柔らかな陽射しが差し込む穏やかな昼。
清んだ空気が周辺を満たしており
野生動物が時折、喉を潤しにやってくる。
ある少女は静かに語る。
「この泉には妖精達がすんでいるの。
貴方に姿が見えないだけで
ちゃんとここに存在しているのよ。」
*昼の雑談トピックです。
*独り言や探索にもどうぞ
…貴女なら、そういってくれると…思ってた…!
…うん…いるの…。
…みんな…私の、友達…。
…月の、女神様も…私の、友達なの…。
…他の人には…見えないだけ…。
…みんな、ちゃんと…ここにいる…。
…女神様は、夜にしか…会えないけど…。
…エミリーも、本当は…妖精、なんだよね…。
(薔薇を食む白兎に穏やかな視線を向け
優しく頭を撫でる
(真剣な顔で冴来の顔を見て)
もちろん信じます。
誰から信じてもらえないなんてこと
とても悲しい事ですから
妖精さんにも同じ妖精仲間とか恋人とかいるのかな?
(妖精の絵を描きながら、ふと思索してみる)
…本当に、いるって…信じていれば…
…いつか、妖精に…会えると、思うよ…。
…妖精はね…存在を、信じてくれる、人がいないと…
…命を保てなく、なってしまうの…。
…だから…信じてあげて…。
…そう、だね…。
…うん…私も、行く…。
…今度は、どんな…衣装を、着ようかな…。
次「探検」する時探してみようかな。
でも本当に幻想的だなぁ、妖精さんが今にも出てきそう
冴来先輩にそう言ってくれるなら人混みにも負けずに頑張れそうな気がしますぅ!
話そのものは知らなくても「キャラクターが好きだから」コスプレをしているって人もいますし
特にこだわりがなければオリジナルで参加したって言い訳ですし
あ、私もコスプレの方にも参加する予定です
冴来先輩も参加してみませんか?
…。
(こくりと頷き
…この山…探せば他にも…
…こういう場所が、あったり…するのかも…
…それじゃあ、今回が…初参加、なんだね…。
…頑張って…!(ぐっ
…アニメとか、漫画…そんなに、詳しくないけど…
…楽しそうだし…行って、みたいかな…。
…コスプレ部の、子達は…参加する子、多そう…。
エヘヘ、それならお安い御用ですぅ(座れそうな手頃な場所に座りスケッチ)
それにしても幻想的な場所ですね
>ネコミケ
欲しい本やグッズを買うために全国から人が来ますからね
朝早くからたくさんの人が並んでて、会場に入るだけでも大変なんです
・・・私はまだ参加したことはありませんけど
大変なのは会場が開くまでの間で、午後はそれほど混雑はしてないそうです
午後はコスプレがメインとかで、集まってお話したり、撮影会をするみたいですよ
…うん…どうぞ…。
…その代わり…完成したら、読ませてね…。
…ネコミケ、か…。
…同人誌の…イベント、だよね…?
…人が、多くて…大変って、聞いた…。
…戦場みたい、だとか…。
やっぱり冴来先輩だ。こんにちはー(手を振り)
あ、これは
ネコミケに出展するマンガを描いてまして
資料になりそうな景色を探してたんです
よければここでスケッチしたいんですが、いいですか?
…?
(みゆきさんの声に振り向き
…こんにちは…。
…そのリュック…山の、探検…?
(穏やかに微笑みかけて問う
(リュックを背負って木々の中からひょっこりと)
綺麗、九夜山にこんな場所があったなんて・・・
あれ?あそこにいるのは冴来先輩かなぁ?
…。
(数本の赤薔薇を手に湖畔に座り、泉に足を浸す。)
……あげる……。
…全部…食べていいよ…。
(寄ってきたうさぎに薔薇を差し出し
うさぎが薔薇を食む様子を
寂しげな目で眺め、深いため息)
……苦しい……寂しい、よぅ……。
聖域、確かに…。
この場所をもっと他の人に
知って欲しい気もするけれど
知って欲しくないような気もするわ。
あまり踏み荒らされたくない…。
(ため息に気づくも、敢えて何も言わず)
・・なんでだろう。ここはまるで現実じゃないみたい。
神秘的っていうのかな?外とのしがらみと切り離されているみたいな・・
聖域のような場所だね。冴来さんっ
(ニコッっと微笑み)
…そうね。その通りだわ…。
(どこか実感がこもった声で呟き、ため息をついて
…私、この場所が凄く好きよ。
静かで幻想的で、ここにいると
私も綺麗なものの一部になったような気分がするの。
心穏やかでいられて、安心するわ。
そ、相手を傷つける道具はね。
使う者の心も同時に傷つけ歪めてしまうから。
だから自身を守る用途に使うなら無害で効果的な道具が一番さ。
・・まぁ問題はそういう道具自体、非常に少ないって所なんだけどね。
あら…。
ふふ、ありがとう。
(穏やかに微笑み返し
いいの?大切なものだったのでは…。
護身用の武器は一応持っているけれど
あれを使うと相手に怪我をさせるし
ペイント銃の方がお互い安全か…。
(なにやら思案顏で
ここにって・・あ!
(何を思ったか赤面し)
なるほど、確かにお一方妖精様がいらっしゃってますね。
あはは・・(何かを誤魔化すように愛想笑いしながら)
ペイント銃はね。返してもらわなくても大丈夫だよ。
元々貰い手のない品だったし、相手を傷つけず護身に使えるからさ。
だから持ってていいよ、冴来さん。
そう…。
貴方にはやっぱり見えないのね。
今まさに、ここに妖精がいるのに。
あ…。
そういえば私、貴方にペイント銃を借りたままね…。
ごめんなさい。
今度眠り舎へ返しにいくわ。
や、冴来さん・・
(明るい笑みを浮かべ手を振り)
妖精か・・不思議な出来事の多い寝子島じゃ
案外ありえない話じゃないかもね。
さて、と・・
(絵を描いている冴来さんの隣に腰掛け、野鳥の撮影をし始め)
さて、と…。
(地面に腰をおろし
スケッチブックと多色色鉛筆を広げ
絵を描き始める。)