(バッグから猫が飛び出し、泉に寄り水を飲む)
…………うーん…………なかなか難しいっすね………(頭掻き)
俺なら………その人が本当に大好きな人なら、着いて行っちまうかもしれないっすね………
それも出来ないっていうなら…………うーん………送るっきゃ…ねぇ……かなぁ……
…!
…貴方って…結構、大胆…。
(ぐびぐび飲む様に驚き、目をパチクリ。
その後柔らかに微笑み
自分も泉の水を手で掬って口にする。
……喧嘩…みたいな、ものかな…。
…維持の、張合い…とも言う…?
(少し考えこんで
…もし…貴方が、人を好きになった、として…
…その人が本来、自分とは…別の世界に生きる人…
…生きる責任が、ある人…だとしたら…
…貴方は、どうする…?
…引きとめず…そのまま、送り出す…?
あぁ、不老不死になるあれっすか…?いや、仮にアムリタでも状態異常治す方かも……?
まぁ……大丈夫っすよ……多分……(自信無さげに言いながらもグビグビ飲み)
あらやだ美味しい…美味しいですわ…!(口に手を当て)
そう……すか………(ううむ、と腕組み)
決裂って………喧嘩……とか………?
…そういえば…まだ、飲んだ事、なかった…
…飲んでみよう、かな…
…アムリタだったら…困る、けど…
…世界で一番…誰より、大好きな人、と…
…決裂して、しまったの…
…若しかしたら…もう、二度と…
…笑いあうことが、出来ないかも、しれないと…
…そう思うと…悲しくて…
そうっすね……なんか飲んだらHPとMPが全回復しそうな……
この水って飲めるんすかね?結構綺麗っすけど…(掌で水をすくいながら)
悲しいこと……?
………話、聞きましょうか?俺でよければっすけど……
…御伽噺に…でてきそう、だよね…。
…現実の、場所じゃ…ない、みたい…
(泉の表面に視線を落とし
…うん…
…悲しいことが…あったの…
…とても…とても…悲しい、事が…