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温泉で、パジャマパーティー
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その1 温泉旅館今戸へ
【1】
砂掛谷駅でロープウェイを降りて、
浮舟 久雨
は緊張しながら旅館への道をたどっていた。
串田 美弥子
から聞かされた予定では、午後三時に温泉旅館今戸の前に集合とのことだったが、一本早い時間のロープウェイに載ったせいで、集合時間よりかなり早く着いてしまいそうだった。
同じロープウェイに乗って来た
榊原 飛鳥
は、前を歩く久雨に気づいて、首をかしげる。
(……学校で見たことのあるような? 同じ方向に歩いてるってことは、パーティーの参加者かも。話しかけてみようっ!)
胸に呟き、足を早めて歩み寄ると、声をかけた。
「こんにちわっ! もしかして、あなたも温泉旅館今戸に行くの?」
驚いてふり返った久雨は、「あ、ああ……」と緊張した面持ちのまま答える。
「じゃあ、一緒に行こうよ。私も、参加者だから」
「あ、ああ……」
言われてうなずき、久雨はなんとなくぎくしゃくと歩き出す。
それを見て、飛鳥は再び首をかしげた。
「何か、緊張してるの?」
「え……。いや……その……」
問われて久雨は、しばし言葉を濁したあと、小さく咳払いして答える。
「こういった会は初めてでな。何か決まりや作法はあるのか?」
「う~ん、どうかなあ」
しばし考え、飛鳥は笑った。
「難しいこと考えなくても、楽しめばいいんじゃない?」
「そ、そうなのか?」
「そうそう」
明るく笑う飛鳥に、久雨は少しだけ緊張がほぐれた気がした。
やがてたどり着いた温泉旅館今戸の前には、すでに美弥子が来ていた。
三人であれこれ話すうち、他の参加者たちもやって来た。全員そろったところで、彼女たちは旅館のロビーへと移動する。
フロントでチェックインを済ませた美弥子が戻って来ると、部屋割りを書いた紙を全員に配って言った。
「部屋は、四つお願いしてあるわ。部屋割りは私がしたけど、何か問題があったら、言ってね」
渡された紙を見て、久雨は思わず目を見張る。
「私たち、同じ部屋みたいだね」
飛鳥も紙から顔を上げ、笑って言う。
「ああ……」
さっき会ったばかりだったが、不思議と安心して久雨はうなずいた。
旅館の人に案内されて、全員でロビーから二階にある部屋へと移動する。
美弥子が予約した四つの部屋は、廊下に面して隣合った部屋が二つずつ向かい合う形になっており、それぞれ『松の間』『竹の間』『梅の間』『鶴の間』と名前がついていた。
久雨と飛鳥の部屋は、『松の間』だった。
「なんだか、おめでたい名前なのだ!」
そんなことを言いつつ、荷物を部屋の隅に置いたのは、
後木 真央
だ。
「地元の旅館も、よそと変わらないね」
室内を見回していた
恵御納 夏朝
が、そんなことを言う。
ちなみに、彼女を誘ったのは真央だ。
スマホで『ネコ島Ch』の書き込みを見せて、言ったものだ。
「夏朝ちゃん、温泉で女の子だけのパジャマパーティーがあるらしいのだ。一緒に行こうなのだ!」
書き込みを読み、主催は美弥子だと知って、夏朝も来ることに同意したというわけだった。
「同じ寝子島内なのに、旅館だと遠くに来たみたいな感じがするねぇ」
言いながら、あちこち襖などを開けてみたりしているのは、
雨寺 凛
だ。
「美弥子ちゃん、今日は素敵な企画を主催してくれて、ありがとうね! 存分に楽しませてもらうよ!」
旅館の前で美弥子に会った途端、そう叫ぶぐらいには、今日を楽しみにしていた。
「ねぇねぇ、見て! ここ、外にお風呂があるわ!」
同じく襖や障子を開けてみていた
羽生 碧南
が呼ぶ。
その声に、他の五人が集まって来た。
碧南が指さしているのは、部屋から障子一枚隔てた先にある一見するとバルコニーのような場所だった。
その中央付近に楕円形の湯船がはめ込まれ、たっぷりと湯が満たされた状態になっている。
「すごいのだ!」
真央が目を見張って叫ぶ。
「二階だけあって、見晴らしもいいね!」
飛鳥もうなずいて言った。
「部屋に設置された、展望露天風呂……とでもいったところか」
バルコニーを見回して、久雨が呟く。
そうやって、ひとしきり室内を見回って賑わったあと。
「私、紅葉狩りがてら、あたりを散策してみようと思うんだけど、誰か一緒に行かない?」
碧南が言い出した。
「行く行く。来る途中、赤く染まってるのが見えたから、きっと綺麗だよね」
即座に答えたのは、飛鳥だ。彼女は、久雨をふり返った。
「久雨ちゃんも、行くよね!」
「あ、ああ」
なんとなく勢いに押されて、久雨はうなずいてしまう。
そんなわけで、碧南、飛鳥、久雨の三人は紅葉狩りと周辺の散策へと出かけて行った。
一方、真央と夏朝、凛の三人は。
「ここ、足湯があるって旅館の人が言ってたよねぇ。私、それ行ってみたいなぁ」
凛がそう言い出したので、真央と夏朝も興味が湧いて、一緒に行くことにしたのだった。
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担当ゲームマスター
織人文
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月14日
参加申し込みの期限
2015年07月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年07月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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