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温泉で、パジャマパーティー
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その3 パジャマパーティー
【1】
『梅の間』では、風呂から上がって来た若菜とマキナ、羽衣の三人が、さっそく持って来たお菓子を広げているところだった。
若菜は、ブルーの生地に、裾にあまり派手でないレースがついて、胸元にチェックのリボン飾りのあるおちついた中にも可愛い感じのパジャマを身に着けていた。
部屋にはすでに、布団が敷かれていたが、彼女たちは中央付近のものを巻き上げて場所を開けると、そこにハンカチやティッシュを引いてお菓子を置く場所を作った。
若菜はそこに、持って来た手作りのパウンドケーキと、ペットボトルの紅茶とみかん味の水を置く。
「手作りして来たって言ってたの、これ? 美味しそう」
羽衣の言葉に、若菜がうなずく。
「そうだよ。プレーンとほうれん草味があるから、好きな方を食べてね」
「わーい、ありがとう!」
礼を言って、羽衣は自分も持って来たお菓子を広げた。
「いちごチョコとか、マカロンとか金平糖とか、私もいっぱい持って来たよ。あと、これは自分で作ったクッキーなの」
言って彼女が最後に出したのは、星やハートの形の可愛いクッキーがいくつか入った袋だった。
「まだまだ練習中だし、若菜せんぱいみたいに上手くないけど、味見してもらえたらうれしいなって……」
そういう彼女が着ているのは、ももんがの着ぐるみ風のパジャマだ。もこもこして、温かそうだった。
「もちろん、味見させてもらうわね」
うなずく若菜の傍から、マキナもそれを見やって言う。
「なかなか美味しそうじゃないか。もちろんぼくも、味見させてもらおう」
そして、さっそくクッキーを一つつまんだ。
ちなみに、マキナが持って来たのは、『つちのこの里』のパーティーパックとクッキーだ。
モノトーンのシンプルなパジャマを着て、巻き上げた布団を背もたれにして座っている。
「こういう集まりって、なんだかわくわくしてしまうね。修学旅行の時とか、思い出すなあ……」
呟いてから、ふと思い出したように身を起こして二人を見やる。
「そういえば、寝子高は今、寝子祭の準備してる時期だっけ。二人は、コンテストには出るのかな?」
「若菜せんぱいは、出るんだよね?」
羽衣が、若菜をふり返って問うた。
「うん、そのつもりだよ」
「あたし、すっごく応援してる!」
うなずく若菜に、羽衣は顔を輝かせて言う。
「ぼくも覗きに行く予定にしてるから、楽しみだな」
それへ言ってから、マキナはそうだったと小さく頭を掻いた。
「いや、でも前夜祭は客は入れないんだったな」
「それじゃ、当日はあたしが若菜せんぱいの晴れ姿を撮影して、あとでマキナさんに見せるよ!」
思いついて言う羽衣に、マキナは笑顔になる。
「楽しみにしてるよ。……で、十文字さんはどんな衣装で出るんだ?」
「まだ悩んでるんですけど……せっかくだから、普段着ないような服にしたいと思ってます」
答えてから、若菜はふと思い出したように問い返した。
「そういえば、私が一年の時、マキナさんってもしかして、コンテスト出てませんでしたっけ?」
「ああ、裏ミスターに出てたよ」
マキナがさらりと答える。
「あ、やっぱり!」
若菜の目が、輝いた。彼女の記憶にあるマキナは、貴公子風の上品な中にも華やかな男装姿で、出場者たちの中でも際立っていた。
「すごくかっこよかったです。……あれ、マキナさんだったんだぁ」
その時の姿を思い出し、若菜はほうっと溜息をつく。
「ああいう、普段着ないような衣装を着るのも、なかなか楽しかったよ」
それへマキナは、苦笑して言う。
「うわあうわあ、見たかったー!! すっごくかっこよかったんだろうなあ……!」
去年はまだ中学生だった羽衣は、二人の話に小さく身悶えしながら声を上げた。
「写真あったら、見たいなあ」
「写真はあるけど、家だな……」
呟いて、ごめんと手を合わせるマキナ。若菜の方は、携帯電話のギャラリーをあれこれ見ていたが、顔をしかめて携帯を置いた。
「ごめんね。私の方は、ちゃんとマキナさんだってわかるように写ってるのがないみたい」
「なら、明日ここからの帰りに、二人とも家へ寄っていけばいい。コンテストの写真だけじゃなくて、クラスでやったメイド喫茶のとかもあるはずだから、興味があるなら、見せてあげるよ」
若菜の言葉に、マキナが言う。
「え? いいんですか?」
「いいよ、もちろん」
尋ねる若菜に、マキナがうなずいた。
「それじゃ、遠慮なくお邪魔します!」
羽衣も大きくうなずく。
「ところで、二人はどんなお店をやるのかな?」
それへ笑って尋ねるマキナに、二人は一緒に陸上部で出店すること、羽衣は他に製菓部でもクッキー教室をやることを告げた。
「どっちも楽しいし、美味しいはずなんで、遊びに来てね」
羽衣の言葉に、マキナがうなずく。
「もちろん、行くよ」
「私も休憩時間に、製菓部の方、遊びに行くね」
若菜も羽衣に言った。
「うん、楽しみにしてるね」
羽衣も笑顔でうなずく。
話す間にも、手はお菓子に伸びて、持ち寄ったものはどんどん消費されて行くのだった。
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担当ゲームマスター
織人文
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月14日
参加申し込みの期限
2015年07月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年07月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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