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\ オーバータイム!/
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<鈴島海賊の秘宝IV>伝説の島リ・ウグウ
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●槍をめぐって
扉が開かれ、10人ばかりの黒服を従えた片目サングラスの男が現れる。シーノのボス、リアージオだ。
男たちの中には黒いローブを頭からすっぽり被ったリンコと
鬼崎 あやめ
も混じっている。
「私たちのために槍を揃えてくれたそうだね。感謝するよ」
その嫌らしい言葉に、仲間たちがどれだけ奥歯を噛んだことか。
だが我慢だ。密かに、だが確実に、事を為すために。
リアージオは目を細め、ステンドグラスを眺め見る。
「なるほど。撃てばいい光珠の色はわかった。では槍を渡して貰おう」
修が問い掛ける。
「何が起こるか分かって言っているのか!?」
これは、挑発でもあり心からの疑問でもある。
するとリアージオは如何にも親切な紳士であるという顔をして大仰にステンドグラスを指し示した。
「もちろんだとも。あの歌はいわば、時空を乱す嵐クジラの取り扱い説明書のようなものだよ。『時巡る』の通りに光珠を撃ちぬくと、文字通り『時が巡る』。時間を旅することができるのだ」
「嘘だ!」ジュニアスが叫ぶ。
「後半こそ本当の意味での滅びの歌だ。後半のとおりに光珠を撃ちぬけば、たしかに嵐クジラは大嵐を起し、時を渡ることが出来ると言われている。だが、それは暴走と変わらない。無為に時空の流れの中に漕ぎ出せば、島は時空の狭間に落ちて戻れず、魂は永遠の檻に囚われてしまうだろう。そんなことになったら君たちも――」
とそのとき、天井から一つの影が舞い降りた。
次の瞬間、リアージオの喉元に押し当てられる刃。
敵のボスを後ろから羽交い絞めにしたのは<加速>で背後を取った
御剣 刀
である。
「立ち去れ」
短く告げる。
だが、リアージオは喉元に当てられた刃を無造作に握ると、不敵な笑みを浮かべた。
「いいのかね? 君たちにとっても有益な交渉を持ちかけに来たのだが」
「交渉だと?」
「そうだ。……君たちの仲間を三人、預かっている。ひとりにつき、槍一本と交換してやろうではないか」
「なっ!?」
これにはジュニアスも修も、他の一同も色めき立った。
「卑怯な!」
「出来るだろう? お優しい君たちの事だ。友人を見捨てるようなことはせんだろう。なに、安いものではないか。槍一本と、友人の命だぞ」
言いきるが早いか、リアージオは後ろから羽交い絞めにしていた刀を背負い投げた。
だがその時だ。
凛と渋い声が響き渡ったのだ。仲間たちに光明を授ける、福音のごとき声が。
「人質は無事よ! その交渉に乗る必要はないわ!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
前回シナリオ
<鈴島海賊の秘宝III>海へ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月28日
参加申し込みの期限
2015年08月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年08月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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