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温泉で、パジャマパーティー
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【2】
三人が寝子祭の話題で賑わっているところに、風呂から戻って来た梢と由貴奈が加わった。
二人とも、旅館の浴衣をまとっている。
「先に始めてるよ」
「宴たけなわですねー」
二人に声をかけるマキナに、梢が笑って返す。
「いっぱい持って来たから、お菓子食べてね」
お菓子を示して羽衣が言えば、「私も持って来ましたよー」と梢は自分の荷物から、激辛煎餅と水筒に入ったほうじ茶を取り出した。
「トランプとか持って来たよぉ。ポーカーとか、大富豪でもするー?」
と、トランプを取り出したのは、由貴奈だ。
「大富豪でいいんじゃない? みんなで遊べるよ」
若菜の言葉に、梢も「賛成でーす」と声を上げる。
「じゃ、大富豪ねー。ただ単に遊ぶのもつまらないから、負けた人は罰ゲームね」
「罰ゲームって、どんな?」
尋ねる羽衣に、少し考え、由貴奈は荷物からうさ耳カチューシャを取り出した。
「これ付けて……語尾に『ぴょん』を付けるんだよぉ。あとは、王道で好きな人のタイプを言うとか、先生のモノマネとか」
「じゃあ、一位になった人が罰ゲームの内容を決めるっていうのは、どうだい?」
由貴奈の言葉を聞いて、マキナが言う。
「あー、それいいねぇ。それにしよう。……いやぁ、楽しくなりそうだねぇ」
のほほんと言って、にんまり笑う由貴奈に、梢は拳を握りしめた。
「いいですよ、俄然燃えて来ました! ぐーの音が出ないくらいに、勝ちまくっちゃいますしー!」
「すごい自信だね」
マキナが言って笑うと、始めようかと、由貴奈にカードを配るよう促す。
こうして、『梅の間』の面々は罰ゲームありの大富豪に突入したのだった。
一方、『松の間』では、凛、真央、夏朝、碧南がコイバナに花を咲かせていた。
それぞれが布団の上に、寝ころがったり座ったりして、枕元に近いあたりに、持ち寄ったお菓子を置いている。
凛はお気に入りのオレンジのパジャマを着て、手作りのマドレーヌを持参していた。
真央は、猫鳴館の寮生らしく(?)何かあってもすぐに飛び出せる陸上部のTシャツに七分丈のジャージパンツを着用している。持参したのは、肉球パンとカップ入りのプリンやゼリーなどのスイーツだ。
夏朝は猫柄のパジャマを着ている。『なめこの山』と『つちのこの里』『パッキー』と、あとは小さな煎餅が袋に入ったものを持って来ていた。
「ふぉぉ、夏朝ちゃんのパジャマ、かわゆすなのだっ!」
真央は、彼女のパジャマを見るなり、叫んだものだった。
「ありがとう。てっきり、後木さんも猫柄のものを着ると思ってたけど、違うんだ」
「寝る時は、これが一番しっくり来るのだ」
言われて真央は、笑って返す。
一方、碧南は薄いピンクのパジャマを着ていた。ギンガムチェックの柄で、胸元にガーリーなレースがあしらわれており、ボタンはウッド風だった。
ちなみに彼女、普段はパジャマではなく、ロングTシャツやジャージを着て眠っている。というのも、身長百八十センチの彼女は、風呂でも言っていたとおり、なかなか着られる服がないのだ。殊に、『可愛い』服となると、みつかる確率は低い。
今着ているパジャマは、寝子島アウトレットで偶然みつけて、即購入したものだった。
その彼女が持参したのは、地元の名物『猫サブレー』だった。親猫と子猫と肉球の三種類を買って来ていた。
「猫サブレーって、地元民はあんまり買わないんじゃないかと思って、買って来てみたの」
「言われてみれば、あんまり買わないよねぇ」
凛が笑って、肉球のを手に取る。
ちなみに、この部屋の残る二人、久雨と飛鳥はロビーへジュースを買いに行っていた。
「……そうだなぁ。プロのミュージシャンになるっていう私の夢を、一緒に応援して、支えてくれる人……かな?」
今は音楽が恋人だと言う凛が、碧南に好きな人のタイプを訊かれて言う。
「もしそうして夢がかなえられたら、その人のために歌を作って届けてあげたいかな……」
少し照れたように話す彼女に、碧南が小さく吐息をついてうなずいた。
「そうね。そういう、自分の夢を応援してくれる人って、いいわよね」
「真央ちゃんや夏朝ちゃんは、好きな人いないの? いるなら、好きになったきっかけとか、もしおつきあいすることになったら、一緒に何して過ごすとか、聞きたいなぁ」
うんうんとうなずき、凛は真央と夏朝に水を向ける。
「恋愛っ!? デビルサンタさんを信奉する真央ちゃんには、難しすぎるお話なのだ……」
真央ががくりと畳に手をついて言えば、夏朝も「僕も好きな人なんていない」とかぶりをふった。そして、付け加える。
「でも、もし恋愛するなら……猫さん好きな優しい人が、いいな」
「優しい人がいいわよね」
それにうなずき、碧南が言った。
「優しくて――『はじまりのステラⅢ Je te veux』の紫門くんみたいな人……とか?」
自分で言って、一人照れている彼女に、夏朝が尋ねる。
「それって、ゲームのキャラクターか何かなの?」
「そうなの。すっごく素敵な人なのよ! 見た目はイケてるし、優しくて思いやりがあって……」
うなずいて碧南は目を輝かせて、語り始めた。
それを尻目に、凛は「私もいつかは素敵な恋をしてみたいなぁ」と呟いて、吐息をついた。
「一緒にお洒落なカフェに行ったり、遊園地でデートしたり。きっと楽しいんだろうなぁ……♪」
続けて、軽く妄想の入った呟きを漏らす。
「凛ちゃんならきっと、いずれそういう相手がみつかるのだ」
真央は言って、パッキーに手を伸ばした。
「お菓子は心の栄養なのだ。うまうまなのだ♪」
楽しげにそんなことを呟く彼女は、まだまだ花より団子のようだった。
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担当ゲームマスター
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ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年07月14日
参加申し込みの期限
2015年07月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年07月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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