エルデスト2階の部屋の一つ、鹿黒の自室。
一人暮らしに必要な物が一揃いと、ベッドや本棚があります。
基本彼が居るだけですが、遊びに訪れるなり迷い込むなりお好きにどうぞ!
一定期間流れが止まった場合は、退室された事にさせて頂き流れをリセットします(放置防止策
入室も退室もご自由に。
※
「ん?何か用でもあンのかい?」
ん、ありがとうよ。
未だにコレは苦手なんだよな、なかなか思うように上手い事いかねェ。
手伝ってくれて助かったよ。(若干うとうとしつつ微笑み
そうか、冴来も来てるのか。
何か下で用事でもあるのかねェ。
…遠いかァ。
…ついに妹離れか…?
(首を傾げつつTシャツを脱いで箪笥を覘き)
…今日は休みだしテキトーな格好でもいいか…。
お祖父ちゃん、おはようなのよ〜。
(ベッドを整えるのを手伝いながら
姉様も一緒に来てくれたのだけど
姉様は下で待っているって…。
なんだか最近、姉様を遠く感じるのよ…。
ん、いや、悪い悪い、寝こけてたな…(ぐぐぐと伸び
…っと、ちょっと待ってな(半袖から見える右腕にタオルケットを巻き付け
見て気持ちのいいものじゃねェものな、これでよしっと
おはようさん、いらっしゃい
ああ、自分の家だと思ってくれりゃあいいさ
好きな時に好きなように過ごせばいい、此処でよけりゃな(微笑みかけ
お、わざわざ持ってきてくれたのかい?
ありがとうな、紅茶が冷めねェ内に頂こうか
(もたもたとベッドを整え始め
あ…お祖父ちゃん、
眠っていたの邪魔してしまってごめんなさい…。
来ても大丈夫だったかな…?
岬姉様がお祖父ちゃんの分も
ケーキと紅茶を用意してくれたのよ。
お祖父ちゃんも良かったらー…。
(おずおずと部屋に入り、
テーブルにケーキと紅茶を置いて
んんん……ん……?(少しだけ目を開け
あれ、ももか……。
……おはよう?
……こんにちはか……?
………。
(寝転がった体勢のまま寝ぼけ眼でうつらうつらしている)
お祖父ちゃん〜。
こんにちはー…。
(扉をそっと開け、部屋の中を覗き込む
(休日だからか、昼間から簡素なベッドにうつ伏せに転がって寝ている)
※一旦リセット※
ただの喧嘩でも、駄目…。
お祖父ちゃんを傷つける人はみんなみんな大嫌い…。
お祖父ちゃんが心配だからじゃないの…。
傷ついたお祖父ちゃんを私がみたくないだけなの…。
昔は良く私やももも怪我をしていたから
手当をしている内に慣れちゃったの。
白衣の天使は…私には似合わないよ。
私は天使みたいに綺麗じゃないから。
(困った様に笑って
そうかい、此処に来る事が退屈凌ぎになるんなら(緩く笑んで
んん、じゃあ俺ァもっと精進しねェとやあなァ…。
まァ奴らにゃあ相応の目に遭ってもらったさ。
ってもただの喧嘩だからな、安心してくんな。
怪我人しか出てねェさ。
…心配させちまって、申し訳無ェな。
ありがとうよ(にこりと笑み
(絨毯の上に座り込んだまま、包帯の巻かれていく右腕を感心して眺め)
へェ、上手い事巻くな、冴来。
白衣の天使も似合うだろうな、きっと。
腕さえ応急処置してくれりゃ、後は自分でやるさ。
コレを手本にやるかね。(楽しそうに笑み
うん。退屈だったんだもの。
だってだって、お爺ちゃんを傷つける奴なんて私大嫌いなの。
お爺ちゃんには擦り傷一つ負って欲しくないのに…。
(おとなしく頭を撫でられ、悲し気な顔をして
うん、勿論喜んで!
じっとしていてね。
(慣れた手付きで丁寧に傷を消毒し、包帯を巻き
うお!冴来?来てたのかい?
(脱ぎかけた上着を慌てて羽織りなおし)
こんな怪我大した事ァ無ェさ。
やられたこともキッチリやり返して来たしな。
そんな物騒な事言いなさんな。(ふわりと撫でようと
ん、じゃあ包帯巻くの、手伝ってもらっていいかい?
片腕じゃあなかなか難しくてよ(緩く微笑みかけ、包帯と消毒液を机に並べ
ん…?
(声に気がつき、身を起こして
あ、お祖父ちゃん!お帰りなさい!
あれ…?怪我、してるの…?
何処のどいつ…?絶対、許さない…。
八つ裂きにしてこの世から消し去ってやる…。
(姿を見てぱっと笑顔を浮かべるが
頬の傷を見た瞬間、どろりとした黒い色を瞳に湛え
憎々しげに呟いて
ううん、今はそれより傷の手当をしなくちゃ…!
包帯何処にあるの?
私も探す!
(ベッドから飛び降りる様にして抜け出し
棚の方へ駆け寄る
(がちゃりと開けた扉をぞんざいに閉め、そのままずるずると戸を背にしゃがみ込み)
……はー、いってェ……。
組長と出るの久々だからって調子乗っちまったなァ……。
(暫し黙って宙を見詰めた後、棚の上の写真立てに目をやり)
ただいま、マリア。
お前さんのおかげで、片腕無くても何とかやっていけるなァ。
…はー、駄目だ、疲れた…年かね…。
…応急処置くらいしとくか、包帯どこだっけな…。
(切れた頬を大雑把に拭ってよろりと立ち上がり棚を漁り始めた。ベッドの方には気付いていないようだ。)
(扉を少し開けて部屋を覗き込み
お祖父ちゃんー…いないの?
つまらなあい…。
(きょろきょろと周りを見渡し
体を隙間に滑り込ませる様にして
部屋に入り込み、扉を閉めて
遊んで貰おうと思ったのになあ…。
仕事かな?私も、手伝いたい…。
(勝手にベッドへ入り込みもぞもぞ
最初は便利な力だと思ったけれど
最近はあまりこの力が好きでは無くて…。
大切な人の心を狂わせてまで
願いを聞いて貰っても、
私は少しも嬉しいと感じないし…。
でも、貴方ならそう言ってくれると思ってた。
私も鹿黒様の頼みなら
できる限り何だって叶えたいと思っているわ。
(柔らかに笑んで
うん、甘いものは美味しいわよね。
購入するときに思わず笑みが零れる程美味しいわよねー?
那由多、大丈夫。
貴女だって私を笑わせてくれている。
貴女はこんなにも私を愛してくれていて
私に尽くそうとしてくれている。
それが私は嬉しい。
私は貴女が大好きで愛しいの。
貴女が私を護りたいと思うように
私も貴女を護りたいと思っているわ。
だから無茶はしないこと。
誰が貴女を忘れても、私だけは貴女のことを
ずっとずっと、覚えているわ。
(那由多に優しく微笑みかけて
…その言葉に、嘘はない?
冴来を、守るの?
…笑わせてくれるの?
(じっと鹿黒の目を見詰めて
なゆたには、できないから
かぐろが、冴来を笑わせてくれるなら
なゆたは、かぐろが好きになれるかもしれない
(少し眉を寄せ、視線を床に落とし
君に言われなくたって、
冴来はなゆたが護るもん!
……でも、その…
…おじーちゃん、こそ、
しんじゃだめ…、
なゆたはわすれられるのが、
いちばんきらい…
(鹿黒に大人しく撫でられながら
ぽつりぽつりといつもより幼げに
んー、まァ大分物騒な見た目してる自覚はあるしな、俺。
別に二人に何かしようだなんて微塵も思っちゃあいないさ。
大事な二人に手ェ上げるくれェなら、自分で自分の眉間に風穴空けるよ(那由多お嬢ちゃんに笑顔を向け
そうか、じゃあ俺が冴来お嬢ちゃんを守れねェ時は、
那由多お嬢ちゃんが守ってやっておくれな。
勿論自分の身も大事にしろよ?
じーちゃんとの約束だ(頭を軽く撫でようと手を伸ばし
それに、まだ15歳か、若い若い!
冴来お嬢ちゃんもアレか、もれいびってやつか。
そんなろっこんもあんだなァ…。
俺のは感覚強化らしい、いつもマリア…俺の嫁さんに心の中で話し掛けてるみてェにしたら、ある日突然。
(言いつつロケットペンダントを握った手を胸に当て)
不思議だよなァ。
…ふふ、大丈夫さ。
お前さんの頼みは聴いてやりたいといつも思っているし、何より俺ァお前さんの笑顔が見たいんだけどな、冴来お嬢ちゃん。
だからそんな事、気にしねェでおくれ、な?(柔らかく笑み
(二人の様子に目に見えて狼狽しだし)
あ、あのだな、俺はその、甘いのは嫌いじゃねェってだけだからな?
美味ェもんが好きなのであって、甘いのは美味ェからすkげふんげふん、じゃなくて。
ほらあれだ、な?(顔をそむけ
貴女が私の言う事を聞いていい子にしていれば
私は貴女を嫌ったりしないわ。
因みに。
その人に何かしたら、私は貴女を嫌いになるから。
鹿黒様の傍は危険じゃないわ。
鹿黒様は私を護ってくれる人。
私の大切なお爺様だもの。ね?
えっと…。
(目線を合わされ、気まずそうに視線を逸らし
…私のろっこんは、笑顔で異性に頼みごとをしたときに
相手を魅了して頼みごとを叶えたい衝動を湧かせる
といったものだから…。
貴方にこの力は、使いたくないな、なんて…。
うん、それより
那由多の作るお菓子はとても美味しいのよ。
鹿黒様、甘いお菓子お好きだものね?
(からかう様に
…なゆたにとっては君が危ない人だよっ!
(じとりと睨みつけながら
なゆたは冴来が大好き、
冴来のためならなんでもするの。
…もし冴来に危害を加えようとしたら、
一瞬でその綺麗な眉間に風穴をあけてやるんだから…
(歪な笑みを浮かべつつ
…もーっ!
なゆたはもう15歳だよ!
子供扱いしないでっ
(しゃがみこんで目線を合わされた事に腹を立て
孫…ね
ふぅん…。
ほんとに、冴来を大事にするなら
君が冴来を笑わせてくれるなら
お菓子くらいは、なゆた焼いてあげてもいいよ
(ぷいっとそっぽを向きながら
君、甘いのが好きなんでしょ?
(ニヤリと口角を上げて