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温泉で、パジャマパーティー
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【3】
やがてすっかり日が落ちて、一同は宿の大広間でそろって夕食を口にした。
そのあと、冬華と桜は、常闇も誘って露天風呂へと向かった。
「先に行くぞ」
脱衣場で、さっさと服を脱いでしまうと桜は二人に声をかけ、浴室へと消えて行く。
「月さんは、素早いですね。……常闇さん、私たちも――」
それを見送り、常闇をふり返って言いかけて、冬華は思わず言葉を途切れさせた。
「あの……何か?」
まじまじと見られて、常闇が戸惑いの声を上げる。
「あ、ごめんなさい。その……なんだかすごく、アダルト……いえ、大人っぽい下着だったから、びっくりしてしまって……」
我に返って、冬華は慌てて言った。
それも道理、常闇が身に着けていたのは、黒のレースの下着だったのだ。しかもブラはハーフカップで、パンティーの方は布面積がかなり少ないビキニタイプだ。
「お泊りするなら、こうして一緒に着替えることもあるかもしれないと、少しおしゃれなものを選んだつもりだったのですが……変だったでしょうか」
常闇は、ひどく生真面目に、冬華に問う。
「あ、いえ……。別に、変というわけでは……」
冬華は答えに困って、言葉を濁す。
そこに、圭花と深夜子が連れだってやって来た。圭花は、先に展望露天風呂で汗を流していたが、ちゃんと体を洗いたいと、深夜子に同行したのだ。
先に、常闇の下着に気づいたのは、深夜子の方だった。
「イマドキの女子高校生は、なんだかすごいわね。……私も、もっと大人な下着をつけて来るべきだったかしら」
目を丸くして、そんなことを言う。
「いえ、私は別に……」
何か言いかける常闇に、圭花が笑って声をかけた。
「そういうのも、いいんじゃない? 普段はできない格好をするのも、お泊りの醍醐味よ」
「そ、そうですよ。……とにかく、温泉に入りましょう」
それを助け船と感じて、ホッと吐息をつくと、冬華も言う。
そのまま一同は服を脱ぐと、浴室へと向かった。
浴室では、先に入った桜が湯船につかりながら、ぼんやりと夜空を見上げていた。
(他の人とお風呂に一緒に入るのって初めてだからと、緊張していたが……温泉は気持ちいいな。こうしてつかっていると、そういうことも、気にならなくなる……)
そんなことを思っていたところに、冬華たち四人が入って来た。
常闇と圭花、深夜子の三人は、壁に並ぶシャワーの方へと向かい、冬華は体を流すと湯船に入り、桜の方へと近づいて来た。
横に並ぶ彼女に、桜は声をかける。
「同じ風呂でも、温泉は気持ちがいいな」
「そうですね。……こうやって、一緒に入るのも、いいものです」
冬華も、笑ってうなずく。
それへふと思い出して、桜は言った。
「そういえば、以前、冬華さんに合わせたデザインを描くって約束したな」
「そういう約束をしてましたね。楽しみにしてますが……。あの、月さん……?」
言いかけて、冬華はとまどった声を出す。
というのも、桜がじっと自分の体を見つめているのに気づいたせいだ。
女ばかりの露天風呂である。二人とも、もちろん裸だ。
女同士とはいえ、裸を凝視されるのは、やはり恥ずかしい。が、冬華は桜の真剣な顔に気づいて、それを言葉にはしなかった。
そんな彼女を前にして、桜の頭は彼女のための服のデザインのことで一杯になっていた。
(冬華さんは胸が大きくて、全体としては体のバランスが少し崩れているんだ)
じっと冬華の裸体に目を注ぎながら、桜はそんなことを考える。手は、自然とバランスを崩している原因である、冬華の胸に伸びていた。
(ん~。柔らかいけれども、これは邪魔だ。……いや、しかし、どうにもできない以上、逆にこれを強調するようなデザインを考えるべきかもしれない)
あれこれと考えを巡らせながら、手は冬華の胸を軽くもむように動いたあと、下からそれを持ち上げる。
「あんっ……!」
じっと黙って注視に耐えていた冬華も、これにはたまらず変な声を上げてしまって、真っ赤になった。
その声に、桜の方もはたと我に返る。そして、自分が何をしていたのかに気づいて、一瞬固まった。
「あ、あの。月さん? 手を離してもらえますか?」
言われて、桜は大慌てで手を離すと、謝る。
「ごっごめん。ちょっと、考えごとしてた。本当に、すまない」
「あ、いえ……。女の子同士ですし、そんなに気にしてません。大丈夫です。それに……」
冬華はそれへ、小さくかぶりをふったが、最後の言葉は胸の中でのみ呟かれた。
(少し、ドキドキしました)
と――。
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担当ゲームマスター
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月14日
参加申し込みの期限
2015年07月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年07月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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